と
「不活化ワクチン」
という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
これは、「ワクチンの性質」で分けたものです。
「生ワクチン」とは、生きている病原体を注射するものです。
ただし、強力な病原体をそのまま注射すると病気になってしまうので、手を加えた病原体を使用します。
例えば「弱毒生ワクチン」というものがあります。これは、ウイルスを何代にもわたって育て続けて、貧弱にしたウイルスを使用したものです。
イメージ的には、ず~と動物園で何代にもわたってライオンを飼っていくことで凶暴性がほとんどなくなってしまう、といった感じです。
一方
「不活化ワクチン」とは感染性を完全に失った病原体を注射するものです。
例えば紫外線などで細菌などを完全に殺してしまってから、ワクチンとして使用したりするものもあります。
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