校門の少女 | こたんのぶろぐ

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ほぼ
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前聞いたコワイ話です。


ある日、夕暮れから闇に変わる時間、学校から帰ってたら


校門横の塀の上に、知らない女の子が腕組みをしたようなポーズでこちらをじーっと見てました。


なぜこんな時間に女の子が?と不思議に思い、声をかけたのですが


ニコニコとしているだけで、何も返事はありませんでした。


変に感じましたが、早く家に帰らないとと思い、塀ぞいに歩いてたら


女の子も移動していて塀の上から同じポーズでニコニコこちらを見ていました。


この塀は高く、一度降りてから登りなおさないといけないので、


こんなに早く移動できるはずがありません。


怖くなり、急ぎ足で再び塀ぞいに歩き、塀をみたら、また女の子が移動していました。


ますます怖くなり、今度は塀の女の子をみながら、塀ぞいに反対方向に早足で歩くと


同じスピード、同じポーズですーっと塀ぞいに移動しているではありませんか


もう恐怖しかなく、叫びながら塀から遠ざかるように走ったら、


その女の子は、


「待ってよ~~!!!」


と、腕組みしたポーズのまま、こちらに飛んできました!しかも・・・


その女の子のひじから下がありませんでした。


無我夢中で走って家に帰ると、もう女の子はいませんでした。


あの女の子は何だったのか?今でもわかりません・・・