帰国翌日からひたすら仕事w
ようやく一息ついたので、どうしても書いておきたかった事柄を少し・・・

1.たぶん、「いわゆる詐欺」のターゲットになったw
http://www.shanghainavi.com/special/5036589
ここの、ケース①-1
まさにこれwww
交差点で信号待ちをしていたら、感じの良い中国人カップルに写真を撮ってほしいと言われました。英語で。
「東方明珠塔を入れてね」など、可愛らしい注文もあり。
シャッターを押して「これでいい?」と訊くと「ありがとう」と。
「じゃね!」と手を振り、去ろうとすると、二人して思いっきり引き止める。
面倒くさいのでw自分の耳を指差し、両手でバッテンを作って、もう一度バイバイを。
それ以上は追いかけてきませんでした。
ただね、上のリンクにもあるように「あり得る範囲内の値段」であれば、束の間であれ一緒に楽しく観光ができたお礼として諦めてもいいんじゃないかな?
私の場合、残念ながら「旅は一人が好き」なので、もし彼らがターゲットとして私を選んだのであれば、相手を間違えただけです。

2.地下鉄内でも、商店や飲食店内でも、道端でも、とにかく人をガン見します。もちろん、なにかしら興味を引かれる人に限るのでしょうが。
その人が視界から消えれば、また他の人をガン見。
「メンチ切ってんじゃねーよ」系の人は、上海には行かない方がいいですw
気にせず無視できるか、「なにかご用?」的に微笑める人じゃないときついかな?

3.台湾でも思ったけど、とにかくワンコが多い。これは嬉しい。
でもワンコの○ンコも道にたくさんw
これも私の場合に限って言えば、関東から関西に来た時に、あまりのワンコ○ンコ路上放置の多さにビックリし、その後、慣れたので、今さら驚くこともなし。

4.使えるものは何でも使う。壊れてても使える状態なら気にしない。
これは、いいことですよね。ほんとに。
私、勿体ないという精神が大好きです。
ただ、その勿体ないの基準が、日本人とは微妙にズレているかもしれません。
これも文化や習慣の違いであり、嘲り笑ったり否定すること自体が間違っていると思います。

5.お釣りや物などをポンっと投げるように寄こす人がいる。
悪気はありません。日本の基準で怒っても、多分本人には意味がわからないと思います。
もちろん、丁寧に渡してくれる人も多いです。
だから人による。
日本基準で「けしからん!」と文句を言っても意味がないということ。
傷ついたり不愉快になるなら、行かない方がいいと思います。

6.基本的に朝ごはんは外食のようです。そのための屋台が路上にたくさん出ています。しかも超安い。
もしかしたら、朝のみでなく、家で食事を作ること自体が少ないのかもしれませんね。
よく、中国食品の安全性が取り沙汰されます。
私も好き好んで毒入り食品を食べたいとは思いませんし、食品に対してとんでもない悪事を働く輩には腹が立ちます。
でも、普通の店で普通に食品を選択するなら、そんなに神経質になることもないんじゃないかな。
上海の子供たち、とても元気でしたよ。そして可愛かった。
そもそも、言われるような毒ばかり食べているなら中国人はかなり減少していてもおかしくないでしょう?
どこの国にも、あくどく儲けようとする人間はいるものです。
日本も例外ではありません。

7.日本人しかも女性の一人旅と知ると、こちらが不快になるような態度をあからさまにとる人もいました。でも、たった一人だけでしたよ。
これも、やはり人によるのでしょう。
でも、もしもこの旅で「日本人は出て行けー!」などと罵倒されたとしたら、私は果たして上海や中国にここまで好意的になれたでしょうか。自信がありません。
日本に来る外国の人々にできるだけ親切にしようという気持ちも、この旅で再認識できたことの一つです。

さて、今回の私の上海日記、おそらくこれで本当に完結です。
拙い文章をお読みくださった方々、ありがとうございます。

できることなら、全ての人々がそれぞれ幸せでありますように。

2020年オリンピック開催地=東京を知った日に・・・
今日も今日とて05:00起床・・・
空には少し雲が多いかな?

今日は、早起きして静安寺に行く!と昨日から決めていました。
http://www.shanghainavi.com/miru/277/

「もう私の足だぜw」的な地下鉄に乗り込み、そのものズバリ!静安寺站で下車。
「え?お線香の匂い?いや、お寺に行く気満々だから幻嗅?」
いえ、決して幻嗅ではありませんでした。
地下鉄の駅にまでお線香の匂いが漂っているのです。
素直に案内板に従い、地上に出ると・・・
「なんなの!?この人出は???」
ちなみに、07:00になるかならないかの時間。(上記リンクには07:30~となっていますが、07:00前にはその状態でした)
上のリンク先にある写真のような閑散とした雰囲気は皆無。
中学生くらいの子から、おじいちゃん、おばあちゃんまでわらわらと。
「こんな時間から何やってんだよ?」と、完全に自分を棚上げして呆れていた私。
この人々が全員お線香(日本のお線香ではないです。10倍くらいの太さ&長さ)を焚くんだもん。
そりゃ、地下鉄まで匂いが漂うわけだよ。

お金を箱に投入し、用意してあるお線香を手に境内へ。(上記リンクには入場料が記載されていますが、観光の場合のみかもしれません。参拝の人々は、各自自分の出せる範囲で箱に入れていました。多分)
お線香に火を点し、周りの人の参拝方法を真似て参拝。
お願いではなく、良い旅ができたことのお礼を申し上げました。

しかし、本当に上海の人々はパワフル。
仏閣への参拝までもが、すさまじいまでのエネルギーに満ち溢れています。

以前、京都の名刹で、賑やかな中国人観光客に出会ったとき、私の参拝方法を真似て賑やかなおしゃべりを止め、静かに参拝してくれた人々を思い出しました。
日本に来た人々の賑やかさに対して、つい眉を顰めてしまう時があるけれど、それはやはり習慣の違いなのです。
京都での一件を思い返しても、彼らが徹頭徹尾「何が何でも我流を通す。郷に入っては郷に従えなんて真っ平ごめん」と考えているわけではないように思います。

ゆっくりと時間をかけて、そのパワフルさに身を浸し、静安寺を後にしました。

ホテルの部屋に戻り、荷物のパッキングです。
更年期を迎えようかというご老体wにとってパワフルすぎる雑踏から、私を四日間守ってくれた静かなお部屋です。
パッキングが完了し、「谢谢」と書いたメモと一緒に、両替ができない硬貨を全て机の上に置いてからお部屋を出ました。

チェックアウトして地下鉄の駅へ。
しっかし、旅の終わりのセンチメンタル気分さえぶち壊してくれるんだな。これが!www
むっちゃ能天気な雑踏とひっきりなしのクラクションがwww
ありがとよ!w

地下鉄に乗り、またリニアに乗るかなと思ったとき、はたと気付きました。
もうリニアの料金分の元を持っていないことに・・・
両替が面倒くさいので、ほぼ使い切ってしまったんですよね。
あきらめて地下鉄で行くことにしたのはいいのですが、遠い・・・so far・・・
しかーも!途中の广兰路站で折返し運転となるため、浦东国际机场站行きに乗り換えなければならないのを知らず、一駅戻っちゃったしw
http://www.shanghainavi.com/special/5033584

そんなこんなで空港到着。
チェックインを済ませて空港内をぶらついたのですが、すごい閑散ぷり。
来たときは気付かなかったのですが、ほんとにガラーンとした感じ。
お店も少ないし。
シーズンには混み合うんでしょうね。
人口が桁違いですからね。中国。

フライトが30分ほど遅れましたが、無事関空に到着。
機上から見る日本の灯りが、それはそれはきれいでした。

というわけで、今回の小さな旅は終了したのですが、「もう一度、上海に行きたい?」と訊かれたら「うーん・・・」ってなるかな。
上海博物館は、絶対にもう一度行きたい。
だから、どこかへ行くときのトランジットとして、時間に余裕をもたせたうえで上海に行き、博物館だけ見たい。かなw
上海(もしかしたら中国の他の都市も)は、のんびりしに行くところではない気がする。
もっとアグレッシブな理由で訪れる場所のように思いました。

それでも、パワフルで魅力的な都市には違いありません。
その昔、魔都と呼ばれたことも、なんとなくわかる気がします。

ありがとう。
I love 上海。
今日も上海は晴れて暑かったです。
とはいえ、きっと真夏の陽射しではないはず。

今朝も05:00頃に目覚めたのですが・・・
昨日歩きすぎたせいか起きるのがだるく、朝ごはんもファミマ(こちらでは全家)で買っておいたパンと乳酸飲料で軽く済ませました。

蘇州へも行きたいなーなんて思っていたのですが、それよりどうしても行きたかったのが上海博物館だったので蘇州は次のお楽しみにとっておくことにして、今回の観光は市内オンリーに決定。

のんびりした朝を満喫して、10:00から活動を開始しました。
まずは地下鉄!

徐家匯駅で下車。目指すは衡山路。
私、個人的に中国の古代~中世ってあまり興味がなくて、近代、しかも辛亥革命後に中華民国となってからのこの国、ことに上海に興味があります。
租界時代、ど真ん中ストライクです。
で、
衡山路。ここは旧フランス租界。
なんか、空気が違います。
http://www.shanghainavi.com/miru/14/
私の勘に間違いがなければPM2.5も薄まってる気が。
この辺りだったら、移住してもストレスなく生活できるかもしれません。
まあ、交通マナーは南京西路や西蔵中路その他と変わりませんが、車が少ない分全然マシです。
私はクリスチャンでもなんでもないのですけど、上海国際礼拝堂の佇まいには少し感動しました。
思わず、ペギー葉山の「学生時代」を口ずさむ・・・

また地下鉄に乗り、安福路から復興西路を目指すべく常熟路駅で下車したのですが・・・お腹空いた・・・もう歩くのやだ・・・
ということで、再度、地下鉄に乗り込み人民広場駅で下車。
福州路沿いの小吃店で軽くお昼を済ませ、本日のメインイベントである上海博物館へ。
http://www.shanghainavi.com/miru/36/
ありえないことに、無料なんです。
しかも、館内展示物のほとんどが撮影OK。触ったり、ロープの中に入ったりさえしなければ完全に自由。
もちろん、その分警備員が各スペースに1~2名しっかり張り付いていますけど。
これって、雇用創出ですし、中国がこの博物館にどれだけ自信をもっているかが窺えます。
単純馬鹿の私は、対中国ODAへの反感が少しだけ薄れてしまいました。
いけませんね。
私の感想としては、4階が一番良かったです。
少数民族文化の展示室と、玉器の展示室、そして明清時代の家具の展示室。
何なんだよ、この芸術の百花繚乱さは・・・と半ば放心状態。
多民族国家としての底力がこんなにあるのだから、人権に対する方針さえ変えればものすごい国になるじゃん。中国。
ここは、1日いても見尽くせないと思います。
結局、3時間ほど見て回った(飽きっぽい私には異例中の異例)のですが、それでもじっくり見たとはとても言えない。
ここは、絶対にもう一度来たいです。

一旦ホテルに戻り、一休み。
小一時間休むと足の疲れが癒えたので、いざ外出。

今日は、また上海老街に行ってお土産をみつくろいたいと思っていたのです。
また、猿回しのおじいさんに会えるといいなと思っていたのですが、空振りでした。
http://www.shanghainavi.com/miru/20/
一日目、気付かずに迷い込んでいた四牌楼路は、エネルギー不足のため回避。
ここにはホントすごいエネルギーが渦巻いているので、皆様、疲れているときは避けましょう。
http://www.shanghainavi.com/miru/287/

あるお店でちょっとしたお土産をゲットしたのですが、お店を出てしばらくして、ふと自分の持っているレジ袋を見ると・・・なんとコーナンの袋ですwwwwwwwwwwww
こんなところでコーナンに会うとは思いませんでしたwwwww
よしよし、一緒に日本に帰ろうなw
想像をあまりにも軽く超える使い回しっぷりに、一人で大爆笑。
道行く人が振り返って見てましたwwwww

ホテルに戻る途中、こじんまりした広場から賑やかな音楽&ライブの歌声が聴こえてきます。
「おー!上海にもストリートミュージシャンがいるんだ!」
と人だかりをかき分けて見に行ったら・・・ストリートミュージシャンならぬストリートカラオケでした!
おじさんが、すごく気持ち良さそうに歌ってて、周りも超楽しそう。
ヤンヤヤンヤの拍手で2曲、3曲と歌わされるおじさん。
いいよね。こういうの。と思いながら、その場を後にするも、太極拳の練習をしている人、30~40人のグループで流行歌に合わせてダンスをする奥様方などなどなど・・・
早朝と寸分違わぬ光景が繰り広げられています。
この人達・・・いつ寝てるの???と思ってしまいました。
もちろん同じ人々ではなく、早朝タイプと晩タイプがいるのでしょうけど、でもあまりにも同じ光景なので、軽くデ・ジャ・ヴ

日本には、きっとこのエネルギーを嫌う人もいるでしょう。
確かにとんでもない自己中で、傲慢で、強欲で、鉄面皮で、嫌な面がたくさんあるように思う。
試しにBlueSurfeceを通さず、Google中国語版:谷歌で「天安門」と検索してみたところ、検索結果は表示されますが、アクセスはできませんでした。
その後、少しの間Google自体をつなぐことができなくなりました。
こういう暗部も確かにあります。

でも私は、中国人なかんずく上海人がとても好きになってしまいました。

そんな1日です。