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今日は、当時私をいじめた(と私が思っている)子(Aちゃんとします)
と会って
話したことを書きます。
なみぃの言葉は水色で、Aはピンク。
「あのね、20数年も前の事を蒸し返して本当悪いんだけど…
私さ、小学校低学年の時、
Aちゃん達と仲良く出来なくて、結構辛かったんだよね。
担任◯◯先生だったしさ。
仲間外れにされると悲しくて、子どもながらに自分の言動がまずかったかな?とか結構原因探しをしたりしてね。
で、私も「やめて」って言えなかったし、
誘われたら嬉しいから行くんだけど、
自分からは誘えなかったし、
「仲間に入れて」って言えなかった。
本当は仲良くしたかったのに、「そんな風にするなら、別に仲良くしてくれなくてイイし」みたいになってたこともあったしね。
でも、私も高学年の時にAのことをみんなで仲間外れにしたりしたことも思い出したりして…謝りたいなあという気持ちもあってさ。
で、何より大人になっても当時の事をギューって握りしめてる自分がいて、
もう30だし、そろそろ過去を清算したかったんだよね。
それで、Aから見て、私はどういう風に見えてたのか、聞いてみたくて。
ヒントが欲しくて会おうと思ったんだ。
…
思ってたんだけどね、
今朝、
これは自分とAを始めとする他の3人の問題じゃなくて、
自分と親の問題だと言うことに気付いてしまって。(笑)
当時は親に言ってなかったからねー。
まあ、そんな感じなんだけどさ、
やっぱりAに会って話を聞きたかったんだ。」
ふー
ここまで一気に喋った。
Aは始終穏やかに話を聞いてくれた。
で、ゆっくり話し始めた。
「なみぃと初めて会ったのが保育園の年長さんの時だったけど、全然違うタイプの子が入って来たと思ったんだよね。
今の言葉で言うとさ、なみぃはアーティストなんだよ。
初めて会った日、なみぃは全然保育園の建物にも入ってこなかったの、覚えてる?
雨が降ってたんだけど、なみぃは長靴履いて傘さしてさ、
あっちの水たまりで遊んでは、こっちの花を見て、そっちの草をいじって…全然入って来なくて。
ああ、この子は私とは全然違うタイプなんだ。
私は与えられたらそれをこなすことは出来るけど、この子は自ら創り出すことが出来る子なんだ…
って感じたのをすごく覚えてるんだ。
多分、その時に私となみぃを違う人種として区別しちゃったんだと思う。」
って。
ほーーーー
全っっ然、覚えてない。(笑)
ほーーーー
そう見えたのか。それは気づかなかったなあ。
保育園時代は割と仲良くしてた気がするし、
初めて仲良くなれたのがAで、嬉しかったんだよなあ。
で、話は暗黒の小学校時代のことに。
「小学校に入ると、四人が机を合わせて勉強する時に、下敷きを机と机の間に挟んで見えないように隠すのが流行ったよね。」とA。
そうそう、私は他の人の答えとか見ないのにさー
(だって人の答えなんか見なくても勉強出来たしね。(笑))。
あれ悲しかったなー。
「私はBとCが怖くて、いつも自分がハブかれるか、なみぃがハブかれるかと怯えてた」
「そうなの?私はてっきりAが一番強くて、BとCが子分的な感じだと思ってた。」
へーへー意外
「BとCの家は近いし、親同士も仲が良かったから…。
私の家は同じ集落とは言え小学生が簡単に歩ける距離ではなかったから、時々しか遊びに行けなかったんだよね。
で、私の家は山の関係で入らないテレビとかもあって。(笑)その番組の話とかされるの、わからないから結構辛かった。」
ほーほーほー
「あの頃はさ、うちの両親、家でしょっちゅうケンカしてたんだよね。私、毎朝大泣きして起きてた。
その頃はわからなかったけど、きっと人をいじめることでストレスのはけ口になってたんだと思う。
家での出来事とかを、学校で口に出すことも出来なかったしね。」
ええええ
全然知らなかったよー…
Aも辛かったね。。
そのあと、Aが高学年になってハブかれた時のことや、中学高校のこと、小学校の先生のこととか、色々話した。
Aは、
「まさかなみぃとあの頃の話が出来る様になるとは思わなかったなー…ありがとね!嬉しいわ。」
と言ってくれた。
「今は『ごめん』ていう言葉も出なくて、むしろごめんって感じなんだけど…」
とも言ってた。
Aとここまで腹を割って話せたのは初めてだけど、
今になって思うのは
やっぱり彼女が最初に感じたように
私と彼女はかなり違うタイプ。(笑)
で、彼女はすごく繊細で
しっかりしているように見えるけど
実は天然で
人一倍マジメな人。
ってこと。
Aとの話はこんな感じ。来週、この地方に来てくれるみたいなので、また会う約束をしています。