身体はすこぶる元気な
アルツハイマー型認知症の母のトイレ介助と
脳卒中が原因でからだが一部不自由な
血管性認知症の父のトイレ介助。
アルツハイマー型認知症の母のトイレ介助と
脳卒中が原因でからだが一部不自由な
血管性認知症の父のトイレ介助。
父が水頭症で入院する直前は、
それまでリハパンだった父も、
いわゆる紙おむつ。
それまでリハパンだった父も、
いわゆる紙おむつ。
母はリハパン。
リハパン=リハビリパンツ
すなわちパンツタイプのおむつ。
すなわちパンツタイプのおむつ。
リハパンもおむつも使うまでが大変ですが
それはまた今度書くとして。
それはまた今度書くとして。
トイレ介助はトイレの広さにその労力
や技術を要します。
わが実家のトイレは、
昭和の玄関脇にあるタイプのトイレで狭い。
ひとりだと余裕で落ち着くけれども、
二人だとギュウギュウで身動きとれない。
や技術を要します。
わが実家のトイレは、
昭和の玄関脇にあるタイプのトイレで狭い。
ひとりだと余裕で落ち着くけれども、
二人だとギュウギュウで身動きとれない。
狭いから夏は暑い。
冬は常に温めたくても
暖房器具を置くスペースがない。
なので、あらかじめトイレを温めておき
トイレに入るときは暖房器具を外に出す。
冬は常に温めたくても
暖房器具を置くスペースがない。
なので、あらかじめトイレを温めておき
トイレに入るときは暖房器具を外に出す。
その狭い中に、手すりを設置したため、
さらに窮屈に。
介助をするたび介助する側が手すりに
からだや頭をぶつけてしまうという災難。
さらに窮屈に。
介助をするたび介助する側が手すりに
からだや頭をぶつけてしまうという災難。
狭い中で、
自分のからだの動かし方、
父母各々からだの動かせる可動域に
合わせた介助と
痛みを伴わないかつ清潔になるような
スムーズな介助が必要。
自分のからだの動かし方、
父母各々からだの動かせる可動域に
合わせた介助と
痛みを伴わないかつ清潔になるような
スムーズな介助が必要。
そして大小に合わせた除菌シートや
着替え用のリハパン、パッド、
オムツ入れなどを使いやすいよう
用意しておくこと。
着替え用のリハパン、パッド、
オムツ入れなどを使いやすいよう
用意しておくこと。
自分だけでなく、
本人や妹たち、ヘルパーそれぞれが
一目見てわかるような配置。
ただでさえ狭いのに、備品も多くなる。
本人や妹たち、ヘルパーそれぞれが
一目見てわかるような配置。
ただでさえ狭いのに、備品も多くなる。
介助する自分のからだをどこのスペースに
滑り込ませるかとか、
トイレ介助というデリケートで
プライドの扱いも難しい作業を
いかにスムーズに快適に行うかという課題。
滑り込ませるかとか、
トイレ介助というデリケートで
プライドの扱いも難しい作業を
いかにスムーズに快適に行うかという課題。
失敗の連続。
着替え中に小をあびたり、
大をキャッチしたり、
大のついた手でがっちりつかまれたり。
その流れから掃除除菌をするときに、
からだをねじったりなんだり。
着替え中に小をあびたり、
大をキャッチしたり、
大のついた手でがっちりつかまれたり。
その流れから掃除除菌をするときに、
からだをねじったりなんだり。
からだの小さい両親と
からだのデカイ自分。
中腰やしゃがんでの作業はツライ。
もう少しトイレが広かったら!
トイレ介助のたびに思ったもの。
からだのデカイ自分。
中腰やしゃがんでの作業はツライ。
もう少しトイレが広かったら!
トイレ介助のたびに思ったもの。
教訓:
なるべく長く自宅で暮らしたい
人はトイレは広めに設計すべし!
車椅子が介助付きで入れば理想!
トイレで大小便できるというのは、
人としての尊厳を守る最大要素だと
介護経験から私は確信。
人はトイレは広めに設計すべし!
車椅子が介助付きで入れば理想!
トイレで大小便できるというのは、
人としての尊厳を守る最大要素だと
介護経験から私は確信。
せまいトイレで介助する方は、
足腰腕肩のトレーニングが必要かも。
トイレ介助をあなどるなかれ。
かなりの体力を使う。
足腰腕肩のトレーニングが必要かも。
トイレ介助をあなどるなかれ。
かなりの体力を使う。
2~3時間おきにトイレ介助した場合、
最低5回、トイレに行く。
そのたびに、洋服の上げ下ろし、
パンツの清潔かどうかの確認、
あるときは粗相ですべて着替えるなど、
想像以上に体力を消耗。
トイレ介助を嫌がって回数を減らすと
感染症やそれにともなう皮膚のただれ
などの病気になるので要注意。
感染症やそれにともなう皮膚のただれ
などの病気になるので要注意。
人もトイレも常に清潔に。
トイレ介助の仕方も
認知症の症状の進行に合わせて、
どんどん変化していくので、
柔軟な発想が必要。
トイレでの大小の量回数記録も
できたら安心。
認知症の症状の進行に合わせて、
どんどん変化していくので、
柔軟な発想が必要。
トイレでの大小の量回数記録も
できたら安心。
食べる=出す
トイレは生きる基本。
健常者なら意識しないでできるトイレも、
認知症の方々や高齢者には
大変なことのひとつ。
トイレは生きる基本。
健常者なら意識しないでできるトイレも、
認知症の方々や高齢者には
大変なことのひとつ。
相手のからだや気持ちを理解しようと務めて、
それに合わせたスムーズな動きが
できるような介助者でありたいもの。
それに合わせたスムーズな動きが
できるような介助者でありたいもの。
私自身は一番苦手だったトイレ介助が、
いまや父母に合わせたスムーズな介助の
ために研究熱心に。
スムーズに介助できた時の達成感は最高。
ために研究熱心に。
スムーズに介助できた時の達成感は最高。
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松元佳子
☆Twitterhttps://twitter.com/YoshikoMbpe