T叔父(母の弟で長男)から祖母の容体が急変したと電話がありました。
容体が急変なんて聞いたら、
「死にそうなの?」
「どうしたらいい?」
「病院はどこ?」
なんて瞬時に思考し始めませんか?
だけどT叔父、それ以上の説明はなく、「今から病院に付き添っていくから後でまた連絡する」で電話終わり。
アンビリーバボー!!!
だったら今電話してこなくたっていいじゃんっ!!!!!(なんなら怒り)
くらいの勢いですよ。
ま、T叔父とT叔母夫婦の性格上、そういうことばかりなんで、ようやく慣れてきましたけども。
で、思うわけです。
じゃ、どういう風に伝えたら、相手にできるだけ不安を与えず、相手にとって最善かもしれない選択ができるように事実を話すことができるのか?
T叔父のような言い方じゃ不安や恐れを煽って相手を威嚇してるんじゃないかってくらいに感じる言い方なんですよね、声のトーンとか。
自分は正しい、事実は伝えた、あとはそっちの勝手だから責任とりません。
これって責任逃れが得意な人のパターンか!
このT叔父(長男)からの連絡を受けて、M叔母(母の妹次女で長男のすぐ下)から電話。
このM叔母、ちょっと鬱気味というか心配性でパニック障害っぽい症状を持ってる人なのですが。
その事実をT叔父もその配偶者Tも知ってるのですが。
わたしに電話した様子と同じか、もっと突き放すような言い方でM叔母に電話したらしいのですよね。
わたしがM叔母からの電話にでたとき、不安でいっぱい早口でおろおろちょっと声も震えてるんじゃないかって感じられたんです。
そんなに心配して自分は大丈夫?ってくらいに。
さて、祖母の状況は、電話してきたT叔父ではなく。
父の妹次女にあたるE叔母から聞くことができました。(謎)
このくだりは長くなるので割愛。
E叔母、祖母の状況を時系列と事実だけをわかりやすく説明してくれて、わたしが今どうするか?を判断しやすく行動できやすい形で知らせてくれました。
結局。
なにもパニックになるくらい切羽詰まった状況ではない。
=すぐに病院に駆けつけなくてはおばあちゃん死んじゃう!ではない。
ということがわかりました。
よって、明日、祖母の見舞いに行くことにしました。
今回のT叔父からの電話で学習したこと。
ナーバスな事柄を伝えるときは、自分の感情を交えず、時系列に基づいた事実を、相手の立場で不安や恐れを煽らないように、相手の行動に自信を与えるように、伝えること。そのうえで、自分の気持ちなりなんなりを伝えること。
そうして、一番大切なのではないかと思ったのは。
身近な人、親や兄弟やパートナーにもしもの事態がおこったときへの覚悟。
悪戯に自分や相手の不安や恐れを煽らないような伝え方、段取りを用意しておくこと。
実はわたし、長女の役割を重く重く押し付けられたように責任感を植え付けられたので。
覚悟というものを、祖父Hに何度も何度も子供のころに話されていたので。
毎日会う友人や親や祖父母や知り合いや、そういう人と別れるとき、見送るとき、これが最後でも後悔しないように、笑顔で感謝を込めて(相手が自分を見ていなかったとしても)、そういうのを中学生くらいからやりはじめたように思います。
そうやって生きるのは、重いと思う人もいるかもですが、でもそのおかげで、祖父Hがなくなった時も、最後にあったのはいつで握手して笑顔で手を振ってわかれたなーって自分にとって優しい思い出になっています。
後悔少なく生きるということは、「今現在を大切にする」ということなんですよね、本当に。
というわけで。
明日は、母の施設によって、母に祖母(母の母)に会うかどうか聞いて、会うというなら一緒に会いに行こうと思います。