幸せだったなぁ!!<清水かずや> | †Pandæmonium†TremendousCircus公式ブログ

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私達は、ゴスロリ衣装を着て、暗黒童話・怪奇幻想などを題材に、耽美派で頽廃的・中性的で熱い芝居を創る、東京の劇団です。

先日


【わが家~darling!darling!】


全日程が終了致しました。



まずはご来場頂いたお客様及び応援して頂いた全ての方に心より御礼申し上げます。



虹創旅団2年目のスタートを切る作品は


照井民が初めて脚本・演出を担当致しました。


【Tammy side】


と銘打った虹創旅団の新ブランド最初の公演でもあった今回は


これまでの田中円脚本・演出の作品とは異なり、照井ならではの世界観をお楽しみ頂けていたら幸いです。



昨年1年間行ってきた公演とは全くと言ってよいほど違い、当初は我々も手探り状態でした。



それでも彼女がお客様に伝えたいことを最大限届けるために、


慣れない現代劇やダンスなど、時には悩みながら、討論を交わしながらも精一杯創って参りました。



その結果多くのお客様から非常に嬉しいお言葉を頂戴することが出来、役者・スタッフ一同心より幸せに思っております。




また、個人的な考えではありますが、今回私が演じた『中嶋隆之』の生き様、そして彼が都度放った言葉が


皆様に届けたいことを凝縮していたのかな…とも思います。




『この世に生まれてきた意味を考えながら生きるんだ。使命が誰にでも必ずある。起こっていること全てに意味があるんだからね。』



隆之の使命は無償の愛に生きること。
人に愛を与えること。


隆之として生きて、それが全うできたかと問われれば愛を信じることが出来なくなってしまった時期があったことからも


カウボーイハットの男が

『やり残したことだらけだ』

と話したことからも


『全うすることはできなかった』


と言えるでしょう。



それでも懸命に生きた隆之や彼の奥さん、子供達、周囲の人達の姿を観て、


何かを感じ取って頂いたり、



大切な人に

『ありがとう』

『愛してる』

『好きだよ』


どんな言葉でも感謝や愛を伝えたいと思って頂けたり




隆之が死の間際に叫んだ言葉を自分も言えるような人生を送りたいと思って頂けていたら幸いです。




最後になりますが





『いやぁ~!幸せだったなぁ!!本当に楽しかった!』



改めまして、本当にありがとうございました!

我々はサラに向けて動き出します。

今回お会いできた皆様と再開できることを、残念ながらお会いできなかった皆様におきましてはお会いできるよう楽しみにしております。