子供は何でも親の真似をする

子は親の鏡

子は親の鏡ってよく言いますよね。

自分が親になって、子供に何か言っている時に

『あっ!親父と同じ言い方してる。』とか

『自分も同じことを言われたな。』と思ったことないですか?

 

子供って、ビックリするくらい大人のことを観察し、大人が言った言葉や行動を覚えて、それを真似します。

 

 

ある記事を紹介します

先日、ある記事が目に付きました。

それは、ダウンタウンの浜田雅功さん家族のエピソードでした。

 

皆さんご承知の通り、超人気お笑い芸人である浜田さんですから、テレビで観ない日はありませんよね。

 

浜田さんの子供さんのおはなしです

そんな浜田さんのお子さんが小さい時、学校などでいじめられたりしないかと心配した奥さんの小川菜摘さんは、子供さんにこう言い聞かせたそうです。

 

テレビに映っている浜田さんを一緒に観ながら、

『お父さん、凄いわね。カッコイイね。』

母親に、こういわれ続けて育ったお子さんでしたが、やはり学校で同級生にお父さんのことをイジラレタこともあったそうですが、浜田さんのお子さんは、その同級生に対してきっぱりと言い返したそうです。

 

反抗期になると

世間一般では、子供が反抗期になると親に対して『ウザイ・臭い・気持ち悪い』等いう時期があります。

 

しかし、それはお母さんがお父さんに対して

『うちのお父さんは何であんなに・・・』

 

等と否定するような言葉を口にしているのを子供が小さなころから、見て・聞いて・覚えて・真似をして来たことが原因の1つと考えられます。

もちろん、お父さんがお母さんに対して否定的になっても同じことです。

 

 

質問 その1

ここで質問です。紙と鉛筆を用意してください。

 

お父さんにはお母さんの、お母さんにはお父さんの悪いところを10個挙げて紙に書いてみてください。

 

いかがですか?10個書けましたか?

 

質問 その2

次に良いところを10個書いてみてください。

 

どうです?すぐに10個書けましたか?

 

結果はどうでしょう?

多くの人が、悪いところを書くときは、すぐに10個書けたでしょう。

10個では足りないという人もいるかもしれませんね。

 

しかし、良いところを書くときはどうでしたか?

『良いところね~。何があるかな~?』

って考えながら書きませんでしたか?

もしかすると10個書けなかったひともいるかもしれません。

 

人は否定的に物事を見ている

このように、人はいつも他の人を肯定出来る事よりも、否定することの方が多く目につきます。

それでは家族間の会話も否定する言葉であふれかえってしまいます。

 

今日からは肯定的に見ましょう

今日からは、否定することばかりではなく、肯定できることを見つけて、それを声に出して相手に伝えてみてください。

それは、夫婦間でも親子間でも子供同士でも、声に出してください。

 

家族でルールを作るのもいいでしょう

家族間でそんな時間を作りお互いに話し合うルールを作ってもいいのではないでしょうか。

そうすることによって、自然と家族全員のコミュニケーションが取れ、互いに協力し合える素晴らしい家族になっていくはずです。