打刀拵の柄巻き中です。



二晩続けてこの程度、根気の要る作業です。
柄巻きは、使用者がお刀に触れる唯一の装置であり、使用感に最も影響を与えます。
そのため、ご依頼者様の御眼鏡に適うよう、時間をかけて入念に工作を施します。

特に当工房では柄巻きに拘りを持っていますので、一巻き一巻き写経の様な心持ちで取り組んでいます。
焦りは禁物!急がば回れ。