寒中お見舞い申し上げます。小柴は雪と戦ってます。 <慎重に始める今季の機械作業> | 「農業は 人生を賭ける 価値がある」

寒中お見舞い申し上げます。小柴は雪と戦ってます。 <慎重に始める今季の機械作業>

 

「農業は 人生を賭ける 価値がある」

 

 

今年の「闘雪戦線」

正月2日から開幕しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

特にこの1週間

湿った大量の雪が降り

年が明けて2週間で

早くも3回の雪下ろしを

行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家の現場雪囲いは

降水量およそ70mmまでは

耐えた実績がありそうで

(現場には立ち会えてなく記録から類推)

でも安全率を見込んで

50〜60mmで出動するように

心掛けています。

 

仮に降水量60mmだったとして

雪囲いの屋根に乗る積雪は

総重量1800kgにおよびます。

 

それを12本の単管で支えるのですが

うち最も負荷のかかる柱には

一本で700kgを受け持つことに

なってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

流石にそれは

軸荷重としてきつそうですね。

 

ちょっとでも偏位すると

座屈が始まりそう。

 

実際、柱を透かして見ると

70mm(=2100kg)時の名残なのか

筋交の前後でわずかな曲がりが認められ

すなわち軸荷重の偏位が始まってるわけで

これ以降はあまり荷重を上げてはならぬと

察知してるところです。

 

雪が溶けたら

今シーズンはもう少し

荷重分布に合わせて

柱と梁を補強しようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで

御μ株のおかげで

世の中が再びざわついていますが

冷静に冷静に

出来ることを粛々と

守って参りましょう。

 

私も接客業の一員として

誘われた地域会合なども

泣く泣く欠席という

苦渋を強いられております。

 

がしかし

致し方ありませんね

万一を考えれば。

 

町内でも感染事例が

チラホラ聞こえてきてますし

反ワクチンの家庭で感染者出したりと

現実は科学に則り作用してきてます。

 

非科学的・非論理的

かつ恣意的・偏執的な

雑音には一切耳を貸さず

マスコミの報道も一切断ち切り

ネット上で冷静な意見を述べてる方の

科学的分析に的を絞って

行動したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

話は「闘雪戦線」に戻りますが・・・

 

先週などは

夜半までの降水量予報を見て

山から降りて来た後に

真っ暗いなか

湿り雪を浴びながら

現場の雪下ろしを敢行したり

しておりました。

 

と言いますのも

例えば、雪下ろしした後は

湿り雪は自重で融解するものも

多いのですが

 

既にある積雪の上の湿り雪は

そのままトラップされてしまい

その丸々が重りとなって

構造体にのしかかるのであります。

 

つまり

とても危険!なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

案の定

その夜の雪下ろしの後

降り続いた湿り雪は降水量25mmとなり

非常に危険なものだったわけで。

 

全身ずぶ濡れになりながら

頑張った甲斐があったみたいです。

 

こういうのを

ホッとした、と表現するのでしょう。

 

皆様のお住まいでは

この二つ目玉低気圧の影響は

如何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな「闘雪戦線」だった

この1週間ですが

現場で雪の後始末をしていた時

除雪機の脚が

外れてしまいまして・・・。

 

トラックベルト

通称(キャタピラ)が

転輪から脱落して

自己復旧を試みましたが

肝心のナットが外せずに

リアタイアとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

時あたかも週末ゆえ

機械屋さんにも連絡取れず

次の雪が来ないうちに

なんとか処理せねば、と

暗然と焦りは募るばかり。

 

長くお付き合いある方は

ご存知かもしれませんが

冬の除雪時は

機械の保全で疲れること

ママありますよね。

 

その年一年の幸先を占うような

作業試しの側面もあり

こうした機械トラブルがあると

いや〜な予感の一年と

なってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

機械の寿命とか

出玉の希少さなど

機械にまつわる運は

常に付き纏う問題でして。

 

いつ、どこでダウンするか?

と、いつも怯えております。

 

場合によっては

経営終了宣告にもなりかねず。

冗談抜きに

投了は突然にやって来ます。

 

経営者として

いつもそんな覚悟を持って

臨んでおります。

だからこその緊張感であり

機械操作時は自分の心理状態との

戦いでもあるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のトラブルも

何かの前兆であるわけで

ただ修復するだけでなく

今後の予防策まで含めて

予算と段取りを設定しておきましょう。

 

そうです

今年の費用はもう

発生し始めております。

 

状況判断を見誤れば

費用はまんま費用にしかならず

されど機敏に対応すれば

費用は投資に生まれ変わります。

 

 

 

 

 

 

 

除雪機の修復を手配しながら

そんな「闘雪戦線」を展開している

年明けの 小柴ふあーむ でございます。

 

まずは

小寒から大寒に向けて

寒中お見舞い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

北海道 小柴ふあーむ

 

代表 和美
その夫 孝志

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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