偏西風、4月の大蛇行中! <いつもの寒の戻り> | 「農業は 人生を賭ける 価値がある」

偏西風、4月の大蛇行中! <いつもの寒の戻り>

「農業は 人生を賭ける 価値がある」

 

 

4月に入ってから

そう、今週に入ってから

3月の暖気が嘘のように

冷たい空気に満たされてます。








上空の様子を見ると

一目瞭然。


0m、3千m、5千m の

三相で大気を見てみると

巨大な気圧の谷が みごとに

覆いかぶさってますね。


北海道は海洋と大陸の気団の

ちょうど境目に位置して

しかも寒気を次々と供給されてる様子

良く分かります。








4月上旬

たしかにいつも

強烈な寒の戻りがあります。


今年は3月の雰囲気で

騙されただけですね。


畑の支度を早めたけれど

やっぱり最後は

いつもの感じなのかな。








それでも

苗はもう走ってますから

その行き先をなんとかせねば、ね。


標準的な農業指導に対して

マージンを持って管理してる我が畑ですが

この寒気には耐えられそうもありません。


ここは少しリスクを冒してでも

評価基準をずらさざるを得ない

かもしれませんね。








100%を目指してやるのが

仕事です。

コレ、当然です。


が、しかし

随時変化する状況に

取捨選択をするのも

仕事です。


リスク管理

ダメージコントロール

肉を斬らせて骨を断つ


そういう情報整理と観測、判断も

必要であります。








そもそも

世の中、おおくの出来事は

確率論で整理できます。


統計学を参考に考えてみて

不測の事態に対処することで

有利な確率を極力上げるよう

行動を起こします。

それが現場の実務です。


上手く行かない時にこそ

当事者の実務能力が試されます。


どんな情報を集めて いつ判断するのか。

しかも情報の根拠を仕込んだうえで。


そうした能力は

いわゆる経験とともに向上するのですが

意識してないと経験しても役に立ちません。


常に疑問形で事実と向き合うことで

経験が能力に昇華します。








さて、我が家のトップバッター

早生メロン 第一ハウス

どうなりますやら?


答えは1週間後に出てると思います。



 

北海道 小柴ふあーむ

 

代表  和美
その夫  孝志