箕島高校元野球部監督の尾藤公氏
死去のニュースが昨日流れました。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0306/OSK201103060002.html
今朝の日経新聞にも取り上げられていましたが、
元メジャーリーガーの吉井理人氏は、高校時代
『一般常識には厳しいが、野球に関しては楽しくやらせてもらった。
投手のことは分からないので好きにやれと言われた』と明かす。
とあります。
普段は厳しい指導だが、本番の試合では楽しくゲームを選手に
やらせる。選手の自主性を重んじる指導方法。
それも普段の私生活をしっかりさせてからのはなし。
奇跡の連続であった、星稜高校との延長18回の激闘。
まさに、選手に土壇場で力を発揮させる『尾藤スマイル』が
ありました。
昭和57年(1982年)選抜の初戦。
上尾高校と箕島高校が対戦しています。
当時、東西の横綱対決・野本尾藤の名将対決と話題になりました。
野本監督、尾藤監督ともにお亡くなりになり、高校野球の時代も
流れています。
本番で選手に力以上のものを発揮させる指導力。
『尾藤スマイル』には、多くの高校野球指導者の発想を変える
影響力がありました。