つやつや つーやく

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つーやくこんにゃくのつやこが 
仕事の裏話や日々の想いをつづるページです

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今朝の大事件!

弓の稽古で、ついに初の「皆中」(甲乙2本とも的中) を経験しました~桜**
しかもそれだけではなくて……
なんと、二立ち連続での皆中ええ!! 稽古の初っ端で、4射4中です。

あまりのことに、恥ずかしながら異例のお願いをし、
ちょうど二立ち目は自分が矢取りの番だったのを良いことに、写真を撮らせて頂いてしまいましたテレっ



愛用のワイン色糸巻の矢が、仲良くプスプスっと。

実は、1立ち目の方が中心に近く中り、また新人は初めに立つのでまっさらな的を射たわけで、
より絵になったかもしれないのですが…… 矢取りの順番でもなかったし気も引けて、我慢。


二立目乙矢 = 4本目が中ったときは、背後で 「おぉっ」 と小さく声を上げてくださった先輩方もいて、
嬉しい動揺に、またも退場の足取りが覚束なくなったわけなんですが汗☆
そしてスマホ片手に矢取りに走るというハシタナイ行動のせいか、はたまた心の乱れや欲のせいか、
その後は一切中らずに終わったのが、私らしいと言えば私らしい……。

でも、近ごろ1回の稽古あたり10射~14射のうち、1~2本なら的中するようになってきた、
という程度でしたので、昨日が14射3中、今日が12射4中というのは、
何だか前進している気がして嬉しくなりますため息2 ピンクハート



中てることを考えて行射するのではない。
―――と言っても、やはり中れば気持ちがいいのは否定できませんで。
この覚え始めてしまった快感。邪(ヨコシマ)でしょうか……小悪魔


つやこヒツジ

暑さ寒さも彼岸まで。
そんなおまじないを唱えつつ春分の日を待ちわびる今日この頃です枯葉
昨日の弓道場に吹き荒れた風、青空だというのになんと冷たかったことか!
春一番というやつかしら。


さて。あの震災から丸4年。
色々な想いを人それぞれに抱きながら過ごした3月11日だったのではないでしょうか。

4年前、私は初めての劇場通訳を経験しアワアワと一心不乱になりながら、
新たな発見や感動にまみれ、日々是学習とばかりに燃えておりました。
何ヶ月にもわたり何十、何百という人々が作り込んできた舞台の準備がいよいよ整い、
ゲネプロを迎えようとしていたその前日に…… 揺れ。
劇場の装置などは無傷、関係者も皆無事という状況でしたが、公演は中止となりました。

一介の裏方通訳としてもショックで呆然となりましたし、
より長く深く携わって来た関係者の方々の涙はなおさら悲しくて……。
(→当時のブログ)

ですから、その舞台が同キャスト・同スタッフで復活するというニュースは本当に喜ばしいものでした。

丸4年の歳月を経て、この3月9日(月)に初日を迎えたオペラ 「マノン・レスコー」 (プッチーニ作)。
多くの人々の万感の思いが詰まった舞台です。
演出家へのインタビュー記事には美しい写真も満載ひとめぼれ

「幻のオペラ 『マノン・レスコー』 が待望の復活」


再会の喜びを語る歌手たち。



上記の関連動画には上演舞台の抜粋もありましたビクーッ さすが新国立劇場、太っ腹!

うーん、やっぱり良いですなぁ、プッチーニM_emo02
このタイトルロールを務めるのは、私が今までに出会った中でも筆頭クラスに 「ザ・歌姫」 な方。
表でも裏でもザ! であるからには、場合によりスタッフは色々と
プチ翻弄されることもあったような無かったような……どきどき。 なのですが、
やはり舞台上のパフォーマンスは実に素晴らしいものです。




ちなみに私は、「ベッドの天蓋ドレープはこっちへ、こう」 とか、「靴のヒールが低く歌いにくい」、
「ウィッグのこの巻き毛をもう少し強く」、「この2着は○○日までに仮縫い。メイクテスト日程は……」
といったやり取り等々を訳しておったわけでテレっ

今夜を含めあと4回の公演。
演出家いわく、あの時 「もう生まれる間際だった子ども」 がようやく上げる産声に、
たくさんの人々が魅了されているかと思うと、ワクワクです♪

*  *  *

昨日は、ずっと歌詞対訳を担当させて頂いているシンガーソングライター氏の
新譜発売日でもありました。



優しくキラキラ、楽しかったりノスタルジックだったりの、心躍るサウンド。
お勧めですニコニコ  (……封入の拙訳には何とぞお目こぼしを)


つやこヒツジ
近ごろ話題が弓バナに偏りがちで、お恥ずかしいのですが……。
新しい習い事とはそんなものだと、どうぞお許しをテレっ


もう1週間前のことですが、弓道審査というものを見学に行きました。
同じ弓友会の1年先輩の方々が揃って受審するということで、
後学のためと、大きな弓道場を見てみたい好奇心で。

場所は神奈川県立武道館。弓道場のほかにも剣道場、柔道場など複数の道場を擁していて、
なぎなた、合気道、書道までも教室を開いているという大規模な施設です。


古めかしい趣。起伏に富み広々とした庭園内に立地していますうっとり

私はいつも練習する4人立ちの弓道場しか知らず、日ごろ先生方が入退場指導でおっしゃる
「ここの場合は狭いので……」 というニュアンスに今ひとつピンと来ていませんでした。
……だって、毎度ぬか袋で四つん這い往復掃除、充分広くて大変ですもん(笑)溜息
この場所に来てみてようやく実感。
5人立ち×2組。広い~!






これだけの空間が静寂に包まれているとは、いよいよ身が引き締まります。

この日は稽古を終えてから午後に行ったので、着いた頃には学生さんたちの終盤。
ここで、体配 (一連の所作) が違う……というか、だいぶアバウトな方がわりといらっしゃることに、
一緒に見学した同期一同、軽く衝撃を受けました。
「あれ? 全然肘張ってない?」 「跪座のままチラチラ矢道見てる!」
「弓倒しと一緒に物見戻した……」
つい、先生方からの指摘事項で日々頭いっぱいの新入生ズ、そんな所に目が行き仕方ありません汗☆

学生弓道は的中を狙うことに置く比重がより大きいとか、
礼射系と武射系という呼び分けがあるといったことは聞き知っていましたが、うーんはてな5!
流派の違いというよりむしろ、審査のために急いで体配を習ったのかなという印象です。
逆に、丁寧ではあるけれど、驚くほどスローモーションという方も。呼吸には……合うのかしら
(初心者の分際で何というか、あれなんですけれどもsweat*)。


そんなこんなを見学するうち、ようやく社会人らしき年齢層に突入しました。
我らが弓友会の2年生方が、よその方々にポツポツと混ざりながら入場 (一律、年齢順だそうで)。
私たちの習った通りの所作・呼吸で揃う体配に、何だかホッとします。

今回の審査会は段・級 「無指定」 。
初受審の人のみ対象で、出来により2級(3級?) ~ 初段のいずれかが各々に与えられる仕組みです。
初段をもらうためには少なくとも、甲・乙の両矢が安土に届かなくてはならず、
いかに体配が良くても、掃き矢 (地面にバウンドしてから的や安土に届く矢) はダメとのこと。
ドキドキしながら見守りましたが……



お見事キャー

先輩たちったら、次々こぞって的中まで!
結果、地元弓友会から受審した6人全員が、初段合格されましたキラキラ

私なぞ、最後のお1人が引き終えた瞬間すでに勝手に皆さんの合格を確信。ウルッと来ちゃったな。


初めての審査に緊張しながらそれぞれの射を真摯に行う姿。
その美しさに惚れ惚れとすると同時に、色々な方の射を目にしたことで改めて
「きれいに引きたい」 という気持ちが募りました。
その後稽古の場で、いつになく姿勢がいい!と言われるに至った単純者です笑

段を取ってゆく世界だということは、習い始める前の私には想定外だった概念。
でもこうした一歩一歩を目標にしながら進んでゆくのも……、楽しいかも♪


おまけ。わが家の今週の……お手洗い照れる★


つやこヒツジ
さて、ここ1~2年、私の中で俄かに英国ドラマが「来て」いるわけで。
まずはBBC 「SHERLOCK」 に夢中になり (教えてくださったブロ友さんに感謝ハート)、
その人気のせいか昨年サクサクと再放送された 「シャーロックホームズの冒険」(グラナダ版) で
週末を楽しむようになりワイン、週明けには1人 「ダウントン・アビー」 の録画でハラハラどきどき。

そして近ごろは、アガサ・クリスティ 「ミス・マープル」 がお気に入りです。
放送に気づいたのは開始からだいぶ経った年明けだったのが残念!


現在放送中なのはシーズン3で、主演を務めるジェラルディン・マクイーワンの軽やかな佇まい、
涼しげで理知的でありながらまるで少女のように好奇心あふれる瞳が魅力です。



数週間前の放送時、このマクイーワンさんが1月末に他界されたとのテロップが入りました。
そうか……。ドラマは数年前に撮られたものですが、やはりどこか寂しさを覚えます。

*  *  *  *  *

先日放送の回 「バートラム・ホテルにて」 ラストで、こんな素敵な台詞がありました。

ミス・マープルに助力し活躍するも、真相にはたどり着けなかったメイドのジェーン。
自分の至らなさを悔み、「どうすれば、あなたのようになれるの?」 と問う彼女に対し、
ふんわり微笑んだミス・マープル。



「年をとるの」

どーん……と、しびれました。
にじみ出る謙虚さと優しさはもちろん、素敵に年齢を重ね人生を楽しむ様が、凝縮された一言。
年を、とりたくなりますね桜*

*  *  *  *  *

一話完結型のこのドラマ、主人公以外にレギュラーがいないというのも特徴です。
毎度わらわらと出てくる1回限りのキャラたちの顔、名前、関係性を頭に入れねばならない序盤は、
もはや脳トレ。しかも時代モノって髪型みんな似てるし……汗

でも同時に、見憶えのある顔がちらほらとゲスト出演しているのも楽しい発見で。
特に、SHERLOCK からは続々と……



ハドソンさん



タクシー運転手



サラ! (第1シーズンでのジョン・ワトソンの彼女) ……このギャップには驚きです唇


そしてそして、つい数日前の放送回。
浮気部屋からガチャッと出てきたイケナイ男。
見ると……



トーーーーリーーンッはーと

……失礼、俳優さんの名はリチャード・アーミティッジです。
いえ、こういう正統派美男子なだけなら、とりたてて好みというわけでもないのですが。
あのトーリンがっ! (映画「ホビット」の話です、すみません) と思うと……、



萌ゆるざますラブ 人相、違いすぎる(笑)

ちなみに、ちゃんと普通に細長くきれいな指をお持ち。


これを太短く作り込んでいたとは、特殊メイク恐るべし。  (この受話器、何……?)

*  *  *

あと2回ほどでシーズン3は終わり、4からはミス・マープル役の女優さんが変わります。
そうそう、4に入ったらすぐ、カンバーバッチ出演の回も (これだけ単独で視聴済みなのですが)。
うーん、あとは一体誰が出てくるかしら……わくわく


余談ですが、中つ国の男たちはこぞって、弓を倒して構えるのですね。
絶対引きにくいと思うのに。

「上目づかいフェロモン」 重視ということでしょうか……。


海外ドラマを話題にするなんて柄じゃない気もしましたが、たまにはということで鼓ぽん

つやこヒツジ