初恋の人からさおりさんへお手紙が届きました。
---------------
さおり、ひさしぶり。
もう女友達のファッションチェックをするクセは治りましたか？いちいち「何そのブラウス！」などと辛口批評をしていたさおりをなつかしく思います。
喧嘩が増えてきて、さおりが「もっと大切にしてくれる人と付き合う」と言い捨てたあの日から、もう17年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。
あ、そうそう、手紙を書いたのには特に理由はないんだ。ただ部屋の掃除をしていたらさおりからの昔の手紙が出てきたから、なつかしくなって。びっくりさせたかな。
思い返してみると、いつも恋愛の主導権を握っているのはさおりのほうでしたね。ときどき告白されるさおりに対し、女子と接点すらほとんどないおれ。さおりがいつも「私たちは束縛とかしない自由なカップルでいよう」と言っていたのは、おれにとって、ほとんど「いつでも別れるぞ」という脅迫のようなものでした（苦笑）。今でもその場面が夢に出てうなされます。
確かあのとき、さおりにとってはおれが初彼氏だったかな？そうだったからか、最初のころのさおりは自信なさげでしたね。「私左側を歩いたほうがいい？」「手より腕を掴んだほうがいい？」とか聞いてきて、少し面倒でした（笑）
まだ付き合い始めのラブラブだったころ、さおりは「もう彼氏は人生に一人いれば充分」などと言っていましたよね。嘘つけと思ったけど、嬉しかったなぁ・・・。ま、結果を見てみても、完全に嘘だったけど（笑）。
恋愛を総括して言えば、きっとおれはさおりと付き合うことができてよかったのだと思います。いつもどこかにいってしまいそうなさおりと付き合って、最終的には自分との戦いだということを学びました。
いろいろ書いたけど、おれはさおりのことがそれでも好きでした。これからもさおりらしくいられるよう、それと、そろそろゴキブリを素手で殺すのはやめて（笑）、幸せをふりまいてください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. 誕生日にあげたシルバーリング、オークションに出したって本当ですか？
いろんなブロガーさん達がやってて
面白そうだったから私もやってみたよ(o^∀^o)
これ何気に面白い(笑)
てか 何で知ってるんだ？？
謎で面白い(笑)