長い髪はやまんばとメデューサに育ちました | 乳がんサバイバー5年め年金生活突入です

乳がんサバイバー5年め年金生活突入です

今思えばコロリン達夫婦は小学校の教科書に載っていた「蟻とキリギリス」のキリギリス生活を送っていたのだと年金生活になってやっと気がつきました
トントンの生活習慣病は自覚無しの危機的状況、コロリンは乳がんサバイバー5年目
現在節約生活頑張ってます

こんにちはo(^▽^)o

訪問ありがとうございます

 

美容院に行こうとしたらトントン(旦那)が
「コロリンは長い髪が似合うよ❤️
切るのは勿体無いよ^ - ^伸ばしたら?」
って肩越しに甘い声で言ってきたから
行くのをやめて髪が伸びるのを待っていました

若い頃コロリンは長い髪が本当に似合っていました
性格がおとなしいし(ここまでは全て個人の感想)
その上に不活動だからスポーティな短髪スタイルは
イメージと合わないのです

早速美容院へ行くのをやめて髪が伸びるのを待ちます
確かにそれから暫く鏡を見る度に
「ステキ、なかなかじゃない?」って
鏡の中の自分に満足しました
トントンも
「かわいいよ」
って髪を撫でてくれました

ところがいつの間にか髪の毛は反抗期に入りました
コシのないふわふわな髪はクチャクチャうねり
一本一本がチリジリ主張し最後はなんと爆発したのです

「やまんば」のようにバサバサに広がりましたが
「コロリンは長い髪が似合うよ」
のトントンの言葉を信じて
それでも我慢して伸ばしました

出かける 前はいつもドライヤーを持って
鏡の前で頑固な縮れ髪と戦闘体制で格闘します
それなのに

外出先の洗面所で鏡を見ると努力の甲斐もなく

髪がクチャクチャに縮んでてんでに跳ね上がって
頭の上で髪の毛が組体操をしていました

そして誰かに会う度にその人はポカンと
大きく口開けて一瞬固まるのです
「その姿を見ると石になる」と言う
あのメデューサの云われの正体を知ったように思いました


だからトントンには悪いけど
「やっぱり美容院に行って髪の毛を
短く切ろうかな?」
って言ったらトントンは 待ってましたとばかり
「行っておいでよー!」と即答したのでした
あの(^~^)「コロリンは長い髪が似合うよ」
の言葉は何処に行ってしまったのです

還暦過ぎまで生きてると毛根も疲れるのです
美しさを期待してもその毛根が育てる髪は
ドライヤーの風を前に悲鳴をあげてヘタリます

これから年金生活に入るから
美容院代を節約出来るなんて「これ幸い」と思ったのに
そうは問屋が卸しません

 長い髪は自分でも切れるから
若い頃は美容院は行かなかったけど
今は無理!
早速行きつけの美容院に予約をとりました

現在は鏡に向かい
髪を伸ばした後遺症のせいか激しく抜けて
頭皮が透けて見えてきた頭に養毛剤を振りかけて
「短い髪で良い〜生えてこい〜生えてこい〜」
と呪文を唱える 毎日です

沢山お金があれば老いも阻止可能かも知れないけれど
生きてきた証だからコロリンは素直に受け入れましょう
トントンもコロリンに「長い髪」なんて高望みをせず
ありのままを受け入れてねェ
ヽ(;▽;)ノ