今年の酉の市参拝は遠くから… | 乳がんサバイバー5年め年金生活突入です

乳がんサバイバー5年め年金生活突入です

今思えばコロリン達夫婦は小学校の教科書に載っていた「蟻とキリギリス」のキリギリス生活を送っていたのだと年金生活になってやっと気がつきました
トントンの生活習慣病は自覚無しの危機的状況、コロリンは乳がんサバイバー5年目
現在節約生活頑張ってます

こんにちは:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

訪問ありがとうございます

 

 

浅草の鷲神社へ今年も出かけました
今年は二の酉の11月23日の祭日に
トントン(旦那)と二人で行って来ました

 

娘は赤ちゃんを抱え来れないので
昨年の熊手を新しい熊手に変える様
古い熊手をコロリン達に託しました

 

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こんな日に車で来ると駐車場を見つけるのは大変
忍耐と運が必要です
浅草周辺をグルグル回って空いた駐車場を探します
駅に貼ってあるポスターには
『駐車場は無いので
公共交通機関を利用して下さい』
と書いてあるのにトントンは
「電車通勤じゃないから
ヽ(`Д´)ノそんなポスター見た事ないよ」
と変な理屈で今年も車でやってきました

空いてる駐車場探してグルグル回って
ちょうど一つ空いた箇所にすかさず車を入れて
鷲神社迄の道を歩きます
神社に近づくと彼方此方で警察官が
声を張り上げ交通整理をしています

鷲神社の参拝口に入るには右と左両側の歩道に
人がならびます
Σ( ̄。 ̄ノ)ノどちらも長い長い列が続いています

 

 

列をたどって
「ここが最後尾です!!」
と叫ぶお巡りさんを見つけて並びました
どうみてもその場所から神社の入り口は遥か彼方
歩くだけてもかなりかかりそうです

 

「(^_^)/さぁ並ぶぞぅ!!」と張り切るトントンに

「イヤ( ̄◇ ̄;)並ばない!」
とコロリンはきっぱりと断りました
こんな長い列は並べません

見れば周りはどう見てもかなり若い人達
ディズ二ーランドの列みたいです
ファストパスもありません

「最後尾ですよ!!」と叫んでいたお巡りさんも
我らが並ぶ事に危険を感じたのか隣で
「熊手だけなら此処に並ばなくても買えますよ」
と言ってくれました

 

コロリンは
「参拝は他の日にして熊手だけ買いましょ」
と大人の対応で参拝の列を抜けたのでした
コロリンに逆らう勇気の無いトントンも諦めて
後ろからついて歩き出しました

祭日と重なり人出が多くなった事が敗因です

参拝の列の道路から横に逸れると
その裏道の両側には屋台が立ち並び
美味しそうな匂いが漂い

お店から物売りの声が響いていました
物色しながらゆっくり歩く人の群れを
縫って歩き神社の横の鳥居から入りました

 

鳥居を入ると神社でなくそこにはお寺がありました

長國寺と言うお寺で「酉の市発祥の地」と書かれていました

鷲神社の並びにあります

その前にも大勢の参拝の列ができていました

 

 

境内は華やいだ熊手を売るお店が
何本かの細い通路を挟んでギッシリ並びます

 

熊手は一店ずつ趣向を変えてあります
どの熊手も金運に恵まれそうなアイテムが
豪華にタップリ盛られてあって
それがお店の壁一杯に飾られています


 

店の前で狭い通路を塞いだ人集りは賑やかです
今熊手を買ったお客さんを真ん中に取り巻き
ハッピのお兄さんが景気の良い大声で
「ヨーッ!」の掛け声を合図に
シャン!シャン!シャン!
という手拍子と拍子木の音が響きます
その様子を見ているだけで高揚しウキウキします

前を歩く人が大きな派手な熊手を抱え上げ
その熊手の真ん中のオカメの顔が微笑んで
歩行に合わせはしゃいでいます


ひときわ大きな楽しい熊手を見つけました

江戸川ボートレースの熊手です

 

今年は世間の景気は良いのかな?
コロリンの家はトントンが再雇用になった時
給料が激減したので景気は悪いままで
来年再雇用も無くなれば年金だけで暮らし
ますます景気は悪くなりそうです

熊手屋さんの人並みをすり抜け本殿に近づくと
参拝の王道からは外れるも
そこからでも賽銭箱の端っこに届き
ご利益は薄そうですが参拝は可能でした

毎年参拝をする時は参拝列王道を頑固に進み
長く置かれた賽銭箱のド真ん中で手を叩きます
今回は列を外れた陰から地味に
賽銭箱の端に狙いを付けてお賽銭を投下し
1年を無事過ごせたお礼と
これからの健康と幸運をお願いしました

 

酉の市は商売繁盛のイベントです
コロリンは商売してないけど
今年はフォトライブラリーを始めたし
理由は分からないが「ブログがお金になる」と
聞こえてきました

訳の分からない御利益があるかもと
取りあえず写真とブログの商売繁盛も祈ったのでした

 

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我が家の熊手は神社のお守り売り場で
毎年買う地味な神社の熊手です


 

娘の為には毎年買うお店で三千円の熊手を探し
「まけて下さい!」と言ってみたら
「このエリアの商品はできないんですよと

ハッピのお姉さんが申し訳なさそうに言いました

 

 

子供の頃両親が会社を経営していたので
熊手を買いに来て母が
「まけて!」と言って値切り
値切ったお金は「ご祝儀に」と言って
結局最初の値段で買っていました

その買い方が本来らしいのですが…
折角なら負けた値段で買う事も出来るので
今のコロリンはそのまま買います
セコイです( ̄O ̄;)それを見破られたかも

孫が動く様になり好奇心一杯の娘の家に
飾るのにぴったりの壁掛け用があったので
それを買いました

 

 

コロリン達が買う神社の熊手より同じ値段で豪華です
こっちの方が御利益あって儲かるかもしれないと思いました
来年稼げなかったら乗り換えようと考えたのでした

 

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帰りは立ち並ぶ食べ物屋さんの屋台を覗きながら
大蛸と帆立の入った大玉タコ焼きを食べました

 

 

ソースがプーンと鼻をくすぐりトントンが
不器用に竹串を使い丸いタコ焼きが崩れてこぼれ
慌てて手の平で受け口に放り込むとタコ焼きが
熱くて口の中でホコホコ踊っていました

 

……………………

今年も二人ここに来ました
こんな小さなしあわせでも良い
手のひらで握りしめ放さなければ
流れる年月でいつの間にか

大きな幸せの花が咲くから