そりゃもう世間では
無農薬野菜だの
無添加食品だの
体にやさしくて
環境にもやさしいものが
求められていて
でもって
体にやさしいというものの
ほとんどは
お財布にはやさしくないので
貧乏人はしょうがないから
添加物たっぷりのもの食って
早死にしてもしょうがないんじゃない?
みたいな世の中の流れに
押しつぶされそうになっている
そんなきみたちに朗報です。
英国はコーンウォール州に住む
66歳のこのおじいさん。
過去50年もの間
野菜はすべて自分の庭で育て
肉の場合にはすべて
路上で轢かれた動物の
轢かれたての新鮮な死体で
まかなっているというのだ。
新鮮でおいしいお肉をとるために
このおじいさん
いつもショベルを携帯し
轢かれた動物を発見したら即捕獲
後で皮を剥いで
おいしく料理するのだそう。
おじいさんが今まで食べてきたお肉の種類は
アナグマやイタチ、ネズミ、
ハリネズミ、リス、カワウソ、キツネ、スズメやハト
当然ネコや犬だって
好き嫌いなくなんでもおいしく食べちゃうよ。
今まで食べた轢かれた動物ビスケットシリーズで
結構いける口だったのは
ラブラドール(犬)のお肉で
一番大好きなのは
アライグマのサンドイッチだそう。
なんだかとってもおいしそうで
ヨダレがでてきちゃったおともだち
これから君の家の食卓を
轢かれた動物で彩ろうとしているおともだち
そんなおともだちに
おじいさんから
ちょっとしたアドバイスがあるそうだ。
まずは生物学をよく学んで
食べられる死体・食べられない死体の
判断ができるようになること
それともうひとつ
動物が死んで緑色になってきたらちょっと注意
少し風味が落ちるみたいだよ
食べられないことはないそうだけど
最近は猫が人の肉を食う時代 なんだから
人間が轢かれた動物を食べたって
ちっとも不自然なんかじゃないかも知れないので
まずは轢かれた動物が集まるスポットを
各自手分けして探し出していくそんな楽しみだって
あるんじゃないかな?
世界の貧しさがほっとけない場合の人なんかは
ホワイトバンドよりも轢かれた動物を
おいしく冷凍保存する方法を考えた方が
有意義だったりしたりしなかったりするんだからきっと。