RGV-Γ250SP VJ23A

2ストロークのバイクが高騰しているようで、特にホンダのNSR250Rの場合、最終型のMC28のSP仕様で程度のいいものだと
100万円を超える場合もあるとか。
本屋に行くと2ストロークの特集といえばNSR250RとかRZ特集!


ちょっとまって。NSR250Rだけが、2ストロークバイクじゃないですよ。


私が持っているのはNSRですが、NSR80です。


ともう一台  


スズキのRGV-Γ250SP (VJ23A)です。

VJ23Aは輸出仕様がありまして、40PSの規制がなく、耐久性を無視した70PSの
カリカリチューンでもない、メーカーが信頼性を十分考えたうえで設定した出力特性に
なっています。おそらく55PS程度でしょうか。


パーツさえそろえることができれば簡単に信頼性があり、12000rpmまで
はじけるような健康的なパワー特性を手に入れることができます。


NSRとTZRは・・・ よくわかりませんが、Γの国内仕様みたいに排気バルブを10000rpm
で一瞬閉じるような設定の場合、ECUを交換しないでパワーを上げるのは可能としても
フィーリングはよくないのではと思います。

国内仕様のVJ23Aを輸出仕様のパーツを組んで試行錯誤した末に、信頼性も確保できた設定を紹介します。


交換したパーツ
1.輸出仕様ECU
2.チャンバーの入り口の絞りをとる(お店で1万程度)もしくは輸出仕様チャンバーに交換
3.輸出仕様サイレンサ ただし大きな排気音になってしまう。海外サイトでは国内仕様サイレンサでもそれほどパワーは変わらなかったと書いてありました。

これだけです。
セッティングを出すときに輸出仕様メインジェット、パイロットジェットを交換したけど、国内仕様のキャブだとかぶります。
結局国内仕様に戻しました。

これで8000rpm程度から頭打ちになる特性が12000rpmまで健康的にパワーが出ます。
しかも高信頼性です。


輸出仕様ECUの入手が難しいのが難点。そして改造はあくまでも自己責任で。。。