実戦経験の有無と学習効率

　
前回のメルマガでは、
まだ投資やトレードを始めるレベルじゃなくとも、
今のうちから勉強やトレーニングはしておく方が良い、
という話をしていました。


これは確かにその通りなのですが、
一つ注意しておく点があります。


それは、勉強やトレーニングと、
実際に自分のお金を投じての実践とは、
大きく異なるということを
しっかりと理解しておくことです。


そのため、どれだけ長く勉強をしていても、
どれだけ知識が増えていたとしても、
決して、それを過信しないことです。


むしろ、最初のうちは、小さめの資金で、
少しずつ経験を重ねてゆく方が良いでしょう。


そして、実戦経験を重てゆくなかで、
失敗や成功を繰り返しながら、
少しずつ、本当の意味での投資スキルが
身についてゆくのです。


そういう意味では、
実際に売買をしないで勉強だけするよりも、
実戦での売買を繰り返しながら
勉強をする方が、はるかに多くのことが学べ、
学習効率も良いと言えます。


そのため、逆に言えば、
実戦を伴わない勉強は非効率
という言い方もできるかもしれません。


ただ、そうは言っても、
たとえ、実際の売買をしない状況でも、
地道に勉強やトレーニングを続けて、
しっかりとした基礎を身につけておいた方が、
全く何もしないよりかは、
はるかに良いのです。


だからこそ、
まだ投資をするレベルにない人でも、
今のうちから準備しておきましょう
という話をしていたのです。







こんな話をすると、
「実際に売買しながら勉強したほうが良い」
と考える人も出てくるかもしれませんが、
以前のメルマガでも伝えていたように、
最低限のレベルに達していない人が
投資やトレードで資金を増やし続けることは
限りなく不可能に近いでしょうから、
焦ってスタートしないで下さいね。


そういう点を踏まえた上で、
余裕を持って取り組めるだけの投資資金や、
最低限の収入レベルを確立することを
最優先に考えるようにしましょう。


多くの人にとっては、
自分自身の稼ぎを増やすことが最優先で、
そのなかで、余裕がある時や
気分転換的な感覚で、
投資の勉強やトレーニングを続けてゆく
というスタイルになるのではないでしょうか。


もちろん、まとまった投資資金があり、
すでに毎月の生活費の数倍の収入が
安定的に稼げているような状況であれば、
実戦経験を積みかせねながら、
勉強やトレーニングを続けてゆくことが
もっとも効果的ですよ♪







P.S

実際に売買をしていない状況では
勉強するモチベーションが保てない、
なんて人もいるかもしれません。

そういう人は、
無理に勉強やトレーニングをせずとも、
今は稼ぐことだけに
集中する方が良いでしょうね。



（※注：この記事は、過去のメルマガに掲載していた内容です）

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