まず自分自身がやるべき事

　
前回のメルマガの内容に関して、
何件か感想メールを頂きましたが、
賛同して下さる意見ばかりだったので
ちょっと意外でした。（笑）



少々、過激な意見を書いていたので、
反論や批判的なメールが多く来るかも？
と不安もあったのですが、
まったくそんな事もなかったので、
なんだか肩透かしを受けたような気分です。（笑）




まあ、もしかしたら、
あまりにも私の考えが理解できずに、
もはや何を言っても無駄だと
思われた方もいるかもしれませんが。（汗）







まあ、それはともかくとして、
メールを下さった方々。

ありがとうございました。



せっかくですので、
そのなかの1つを紹介します。




～～～～～～（ここから）～～～～～～


「全然儲かっていない古い企業や団体を
守るために補助金を出したり、
まったく逆の事をしていますよね。」

全面的に同意します。


一般論で語るのでははなく、
具体的な業界、業種を列記して
語るべき段階だと思います。



　民間の銀行や宅配便業者が
必死の競争に明け暮れているのに、
いまだに国家保証的なイメージにすがりつき
ぬくぬくと赤字的殿様商売に
安住している郵便・郵貯。

　洪水や水飢饉が起きる可能性は少ないのに、
何千億もかかるダム工事にたかり付く政管・建設業。

　大豆や小麦は輸入に頼っているのに
それらは儲からないから作ろうとせず、
高値でほぼ１００％売り払える米ばかり作るNO家、

しかも市場価格下落で損をしたら
政府が補填してあげましょうなどと。


技術のある町工場が輸入品に押され
赤字になっても何も補助されない・・・・

いくらでも指摘出来てしましまいますが、
当然これらに利害を要している既得権者は
ミスターFさんのメルマガ読者にも
多くいることでしょう。



それらの反発をいとわぬ政治家が出てくるか？　

その政治家を非既得権者が
どこまで応援する覚悟があるか？　


ある時は既得権者となってしまう、
すそ野の広い彼等を
どこまで黙らせることができるか。

国民がこれらの行動を厭わなければ、
景気は良くならざるを得ないでしょう。


～～～～～～（ここまで）～～～～～～



さすがに私でも、
ここまで過激な発言をするのには
少し抵抗がありました。（笑）



前回のメルマガでは、
あえてボカシていた部分を
具体的に書かれていますし・・・（汗）



まあ、この方のメールに書かれている以外にも、
国や制度に守られている既得権益業者は
数多く存在していますが。





ただ、このような既得権益者を
ここで一つ一つ取り上げて批判しても
あまり意味がないでしょう。



それよりも、我々が出来る事や
やるべき事がいくらでもあります。




政治や経済などの話をしていると、
国に依存したり、誰かに依存するような
考えの人が多いように感じられます。



「国が◯◯してくれない」とか、
「◯◯して欲しい」とか。


あるいは、
「国が悪い」「〇〇のせいだ」など。





そうではなく、
「自分自身が具体的に何をするのか」
を考えたほうが良いでしょう。




自分自身は何も行動せずに、
文句や批判ばかりを口にしても、
見苦しいだけですよ。




逆に言えば、国を良くするため、
景気を良くするために、
「具体的に何をすれば良いのか」と
いつも真剣に考えて行動をする人が増えれば、
自然と世の中は良くなるはずです。




もし「国が悪い」と言うのなら、
「国を良くするために何ができるのか」
を真剣に考え、具体的な行動をするべきです。






特に景気対策なんかは、
国に何かをしてもらうことを期待するよりも、
一人ひとりの人間が、
多くの人の役に立つ仕事や、
多くの人に喜ばれる仕事を、
しっかりと続けてゆく事が重要でしょう。



そのようは人達が増えてくれば、
企業の利益や個人の収入も増えて、
豊かになる人も増えるはずですから。







（※注：この記事は、過去のメルマガに掲載していた内容です）

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