必要とされ続けること

　
「あなたの本業は何ですか？」


よく聞かれる質問なのですが、
ちょっと回答に困っていたりもします。（笑）



正直、自分でも何が本業なのか
よく分かっていなかったりするので。（爆）



アンケートとか申込書とかの職業欄には
会社役員とか自営業者などと
記載しているケースが多いですが、
これでは答えになっていませんよね。



って言うか、何が本業なのかを
明確にしておく必要があるのでしょうか？




株や為替のトレードもしておりますし、
ブログやメルマガなどでの
アフィリエイトなどもしていれば、
E-bookの販売もしておりますし、
知り合いの会社の手伝いなどもしています。



これらには特に共通点がないように思えますし、
他にも何かやりたい事だったり面白そうなこと、
あるいは、誰かから必要とされる仕事があれば、
これらとは全く異なる仕事であっても
新たに取り組んでみるかもしれません。



最も力を入れているのは何？
と聞かれても、その時期や状況によって
答えは変わってくるでしょうから、
どれが本業なのか1つに絞れませんし、
そもそも明確にする必要もないと
個人的に考えています。


もしかしたら、
これから新たに始めることが、
メイン業務になるかもしれませんし。




まあ、強いて言えば
なんでも屋さんって事でしょうか。（笑）



言い方を変えれば、
自分が好きなことや得意なことで、
誰かの役に立てることならば、
何でも本業になりえる訳です。


時代や状況によって
コロコロ変わってゆくかもしれません。（爆）




ただ、これからの時代、
特に私のような個人事業だったり、
中小零細企業の場合は、
一つの本業にこだわらず、
その時代や顧客の要望にあわせて、
柔軟に変化してゆくことが
非常に重要だと思います。



なにしろ、これまでよりも
どんどん速いペースで
世の中は変化してゆくことに
なってゆくでしょうから。




新たな技術や商品が出てくれば
我々の生活様式やニーズなども
大きく変わってゆくことになります。



携帯電話が一般的に普及したことによって
ポケベルが駆逐されてしまったり、
電話ボックスが激減したりしました。


今時の若い子なんかは、
電話ボックスを実際に見たことがない
という人もいるみたいですし。（汗）




もし、携帯電話が普及しはじめた時期に、
我々の本業はポケベルだ！と言い張って
ポケベル事業にこだわり続けていれば
今頃は生き残っていませんよね。


以前、このメルマガでも取り上げましたが、
富士フィルムという会社に関しても、
当時の本業の写真フィルムだけに
こだわり続けていたのなら、
今まで生き残るのは難しかったでしょう。




たとえ、それまでの伝統があっても、
現時点で業界トップクラスの地位にいても、
その商品やサービスなどが
必要とされなくなってくれば
その会社は生き残ることはできません。



そういう意味では、
世の中に存在するすべての会社は、
必要とされる商品やサービスを提供すること
をメイン業務にしなければならない、
とも言えますよね。





そして、これからの時代は
世の中が大きく変わってゆくので、
新商品や新サービスなどのが
これまで以上に速いペースで
登場してくることでしょう。


もちろん、商品やサービスだけでなく、
国際情勢や政治経済面などでも、
大きな変化もあるでしょう。




そのなかで、時代の変化や
人々の生活習慣の変化に合わせて、
必要とされる商品やサービスを
提供することができるのかが
重要なポイントになってくるでしょう。






P.S

複数の事業をやっていると、
どれか一つがダメになったとしても、
他の事業でリスクヘッジできたりします。

一つの強みを磨くことも大切ですが、
常にそれがダメになった時のことを想定し、
早めに準備しておくことも大切ですね。




（※注：この記事は、過去のメルマガに掲載していた内容です）

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