余裕を持ってトレードをするために | これだけでも株で稼げる!

余裕を持ってトレードをするために

 
余裕を持ってトレードをするためには、
毎月の生活費よりも充分に大きな収入を
トレード以外から得ていることが大切です。


なにしろ、毎月20万円ほどの生活費がかかるケースの場合、
毎月20万円ちょっとの収入しかなければ、
ほとんどカツカツの生活をしていることとなり、
余裕を持てるような状況ではありませんよね。


収入が減ったからトレードでその分を補完したい、
などと考える人もいるようですが、
そんな考えで上手くいくケースなどほとんどありません。



トレードは余裕資金でと何度も言っておりましたが、
生活費ギリギリの収入しかない状況であれば、
とても余裕がある状況とは言えないですから、
まずは、稼ぎを増やすことや、生活費の無駄を減らすことを
第一に考えるべきでしょう。



これは、私の個人的な感覚になりますが、
だいたい毎月10万円以上は余裕があることが
望ましいように思えています。

例えば、毎月の生活費が20万円ほど掛かっているのならば、
トレード以外の収入で月収30万円以下の場合は、
そもそもトレードは辞めておいたほうが良いでしょう。

なにしろ、そのような状況では、
トレード資金は、とても余裕資金とは言えないでしょうから。



たとえ、親の遺産を相続するなどで
大きな資金があったとしても、
ギリギリの生活をしているようであれば、
いつ急な出費が増えるかわからない状況ですから、
それに備えておくべきだと思います。

トレードは余裕資金でと言っておりましたが、
この余裕資金と言うのは、仮に全て失ったとしても、
生活に影響を与えないようなお金のことを言います。

いざという時の備えを失ってしまえば、
明らかに大きな影響が出てきますよね。



また、ギリギリの生活をしていて、
なかなか貯金ができないような状況では、
例えば、大きな遺産を投資資金にしていた場合、
じわじわと資金が減り続けている状況で
冷静にトレードを続けることができますか?


資金が減り続けている状況に耐え切れず、
せめて元の状況に戻したいと一発逆転を狙って
ドツボにハマってしまう可能性は高いですよ。

せっかく親から譲り受けた遺産を
そんな事で失ってしまえばショックも大きいですよね。




しかし、毎月の生活費よりも
大きく上回る収入がある場合はどうでしょうか?


たとえ、トレード資金を全て吹っ飛ばしたとしても、
また資金を貯めればいいやと開き直りやすいです。

また、毎月余裕資金を証券口座に入れ続けていれば、
たとえロスカットが続いたとしても、
精神的ダメージは少ないと思いますので。




ちなみに、私自身、サラリーマン時代は、
手取りで月収25万円程度だったにも関わらず、
毎月10万円を証券口座に入金し続けていました。

その代わり、毎月の生活費は10万円以下に抑えて、
かなりの節約生活をし続けていましたが。(笑)

(なにしろ家賃4万円ほどの所に住んでいたので・・・)



そのため、トレードで負けていた時期でも、
証券口座の資金自体は大きく減っていなかったので、
辛抱強く試行錯誤をやり続けられたのだと思います。

まあ、いま改めて振り返ってみれば
当時はトレード資金もそんなに大きくなかったので、
そんな状況で無理にトレードするよりも、
まずは収入を増やすことを考えるべきだったと思いますが。



という訳で、現在ギリギリの生活をしているような人は、
そんな状況でトレードに取り組むよりも、
まずは、少なくとも毎月10万円以上の余裕資金を
生み出すことを考えてみてはいかがでしょうか。






P.S

ある程度生活に余裕があることは、
トレードをするための最低条件だと思います。

スタートラインにも立っていない状況で
無理にトレードを始めようとする人が
多いように感じていました。


このような状況の人に対しては、
どれだけノウハウやテクニックを教えたとしても、
ほとんど活かせないように思えますので、
まずはスタートラインに立つことを考えて欲しいです。



(※注:この記事は、過去のメルマガに掲載していた内容です)