もう一つの重要な感情 | これだけでも株で稼げる!

もう一つの重要な感情

 
感情のコントロールが大切とは、
これまで何度も繰り返し言い続けてきたことです。


ただ、感情のコントロールと言っても、
具体的にどのような感情の事なのか
よくわかっていない人も多いと思いますので、
私なりの考えを書いてみます。



株式投資において必要な事は、
大きく分けて、3つの感情をコントロールすることです。


そのうち2つは、なんとなくわかっている人も多いと思います。




そう、「恐怖」と「欲望」です。



これ以上、損失を出したくない、と言う「恐怖」があったり、
もしかしたら上昇に転じるかも?という「欲望」があるからこそ、
なかなかロスカットができない人が多い訳です。


また、仮に利益が出ていたとしても、
これ以上、含み益を失いたくない、と言う「恐怖」があったり、
少しでもいいから利益を確保したいという「欲望」があるからこそ、
大きく利益を伸ばす事無く、
わずかな利益で利食いをしてしまったりするのです。




このような「恐怖」と「欲望」の感情を
いかにうまくコントロールすることができるのかが、
株式投資で利益を上げ続けるためには重要な部分になってきます。





しかし、「恐怖」と「欲望」以外にも、
もう一つ、コントロールしなければならない
重要な感情の要素があったりします。











それは・・・・・・・・・・・・








































 「退屈」という感情です。





そう、本来、株式投資というのは「退屈」なものなのです。



ウォーレン・バフェット氏のように、
一度買った株を何十年と長期保有するスタイルであれば、
「退屈」というのも理解できるが、
短期売買においても「退屈」と言えるのか?

と疑問に思われる方もいるかもしれません。




しかし、私のようにデイトレードで
一日何度も売買を重ねるようなスタイルであったとしても、
実は、毎日が「退屈」との戦いだったりします。





CMBトレード塾会員の方であればご存知でしょうが、
CMBトレーダーの中でも、私は一日あたりの売買回数が、
比較的多い方だと思います。



そのため、毎日、頻繁に売買を繰り返しているような
印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は、マーケットが開いている時間の中で、
実際に売買注文を出したりしている時間は、
ごくわずかだったりします。


大半の時間は、
チャートや板の値動きを、ひたすら眺めているだけなのです。



そう、自分の間合いに入ってくるまで、
ひたすら待ち続けている訳です。



そして、監視銘柄が自分の間合いに入ってくれば、
機械的にエントリー注文を出して、すぐに機械的に逆指値を設定。


その後は、逆指値に引っかかるまで待ち続けたり、
含み益が大きくなったり、相場状況が変化したりしてくれば、
これまた機械的に、逆指値を設定しなおすだけです。





CMBトレード塾では、
今年の1月から、私の売買日記を公開し続けておりますが、
10ヶ月以上もの間、ほとんど同じような売買ばかりを、
ひたすら続けている事がよくわかると思います。



そう、馬鹿の一つ覚えのように、
同じような事を毎日機械的にやり続けているだけですから、
言い方を変えれば「退屈な作業」を
淡々と繰り返し続けているだけなのです。




今では売買をしている際に、
喜んだり怒り狂ったりするような事は、ほとんどありません。


エキサイトすることなく、ひたすらチャートや板を眺め続け、
エントリーのシグナルが出れば、機械的に注文を出すだけですから。





しかし、私のこれまでの経験から言えることは、
退屈な作業を続けているだけの時ほど、
もっとも大きな利益を上げていたりします。




逆に、エキサイトして売買している時は、
ほとんど利益を出せていなかったり、
むしろ損失を出しているケースが多いように思えます。





確かに、自分の監視銘柄が間合いに入ってくるまでは、
ひたすらチャートや板を眺め続けているだけですから、
はっきり言って「退屈」な時間は、かなり長いです。



しかし「退屈」に耐え切れなくなり、
自分の間合いに入ってきていない銘柄に
強引に手を出したりすると、、、、


大抵はうまくいかない事になるのです。






私のように、馬鹿の一つ覚えのように、
同じようなやり方ばかりをひたすら機械的に続けることは、
退屈と感じる人は多いと思います。



それでも、ひたすら「退屈」なことをやり続けていれば、
いつの間にか、投資資金が増えている事になるのです。





せっかく、期待値が高く優位性のある売買ルールを持っていても、
その売買ルールに従って機械的に注文を出し続けるという、
退屈な作業を続ける事ができなければ、
いつの間にか、投資資金は減り続けることになるでしょう。




いかにして、この「退屈」という感情をコントロールするのかが、
株式投資で長期的に利益を上げ続けるためは重要になってくるのです。





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