3月20日と21日、めったにない家族と同じお休みで連休だったので、わりと近場に旅行に行くことに。

で、淡路島に行ってきました。

20日はいざなぎ神社や、道の駅うずしおにご当地バーガーで人気の「淡路島オニオンビーフバーガー」を食べに行き、すごいお並びだった話や

21日の午後、計画なし、いきあたりばったりで淡路島の南に浮かぶ神話の島、沼島に行った話を書いていたら、すごく長くなるので

今回の淡路島の旅の(私の)一番の目的、

諭鶴羽神社へお参りに行った話を書きます。




神戸の御影の弓弦羽神社には、もう何回もお参りしているけど

もう一つ、別の「ゆづるは神社」があって

それは山の上にあるらしいとか、

すごく行きにくいところにあるらしいとか

前から聞いていて、1度行ってみたかったんです。


21日に行ってきました。

神社へは、車一台がやっと通れるような細い山道を登っていきます。

途中であきらめて帰ってしまう人もあるとか…

神社まで来ると、駐車場はわりと広いです。

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神社は宮司さんがお一人で切り盛りされているようで、無人のこともあります。
それで「お守りの代金は賽銭箱に」と書いてあるのですが、
まずそれが驚きです!
お金を払わずに持っていく人いないのかしら?
まあ、神社に来る人でそんな人はいないと思われているのかな?

私は事前に連絡して行ったので、宮司さんがいらっしゃったので

御朱印、絵馬やお守りなどの代金は直接お渡ししました。

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羽生選手の世界選手権について、お願いしてきました。


神社に行ってわかったのですが、登山で来られる人が多いようです。

宮司さんはお一人であちこち忙しい中、私達の案内というか、いろいろ神社の説明をしてくださいました。

羽生選手が来られた時のお話もしてくださいました。
もうすでに、あちこちのブログや旅行記などで書かれていることと同じですが、

その場所で、直接、お話を聞くと臨場感がありました。


以下、昨日お聞きしたお話です。


羽生選手は昨年の夏、7月2日に来られたそうです。もう夕方の時間だったそうで
1時間くらいかけてゆっくりお参りをされたと。
その日は晴れていたのですが、羽生選手が来られた頃、霧が立ちこめてきて(山の上なので、霧が出ることがよくあるそうですが)
境内がまるでスケートリンクのような様子になり、羽生選手が境内に飛びだしてきて、跳んだりはねたり、ジャンプしたり…まさにフィギュアスケートを舞っていたと。

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(羽生選手が舞っていたのはこの辺りかと、想像しました。)

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宮司さん曰く、羽生選手はフィギュアスケートを奉納されたと。
長く宮司をしているけど、フィギュアスケートを奉納されたのは初めてです、とおっしゃっていました。


また境内の「親子杉」に手を当ててしばらくじっとしていらっしゃったと。

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木から自然の力をもらっていたのでしょうと。

そのほか境内をゆっくり見てまわられたと。

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ここからの景色

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この写真ではわかりにくいかもですが、左手側に和歌山県が見えます。ここから見ていると飛んでいけそうな気がします。
昔の人はそうやって想像されたそうです。
諭鶴羽神社、諭鶴羽山の名前の由来も、くにうみ神話のイザナミの尊とイザナギの尊が、鶴の羽に乗ってこの山のカヤの大樹に舞い降りられたのが由来とのこと。

本当に、どこまでも飛んでいけそうな気がします。
ボストンまでも!




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くにうみ神話の島、沼島がすぐ目の前に…



羽生選手も景色に感激しておられたそうです。

ずっと「諭鶴羽神社」に来たいと思っていたので嬉しいと、

それから

「神様にお会いできました」とおっしゃっていたそうです。

「諭鶴羽神社」のことはファンの方からここのお守りをいただいたことがあって知っていらしたとのこと。

宮司さんの羽生選手の感想で

本当に爽やかな、
テレビとまったく変わらず同じ様子で

裏表のない
自分のためではなく
ファンのことや震災復興のことを考えてお参りされていると



ここからは私の感想

神社から見える景色は本当に素晴らしく
急に目に熱いものが込み上げてきました。


ここから見える沼島にどうしても行ってみたくなって、午後から船に乗って行ってきました。




諭鶴羽神社で
羽生選手のお話が聞けて良かったです。

でも羽生選手のお話だけでなく

この神社自体に
凛とした空気があったのです。

この諭鶴羽神社自体が古代の森

この諭鶴羽山自体が古代からの植生のままの山で

たくさんの種類の動植物が生息し

まさにいきものの力に満ちているから

なのかな…と思いました。



忙しい中、丁寧に私達にご説明してくださいました宮司さんに本当に感謝しています。

諭鶴羽神社は素晴らしいところですが
淡路島の観光地の中でもあまり大きくは取り上げられていない気がします。
そこで最後に宮司さんに聞いてみました。

諭鶴羽神社は淡路島の中でもあまり大きくは取り上げられていないようですが
有名になってたくさんの人が来られるようになったらどうですか?と



お答えは
神社に来てくださるのは嬉しいです。
でも何かすごくアピールして
参拝者を増やそうとかとは思ってなくて
自然に流れのままでいいと思っています。

ここが必要な人に寄り添えるように…


本当に素晴らしい場所
素敵な方にお会いできたと思いました。



ここに導いてくださったのはやはり
あの方…

本当にありがとうございました。


(いつものブログでは、結弦くん、と呼ばせていただいている私ですが、今回の話の中では「羽生選手」としか言いようのないものを感じ、そのように呼ばせていただきました。)

(また宮司さんにお聞きしたお話は、私の聞き覚えのため、細かい部分はご容赦くださいm(__)m)


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いただいた御朱印



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羽生選手がお求めになられたお守り、だそうです。
ふんわりとしたピンクと水色が
かわいらしいですね。