早期療育が大切。ってよく言われるけど。


私は早期療育というよりも

子供が小さくて、まだこちらの手に負えるうちに

こつこつとできることをすることが大事だと思う。


大きくなってからもできないことはないが

(私の尊敬する瀬戸少年院の向井様の好きな御言葉は

「早すぎることはないが、遅すぎることもない」だそうだ)

数倍のエネルギーを必要とする。

こちらの体力も弱ってくるし

なんかの病気を抱えたり

親の社会的な立場が変わったりするかもしれない。


知的障害が重度であれば

その傾向は強まる。


最近立て続けに

重度の子供さんをもつ親御さんの

悲鳴にも似た相談を聞く機会があった。



私たちと違って情報が少なくて

的確なアドバイスをしてあげれる人がいなかったのかもしれないし

社会の目が冷たかっただろうし

自立支援法もなくてあずかる施設もなく

どこにいっても無理解で横柄で

ハイテク機械もインターネットもなかっただろうし

その分 家族に余裕がなかったのかもしれない。


親御さんも悲鳴をあげているけど

子供さんの声にならない悲鳴も聞こえる。