H26年6月18日 水曜日

広島県は福山市より


朝から雨が降り続いています

幼少期、私は雨の日が大好きでした
雨が降る度に傘を壊して帰り、母に怒られた事を思い出しています

私が幼少期住んでいた町は坂道が多く
雨が降ると溝の中に傘を広げ入れ
溝でダムをよく作って遊んでいました

今となっては昔の懐かしい思い出話になっており、子供達に話を聞かせています





すい臓ガンと闘う家族




日本人の2人に1人が何らかのガンに発病する現在
私自身、母にガンが告知されるまで
ガンとは...
全くの他人事であり、気にもしていなかった

TV,Newsなどの特番を見て、怖い病気だとは感じていたが
翌日には忘れて何気ない食生活、私生活を続けていました....


ガン (癌)


治る、治らないは別として...
やはり恐ろしい病気だと実感しています...













母がすい臓ガンと告知され、この日記も39回目(Thank's You)になりました。
これまで沢山の方から励まされ、応援のメッセージを頂きまして



本当にありがとうございます



すい臓ガン末期 Lebel 4B 余命6ケ月と医師から宣告され、約2年と6ケ月
様々な苦労、苦痛と必死に闘ってきましたが

H26年5月27日 午前10時

行年71歳にて生涯をとじ、新たな世界に旅立って行きました




今思い返せば...
長かった様な、短かった様な...
数えきれない位悩んだし、涙した

親父と意見の違いで沢山喧嘩もした
治療方針、治療費などの金銭的負担、目に見えない何かからの重圧
日記だけでは書ききれない沢山の苦労があった

そんな生活の中にも
私達家族には母との楽しい思い出も沢山あります


母の調子が良い時には沢山外出もした
家族全員で母の故郷である新潟にも帰郷した
週末にはお弁当を作り、花見や山菜採り、公園など沢山出かけた
道の駅や農協などにも無農薬野菜やキノコ類など探しに
毎週の様に出かけていました

母が好きだった温泉旅行にも沢山行った
高級な宿ではない一人4000円程度で宿泊出来る旅館だったけど
晩御飯の後、広間で母と父が一緒にカラオケで歌う姿
早朝見に行った、神秘的光景の雲海
今でも家族全員鮮明に記憶に残っています



お母さん

この2年間...
毎日、毎日色んな事があったね
お腹や背中相当痛かったはずなのに
私が実家に帰宅すると
「 おかえり 疲れてない? 」
いつも自分の事より私や父の心配をしてくれていた母


本当にありがとう


職場から実家に帰宅してから定番の会話だった


母が発病してから生活改善として始めた食事療法
私自身、調理経験や知識は若干あったので
試行錯誤を重ね、両親に晩御飯を作っていました

色んな書物、インターネットなどで調べ
肉類、脂物、砂糖などを排除しての自己流食事療法

毎日の無農薬レモン2個以上、野菜ジュース
ニュージーランドから仕入れたマヌカハニー
プロポリス、生ローヤルゼリー、
鉄分、葉酸、ビタミンB系など
様々な補助系サプリなど母に摂取させていた


特に菓子パンや甘系の物が好きだった母
私の作る料理やレモンなどにストレスを絶対に感じていたはずですが

母は文句一つ言わず
私の作る味気無い料理を食べてくれました

私が作る料理、殆どが無塩に近いメニューだったので
何とか盛り付けや見た目で少しでも楽しんで食事が出来る様にと工夫した


本当は痛みや抗がん剤による副作用で食欲も無かったはずなのに

「 美味しいよ ありがとう 」

いつも文句言わず食べてくれた母



本当にありがとう










この2年半...
不安や痛み、苦しみ
様々な数えきれない山を沢山乗り越えてきましたね

余命半年と言われ2年と6ケ月
母は立派な勝ち組だよニコニコグッド!
ガンに負けたなんて思っていないから...

最後の最後まで、精一杯頑張った母
その強く逞しく生きた母の姿、しっかり記憶に残して生きていきます

お別れの時の母の顔...
今にも起きてきそうな位
綺麗で穏やかな、子供の頃に記憶する優しい母の顔でした

心から母の子供として生まれた事に感謝の気持ちで一杯です
71年間の人生、本当にお疲れ様でした


天国につづく高架線に乗って
今までの疲れた体をゆっくりと癒してね


そして...
親父や兄貴、私の家族を天国から見守って下さい


12月20日 金曜日

広島県は福山市より

今朝のニュースでは全国的に大荒れらしい...
母の故郷である新潟県は大丈夫だろうか??

私事ですが
なんか世間全般に大荒れなのは天気だけじゃなく
色々な方面で大荒れな感じを受けます

そんな中、気になる記事を見つけた


リベンジポルノ


実は昨日初めて目にした言葉だった

意味的には(自己解釈)
元彼氏さんが別れた彼女などを嫌がらせする行為みたいです
元彼女のプライベートな写真(裸体、性行為中)を無断で世間に
公開したり、写真をネタに嫌がらせしたり...
結構な被害者数みたいです。


???


一つ疑問が有るんですが...
個人的な男性立場の意見として

最近の女の人って
簡単に裸の写真撮影を彼氏だからって許可出すんですか??
そもそもの問題点の始まりは
容易にプライベートな写真を撮る&撮らせる
ここに問題があるのでは??


私も男ですから異性の裸には興味はあります。間違いなくある
結婚もしてるし子供も居る、性欲だって人並みにある
奥様にですよ...
性行為中...

「 写真撮っていい?? 」

そんな事を言葉にしたら...

下記の様な事態が待ち受けていると思います(((( ;°Д°))))


① 殴られる

② 今後一切相手にしてくれない

③ 一生変態扱いされる

④ これ以上恐ろしくて書けません Σ(~∀~||;)

普通こんなんじゃないんですか??


男だったら願望はありますよ...
野外、露出、パンチラとか...
そんな記事についつい目を奪われてしまうんです(個人的な意見)

脱線しましたが...
個人的な意見を言えば
そんな願望は有っても、口に出しては絶対に言えません
撮影している人は何に利用するのだろうか??


今話題になって、国会などでも取り入られている問題
リベンジポルノ
Twitterなどに投稿される裸体、いたずら投稿写真

その結果...
自ら自分を追い込み、犯罪者扱いされるのが現実
40代のおっさんkOOchinには理解し難いのですが...

みなさん...
もう少し本能を抑えて行動しまshOwねっ

今リベンジポルノ等で悩みを抱えていたり、不安な方
安易に撮影に応じない様に心掛けた方が良いと思います
AVのマネ事も興奮するのかもしれませんが...
何事も普通が一番だと思います

もしも被害者の方(女性)が見たら遺憾に感じるかもしれないが...
個人的意見を言えば



リベンジポルノ


どちらが悪いかと言えば...

プライベートな写真を勝手無断で公開する人も悪いし、
犯罪者扱いされて当然です

写真の撮影を許可した方も悪い
物事を安易に考えています

「 断れない 」 「 彼氏に頼まれた 」

言い分はあるでしょうが...

後々困るのは誰ですか??って思います
被害の女性に対して同情もしますが...
男性ばかり悪者扱いされるのは...どうかなと思います

何にせよ
この手の問題
被害者が訴えれば容疑者は簡単に割り出せるはず
簡単に逮捕出来るのでしょうが...
裁判なんかで
被害者が裸体で笑顔だったりしたら...
不利になったりしないんですかね??
撮影は合意の上だらか、無断掲載だけ問われるんですかね??



気になった記事を思うがままに書いてます
個人的意見を妄想的に書いただけなので
特に悪意等有りません。ご了承下さい









H25年 12月18日 水曜日

定期健診 血液検査結果数値


総ビリルビン    0.50
直接ビリルビン   0.18
総蛋白量    5.9(L)
血清アルブミン    3.6(L)
ALP       443(H)
AST(GOT)    125(H)
ALT(GPT)    259(H)
LD(LDH)     197
γ-GT      178(H)
AMY(血)     27(L)
尿素窒素     10
クレアチニン      0.73
尿酸       4.6
血糖       148(H)
HbA1c      7.1(H)
HbF       0.7
総コレステロール     142
ナトリウム       140.3
クロール        106.2
カリウム        3.95
カルシウム       8.9
eGFR       60
CA19-9      3094(H)
白血球数      41.5(L)
MCH        32.0      
MCV        98.2(H)
MCHC       32.6
赤血球数     278(L)
ヘモグロビン量     8.9(L)
ヘマトクリット値     27.3(L)
血小板数      10.2(L)

NEUTRO%     68.7%
BASO%      0.2%
EOSIN%      0.7%
MONO%      4.6%
LYMPHA%     25.8%

CRP定量     0.07








この度の(H25/12/18)血液検査数値です。
色々と気になる点はありますが
この1カ月で腫瘍マーカー数値が倍になった
考えても何も事態は変化しないが...
母の体調は以前より良い日が増えているので
安心していたが...
母も数値を見て落ち込んでいました。


主治医より
1月9日(木曜日)抗がん剤投与日
次回からGEM(ゲムシタビン、ジェムザール)を止め
TS-1(服用)にしようと言われた。

正直言うとTS-1を投与するのは反対だ
母の体力、副作用考えると...
迷うし、それなりの決断が必要だと考えています


この日記を読まれた方にお願いします
血液検査の結果だけでは難しいかもしれませんが
本当にTS-1は必要なのか??
アドバイス戴けると有難いのですが

宜しくお願いします












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H25年 12月14日 土曜日
広島県は福山市より



12月に突入し、早々に半月が経過しました。
今回で母のすい臓ガン日記、37回を迎える事が出来ました
最近の状態を報告します

先週の14日に退院しまして
それから1週間、朝の横腹痛み等若干ありますが
母の体調はかなり良い一週間でした。
この調子で過ごせれば、年越しも穏やかに過ごせそうです

私の日記で、同じ様な環境のご家族様、ガンと闘っている方に
勇気や希望みたいな事が出来ればと想い日記を書いています

最近メッセージがちょくちょく届きます
どんな食生活をされているのか??とか...
皆様私と同じ様な不安やこれから何をしていけばよいのか??
ホント皆様と同じ考えなんだなと感じています
正直言えば...
http://link.ameba.jp/130770/私も何をしていいのか全く分かりません
色んな事を独自に試しているが
本当に良いのだろうか??不安になります
とにかく私が言えるのは


「 やる事はやる。 後悔はしたくない。 」


母の為だけじゃなく、自分自身の為にもする
綺麗事ばかり書けないが
何か自分自身納得する何かが欲しいんです

親戚や母の知人、近所の人...
私が母の世話をしている事は皆知っています
本音を言えば、最初は押し潰れそうなプレッシャーでした

「姉さんの事任せたからね...」 「...しか居ないんだから宜しくね」
親戚からの電話に神経を使う日が嫌になってました
裏を返せば...
もしも母親がすぐに他界していたら...
私が何か悪い事でもしたのでは??
そんな風に考える自分も居たのも事実です



色んな事が有りましたが
余命半年~1年宣言を受け、早々2年の月日が無事経過しました
母の逞しさ、生きる意志の強さ
ホント母親って子供には強い存在なんだと改めて感じると共に
母が無事に生きている事に感謝の気持ちで一杯です

神様の存在なんて今まで全く信じていなかったが
神様を含め、母親はみんなに「頑張れ」と
後押しされ、励まされ、これまで強く生きてこれたと思います



本当のありがとうございます。



新潟のおばちゃん
電話の度に泣いてばっかりだったけど、安心してください
母はまだまだ元気ですよ
来年も母を連れ、家族全員で必ず遊びに行きます

近所の母の友人や知人の方
沢山の新鮮無農薬の野菜や果物、本当に有難うございました。

親戚のYukiちゃん
毎回実家に訪れると、沢山の御守りありがとう
今年は観光親善大使に選ばれたり、ロスに留学など
忙しい中、来てくれて有難うね
ばあちゃんは凄く喜んでいたよ


本当に母は沢山の人に支えられて羨ましいです。










12月14日 現在自宅にて使用品(サプリメント、果物等) 医薬品(薬)除く



野菜ジュース コップ1杯 (ミキサーにて)
国産無農薬レモン1個 (広島県産)
マヌカハニー
生ローヤルゼリー
プロポリス
葉酸400чg
ヘム鉄150mg
エビオス錠
海からの恵み フコイダイン




国産無農薬レモン1個 (広島県産)
マヌカハニー
プロポリス
エビオス錠
海からの恵み フコイダイン





国産無農薬レモン1個 (広島県産)
マヌカハニー
プロポリス
葉酸400чg
ヘム鉄150mg
エビオス錠
海からの恵み フコイダイン




就寝前
マヌカハニー
プロポリス







食事
①極力無塩
②野菜を中心に
③キノコ類を食べる
④肉類の極力排除
⑤油分は極力控える
⑥基本薄味
⑦インスタントなど加工食品は禁止

上記7点は心掛けています(工夫が必要)
①&⑥
どうしても味が単調になるので
香草や生姜、ニンニク、胡麻などを上手く使い味にアクセントを付ける
スープ、魚の煮付けなど醤油料理で醤油を少量にすると見た目に楽しくない
我が家の解決策は...

例えば...
黒胡麻を使えば色目も付く
茸類でも舞茸なども風味、色目を整えてくれる、乾燥しいたけもどし汁なども同様

母親の出身地は新潟県、どちらかと言えば濃い味好み
⑥基本薄味 
解決方の一例
味噌汁など味噌を極少量にすれば、味が薄いと嫌がっていたが
アクセントにニンニクすりおろす、胡麻をすりおろす(日々替える)
薬味をいれ(ネギ、みょうが、大葉)味にインパクトを与える
そうすると見た目も楽しめる

出汁は基本
昆布、どんこ(乾燥しいたけ)を作り使用



白米は玄米が中心、雑穀米も使用



天敵である、抗がん剤の副作用での便秘、下剤飲めば下痢
最も悪循環で矛盾した医療方法、何とか回避出来る様に

①食事前に軽い散歩(我が家は5分程度)
②水分補給(目標1日2リットル)
③食事中も小分けで水分を取る(毎食事コップ1杯)
④野菜ジュースを必ず飲む(市販品NG,自家製で)

食物繊維を多く摂取出来るメニューを1日1品取り入れる


様々な工夫をしています
その中で一番重要で注意する点は...


食べる人の気持ちを考える事
私の体験談ですが...
最初はとにかく体に良い食事、悪い物は食べさせないなど
母の気持ちを無視していた様に今思い返せば感じます
「飴と鞭」耳にする言葉だが
私の場合、度が過ぎて「雨と無知」
食事の度に母に余分な気分、精神的ストレスを与えていたのではと感じます
最近では...
母の顔色を見て判断し

①ストレスが溜まる?だろう前にサプライズ的に母の好きなメニューを食べさせる(週1回)
②一緒に食べてあげる(仕事してるので晩御飯だけ)
*私自身は母と食べ、自宅に戻り晩御飯食べるから太りましたが...
③薄味を食事中の雰囲気を明るくしカバーする
*会話で盛り上げるなど...

なるべく自然に食べてくれる様に
「これ...体にいいから...」などは使わないようにしています


まだまだ沢山気を付けている事は沢山有りますが
私自身まだまだ未熟者なので、これ位にして
書いた事を自身実践出来る様に努力します




今回の日記は終わりますが
本当にガンって病気は厄介で強敵な悪者です
日本人二人に一人が発病すると言われています
私自身これまで2年間母と闘ってきましたが
今までも、これからも西洋医学は信用しません

全て否定する訳ではありません
母の主治医は親切だし、いつでも診察に来るし

それでもやはり医療も儲け主義
一般市民である私の家族に乗りかかる医療負担
細々と暮らす両親も同様、入院、治療の負担
国の医療制度は不満だらけ
ガンは治すのでは無く
いかに延命させ、抗がん剤を投与し製薬会社は儲ける
これが私の率直な感想です


色々愚痴や不満は有るが
母の強敵であるガン細胞は微笑みながら体の中に根強く潜んでます


私は地位無ければも知識も素人同然だが
一つだけ言えることは
病気と闘うのに必要なのは治療や薬では無いと思います
必要なのは家族のサポートだと思う

如何に母の気持ちをサポートしてあげるか...
精神的不安を排除してあげるか...
治療の主でなく、サポートの一環と考えてあげる
抗がん剤が嫌ならば1サイクルくらい飛ばす勇気も時には必要
全て主治医に任せるのでなく
血液数値など、細かく目を通し
白血球など低くなれば、抗がん剤など中止させる等
家族がしっかり病気と向き合う事が
私にとっては最重要ではと感じています。





H25年12月14日 土曜日 koochin family

母を含め、ガンで苦しんでいる方へ
良い年末年始を過ごせます様に

そして
私同様、ご家族の方へ
一緒に頑張りまshOw



dOn,t wOrry be happy


















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11月23日 土曜日
再入院初日
午後2時から4時間点滴を投与する
体調に変化なし
晩御飯はお粥のみ手を付ける


11月24日 日曜日
午前10時
家族全員で母を見舞いに行く
昨日より僅かだが顔色が良く見えた

午前、午後合わせ6時間要する
点滴が母には苦痛みたいだ
この度の入院期間中に
抗がん剤(GEM、TS1)投与は無しにした

*白血球、赤血球、その他
数値が低すぎるので、主治医に
投与はしないでと伝える。

その分副作用のは無いのだが...
心配なのは、インフルエンザ等...

白血球が1000ギリギリの母
いつ何かに感染しても不思議では無い
母には病室から出る時は
必ず(絶対)マスクをする様に伝える

それ以外に注意してる点は...
・お風呂は一番風呂
病室から出て手摺、備品に触ったら
・手を必ず消毒する

これで感染症は少しは防げるはず?

午後6時 晩御飯
昨日より僅かだが食べる量が増えた
全体の3分の1程食べる

午後7時
子供達もお腹が空いた様子
病室から自宅に帰宅する


11月25日 月曜日
午前9時

母からメールを受信

「少しづつ良くなっている。体だるいのが取れた。夜来れるかな」

母らしいぎこちない文書
この文章を打つのに20分は要する
頑張って入力したのが分かる

メールを受信した後、会話したが
体調も随分と回復したらしい
夕方に病室に行くと伝える。

午後6時 晩御飯
今日は半分位食べた。
母の顔色が随分と良くなっている
会話中にも笑顔を見せる
精神的にも落ち着きを取り戻す
今日は安心して帰宅する事が出来た


この3日間でかなり回復している
この調子で行けば、退院も早いはず



11月26~28日

日に日に体調も回復し、退院が明日の29日に決まる
母も一安心した様子だ
食欲も随分と回復しているし、なにより顔色が凄く良くなった合格



11月29日 土曜日

午後6時
母の退院を祝い、家族全員でお祝いをする

この度の1週間の入院...
1週間=7日間 
母にガンを告知され約2年、ほぼ毎日実家の食事は用意した
当然母と接する時間も長かった訳で...
今思えば入院期間中のこの一週間が凄い長い時間にも感じた

母が居ない間は親父と一緒に食事をした後
私は自宅へ帰るのだが...
実家の雰囲気も母が居ないと、何か寂しい気分にもなる
この度は何事も無く帰宅出来たが...


私達家族で母に出来る事


考えても難しいが
いつも通り会話し笑い、喧嘩したり
とにかく普段通り母を特別扱いしない事が
母には嬉しい事ではないかと感じています


今は母が一日でも長く平穏に過ごせれば
それが一番じゃないかと....??




Don,t Worry Be Happy




来年の元旦、家族全員笑顔で過ごせる様に
一日を一歩、一歩進むだけのこと
ただそれだけです










最後の日記から早くも半年が過ぎた


この半年...
体調の良し悪しはあるが
すい臓ガンと云う難病と闘いながらも
母は笑顔で元気?に過ごしている

約2年前...
すい臓ガン Level 4b
医師から余命半年を宣言され
私達家族には様々な事が起きた

決して楽な道のりではない
両親とも沢山言い争いをした
家族にも迷惑や負担も与えた
思い通りに進まない日頃からの
苛立ちやストレス
何かに怯える日々...
今振り返れば
母を含め、私自身も精神的に
強くなったと感じます

人生楽ありゃ苦もあるさ
古い歌詞ですが...
私達家族はこの2年母と共に生活し
笑ったり、怒ったり、泣いたり
家族の大切さや絆みたいな
普段では考え、感じる事が出来ない
大切な感情を手に入れた気がする


photo:06




母の体調が良い日に合わすのが
難しかったが...
沢山出掛けた。


photo:07




photo:08




子供達もばあちゃんが
元気になる様にお祈りした


photo:09




母が喜んでくれる様に毎日
沢山を作った。

家族全員
それぞれの出来る事を
誰が言うまでもなく実践した


photo:10




家族って有難い存在
改めて感じました。

これからは何が起きても
動じない様に
母を励ましていかないと...
強く感じています。


H25年11月23日 再入院
患部の腫れが悪化

H25年11月24日
点滴の効果で随分と顔色が良くなる

ソリターT3号G輸液500ml
アタラックス

主治医の見解では
7~10日間の入院との事


とにかく母が無事に
退院出来る事を信じて
日記を終わりたいと思います。
































広島県は福山市より

昨年2月...
母親がすい臓ガンになり
余命1年を宣告されて
約15ヶ月が経過しました

私達家族は母を励まし合い
みんなで協力し
私の目標の1つでもある
長女の小学校入学式


photo:01



母にも入学式に出席してもらい
孫の立派な姿を見せる事が出来た

この小学校...
私の母校でもあります
今年の新入生
男の子 17名
女の子 13名
1クラス合計30人のピカピカの
1年生が誕生しました。

母も約35年振りの入学式
大きくなった孫の姿
そして...
35年前の入学式を思い出し
涙していました


photo:02



photo:03



桜が舞い散る寒い日
強風が吹き荒れるなか
みんなでお弁当を食べたり


photo:04



美星町にて
つくしやワラビなど
山菜採りに出掛けたり

派手やかなイベント行事ではないが
家族で楽しく過ごす事が出来た


photo:05



この15ヶ月
様々な環境の変化があった

病気との闘いのなか
どの様にしたらガンを治せるか
沢山勉強も自分なりにした

そして...
どうしたら母が楽しく過ごせるか
工夫もした


photo:06



母の大好きな花を庭先に沢山飾り
花の世話をさせてます


すい臓ガンという病気
他人が母を見ても病人だと
誰一人と気付かないだろう

調子が良い日には
普段通りの生活が出来る

抗がん剤投与による
フラつきなどの副作用
腹痛、背中痛など除けば
日常の生活は出来る

この1年で私達家族が感じた事は
母を特別扱いしない
母を病人扱いしない
これが一番大切だと感じてます

少々体がしんどくても
孫の世話をさせたり
掃除や洗濯など家事
母に仕事を与え
痛みや不安などのストレスを
紛らす事が大事だと分かりました

抗がん剤投与後など
倦怠感が酷い時には
出来る範囲の事だけをしてもらいます
そして...
副作用で白血球が低い時には
なるべく人混みなと避けたり
料理で使う包丁などの家事は
私や父が行います


photo:07



photo:08



photo:09



料理もこの1年工夫した
この日は...
温野菜にした
ニンニク、人参、じゃがいも、里芋
ご飯と一緒に皿に盛り付け

スープは
かぼちゃとじゃがいも

最後に母が好きなカレー粉を加え

エビとホタテの温野菜添えカレー
の出来上がりです

ベースになるスープさえ作れば
翌日にも
かぼちゃとじゃがいもの
スープとして使えます


photo:10



スパゲッティも母が好きなので
週1ペースで作ります

エリンギ、しめじのキノコパスタ
スパゲッティの麺は塩分0だし
味付けも極力塩分0に仕上げます

私が作る料理...
時々父と口論になるが...
塩は一切使いません
味気無い料理が大半ですが
その分見た目の盛り付けに気を使い
母が目で楽しんで食べられる様に
工夫しています

仕事の都合で毎晩作る事は難しいが
栄養のバランスを自分なりに考え
母の体重が落ちない様に
食事作りをしています


難病とされるすい臓ガン
私達家族が母に出来る事は
微力かもしれないが
これからも母と共に
家族みんなで時を過ごせたらと
思います。



H25年 4月18日
抗がん剤投与前の血液検査
HighとLowのみ記載

総蛋白量 5.9 Low
ALP 106 Low
クロール 108.3 High
CA19-9 722 High
白血球数 33.6 Low
MCV 98.3 High
赤血球数 291 Low
ヘモグロビン量 9.2 Low
ヘマトクリット値 28.6 Low

上記9点
血液検査にてHigh&Lowでした

前回より改善したのは
CA19-9
前回 737
今回 722
微量ではあるが減少しました

それとは反対に
悪化した数値
赤血球関係は相変わらず右下がり
母も貧血が酷く
日に日にフラつきが増えた
近い間に赤血球輸血出来ないか
主治医に相談してみようと思います








最近ブログを書く回数が減った
忙しいのは変わりないが
これからは週一位で更新したい

自分のブログをどんな人が
見たのか分かるので
検索項目を調べてみたら...

やはり同じ様に
すい臓ガンと闘っている方が多い

私達家族の事は
参考にならないかもしれないが...
日記は書き続けたいと思います。


















iPhoneからの投稿



広島県福山市
朝晩の冷え込みは少しあるが
季節は完全に春を迎えました



photo:03




我が家の玄関先にも
綺麗に咲いた花が
春の暖かい日差しを満喫してます



photo:01




春と言えば...
我が家で恒例のイベントがある
それは...
岡山県は美星町での
つくし取りです



photo:02




今年も来ました美星町
毎年飽きもせず
同じ場所に訪れてます
近くの道の駅では
新鮮な取れたて野菜が
スーパーなんかの半値程で
販売されてるし
車で約1時間の距離だが
来る価値はあります

今年はいつもより早く訪れたので
土筆が採れるのかと心配したが
子供達は自然を楽しみながら
土筆を探してました



photo:04




山頂の桜の満開はまだ先ですが
空気の良い場所でお弁当を食べたり
日頃の疲れを癒すには
最高の場所でした。






H25年 4月2日 火曜日


先週の木曜日(3月28日)
3週連続の抗がん剤を済ませた
いつもなら2週間後に
抗がん剤を再開するのだが
白血球の数値が下がり過ぎて
この度は3週間後に
抗がん剤を再開する事にした

なんにせよ
母は3週間だが抗がん剤から
開放されます
最低でも抗がん剤の
副作用からは開放されるはず
一番喜んでいるのは
母かもしれません

この3週間を利用して
家族全員で色んな場所に
行こうと思います


3月28日 木曜日
血液検査数値

白血球数 24.1 L
MCH 30.3
MCV 93.5 H
MCHC 32.4
赤血球数 340 L
ヘモグロビン 10.3 L
ヘマトクリット 31.8 L
血小板数 5.1 L
血小板凝数 (➖)
NEUTRO 58.1%
BASO 0.4%
EOSIN 0.4%
MONO 1.7% L
LYMPHA 39.4%

L...LOW
H...HIGH

血小板数がかなり低いです
怪我をすると大変です
だからといって...
何もしないんじゃ
気分転換も出来ない
心配ですが
母には普段通りの事を
普通にしてもらおうと思います



photo:05




病院の看護婦さんに
「 怪我をしない様に 気を付けて」
言われたけど...
そんな事ばかり気にしてたら
生活なんて出来ないし...

普段通りが一番大事かな??
そう捉える様にしました
正直私が母に
「 気を付けて生活してね」
何て言ってあげても
母がそればかり気にしていたら...
余計に怪我しそうなんで...


次から次へと
難題が浮かびあがるけど...

とにかく
頑張ってみます ☆-( ^-゚)v







広島県福山市
天気は良いが空気が霞んでいる
今話題になっている花粉&中国から沢山の贈り物が
空気中を優雅に散歩しているのだろうか??
出来れば贈り物は黄色だけにして下さい

花粉症にお世話になっている私にとっても
朝からの霞んだ空模様に
憂鬱だけが倍増されてしまいます…

そんな福山市ですが
気候的には…
朝晩の寒さは残っているものの
日中は日に日に暖かくなってきたと
感じるようになりました
早く暖かい日が訪れ
家族全員花見でもしながらお弁当でも食べたい

とにかくみんなで笑って
何も考えず時間や病気の事など
忘れて過ごしたいです












H25年3月9日 土曜日

「 おはよう どんな?? 」

母と私の定番な挨拶
電話越しではあるが
私の問いかけに答えてくれた

今日は起きてから腹痛が少しだけらしく
鎮痛剤のモルヒネも今のところ服用してないみたいだ
声もいつもより元気が良い
私も安心して仕事が出来る

体調が良い日には外出などして
気分転換でもしてもらいたいです

体調は毎日違うが
毎朝起床してからの痛みは確実に増えている
痛みのLevelは
母が言うには10段階で5~6程度
モルヒネを服用すれば
1時間程度で痛みは治まるらしい
母は朝から闘っている…

体の中にはガン細胞という敵が存在し
外を歩けばウイルスなどの見えない敵
抗がん剤を打てば副作用との闘い
病気の進行によってストレスとの闘い
医療費が重なり、生活費などの不安

母は数え切れない敵と闘っている
自分が母と同じ様な立場になったら….
母みたいに強く生きれる自信はないです



先月の木曜日(2月21日)
3週2休の抗がん剤スケジュール
抗がん剤投与2週目となる点滴があった

抗がん剤投与前に行なわれる血液検査
抗がん剤を投与し約1年が経過しました


    入院前   初抗がん剤  1年経過   輸血後    基準値
H24.2.2   H24.2.16   H25.2.14   H25.2.21
WBC     54.1    16.9  32.3 32.9 49.0~84.0
MCH     32.1 31.3  31.3 30.8 27.0~32.0
MCV 93.2 92.5 98.4 93.7 83.0~93.0
MCHC    34.5 33.9 31.7    32.9 32.0~36.0
RBC 414 386 256 396 380~480
HGB 13.3 12.1 8.0 12.2 12.0~16.0
HCT 38.6 35.7 25.2 37.1 36.0~47.0


白血球と赤血球のデータを簡単にまとめた
私には専門的知識は全くないが
血液は確実に弱くなっているようにも思える

赤血球に関しては
抗がん剤を始めてから今現在まで
数値が100%右下がり
ふらつき、貧血に悩んでいた母だが
輸血後には
1年前の数値に近い成果が出て
ふらつきなど改善されました

短い期間で生まれ変わる血液
今回の輸血効果が
いつまで続いてくれるのだろうか??



ガン治療に欠かせない治療法の1つ抗がん剤
ガン細胞だけをピンポイントで攻撃してくれればよいが
必要な細胞まで攻撃する

これを犯罪や戦争に例えたら
完全な無差別テロ行為だと思う
政治家が自国に潜伏する
犯罪者やテロ組織を壊滅させる為
善良な市民に多少なり犠牲が出ようと
犯罪者やテロ組織を攻撃する

これらの行為が問題化すれば
あらかじめ用意された文章で
政治家はいくらでも言い訳する

治療でも同じだ
新たな治療、薬を始めたら
家族に同意書を書かせ
責任逃れ対策

「 治療に同意したのは、あなた達です…. 」

聞こえる事の無い声が聞こえてきます

政治家、製薬会社、病院など
いくらでも言い訳出来る
大袈裟かもしれないが
ガン患者は物でもないし、犯罪者やテロ組織、武装集団でもない
怪我をした兵士が戦場を裸で歩いている状態だ

そんな兵士に攻撃したら….
兵士が生き残れる確立は限りなく0%に近いのでは??



昨年2月…
末期ガンを宣告
各臓器、脊髄その他
全身転移しており手術は年齢的にも困難
医師より1年は難しいと告げられたが
1年経過した今現在も
母は力強く生きている

家族で支え合い取り組んだ
日常生活や食事改善などで多少なり
効果が有ったのかもしれない??
それとも抗がん剤の効果有って
母は今日まで生きているのかもしれない??

理由はどうであれ
母は生きている…
それが一番有難い事です




言いたいのは….
抗がん剤を全て批判する訳ではないんです
最終的に抗がん剤治療を選択したのは
医師ではなく私と父
抗がん剤投与の際
同意書のも記入した

考えは甘いかもしれないが…
末期などのガン患者は精神的、肉体的にも
常にギリギリの所で闘っています
非現実的かもしれないが
正義のヒーローが助けてくれると信じ
忍び寄る謎の敵と闘っています


看護する立場として
私達みたいな平凡で普通な家庭では
経済的にも治療選択肢は限られています

一般的にも
治療法の中心である抗がん剤治療

1日でも早く安全で確実に治療出来る
抗がん剤を世の中に出して欲しいです










妄想します


花粉症
もしかしたら完全に治る治療薬は
開発されているのかもしれない??
世界中に●億人が苦しんでいる花粉症
完治出来る薬が発売されたら….

全世界の製薬会社、病院の売上合計は
国家予算に匹敵する以上に減るだろう
そんな夢の様な新薬は
開発後すぐに見えない権力によって
開発者、薬と共に葬られてしまうのでは??



もしかしたら??…
ガンの完治薬だって
存在しているかもしれない??…

正義のヒーローが現れて
隠されている治療薬を出して欲しいです





妄想でした

ドラマや映画の見過ぎで
頭脳がパンクしています


そして….
少しだけでも現実逃避したいんです












H25年2月18日 月曜日



今日で3回の輸血を終えた
金、土、月曜日と
280mmを約2時間半で合計3回
840mmの血が母の体へと入った
輸血、抗がん剤、各種検査などで
母の両腕は注射針の痕だらけだ

効果的には…
顔の青白さが取れ、頬が赤くなった
お酒は全く飲めない母
輸血が終わった後は、頬を赤くさせ
お酒に酔ったみたいな顔をしている

母が言うには…
毎日の様に貧血が酷かったが
献血を始めて、痛みに変化はないが
フラつきが取れ、体は随分と楽に感じるらしい

今週の木曜日(2月21日)には
3週2休の2週目になる抗がん剤投与日
抗がん剤の副作用だろう倦怠感は若干残っているが
献血をする前と後では良い方に改善されたみたいだ
このまま貧血が少なくなれば良いのだが…
21日の抗がん剤投与前の血液検査で
赤血球関係の数値が改善されていると信じよう


最近一つ気になる事がある
母が言うには
少し前から尿の出が悪いみたいだ
長い時間トイレに居るから
「便秘でお腹が痛いの??」と尋ねた事で
母の異変に気付いた
尿はお腹に力を入れても少量しか出ないらしい
最初は水分摂取不足だろうかと考えたが
私には分からない
そして下腹も出てきた
膵管閉鎖や腹水が溜まっているのではないかと不安だが
素人の私が勝手に判断しても仕方ない

体重は先々週の一時期37キロ代まで落ちたが
昨夜は39.2キロまで回復した
今週の木曜日には色々と主治医に聞いてみようと思います


日常生活に関しては…
2月に入り外出の回数は、先月と比べると減っている
鎮痛剤であるモルヒネの鎮痛効果時間が短かくなったのも
原因の1つです
モルヒネ服用当初は約半日近くは痛みを軽減させていたが
ここ数日は2~3時間効果有れば良い程度だ
そんなモルヒネ
鎮痛剤は毎日服用している訳ではない
全く服用しない日も有れば
1日に3~4回程度の服用も有り
痛みが酷い時には
日中は父がお腹、背中などをマッサージし
仕事を終え、私が実家に帰宅すれば
父と交代で母をマッサージし
痛みを紛らしている

もちろん2月と言えば、一番寒い時期
雨天や寒さなどで外出の機会は減っている
それでも母の顔を見れば
痛みが以前より増している為に
布団で横になる時間が増えて外出が減った
そんな印象が残っている

予後が悪いと言われるすい臓がん
インターネットなどには絶望的文面が多ので
目を通す機会は減っているが
何か良い記事が有ればと検索はしています


少しでも母の痛みを軽減出来れば良いのだが….
このまま時の流れに任せるしかないのだろうか?....
不安に感じています




そんな苦痛との闘いなか
母にも楽しみにしている時間は僅かだがある
最近のお気に入りは
夜のドラマやバラエティー番組だ
バラエティー番組を見て一緒に笑い
ドラマを見て泣いたり、笑ったり
単純な事かもしれないが…
感情を表に出し、笑う事は良い事だと思う
今の母にとって楽しいひと時が有るのは大事だと思うし
もっと安らぐ時間を増やしてあげたい

私や父は医師でもないから治療は出来ない
でも今の母にとって大事なのは
いかに精神的苦痛を排除してあげれるかが重要だと思う

楽しい時間が増えれば、母も気分的にリフレッシュし
もしかしたら白血球だって増えるかもしれない
馬鹿げた言い方かもしれないが
医学を超える何かが有る事を信じてみたい
贅沢な言い方かもしれないが
すい臓がんを完治する事は、今の医学では難しい
それならば、母の体の中に居るがん細胞と共に生き
これ以上悪化させない様にしていれば
すい臓がん末期 手術は困難 Level 4B
その他臓器、脊髄他にガン細胞転移
余命1年と宣言され、1年経過した母でも
もう少しは長生き出来るのでは??

私の母がお世話になっている病院の主治医には
本当にありがたいと感じている
主治医も限られた治療選択肢の中から
明るい材料になる治療はないかと努力してくれてる
本当なら主治医から
抗がん剤を今のGEMだけではなく
GEMとTS-1併用を薦められているが
抗がん剤の副作用の酷さから
2つの抗がん剤投与に母の体が耐え切れないと判断した私と父は
主治医に
「GEMだけにして下さい」
と主治医に告げました

医学的には主治医の治療方法が正しいのかもしれない
私と父の選択が間違いではないかと迷いに迷ったが
抗がん剤はGEMのみの選択にしている
そんなわがままな私や父の意見も取入れ
主治医は最善な治療をしてくれている

母だって今の危機的体の状況は少なからず理解しているはず
それでも必死に痛みに耐え頑張っている
そんな母の努力を無駄にしない様
私達家族は医師だけに任せず
母を少しでも良い方向に導いてあげたいです
臭い言い方かもしれないが

家族愛

今の母にはどんな鎮痛剤や抗がん剤よりも効果があると思うし
そう信じたい自分が居ます

当たり前だよね??
いつまで経っても
私は母の子供だから
外見は40歳過ぎたオッサンになったけど
親が子供を心配する様に
息子の私が母の心配をしなっかったら…..

これから先の私の人生
悔いばかり残る気がします

母の努力を報いる為にも
これから起こるどんな辛い事も
母と一緒に向き合い
息子の出来る最高で最後のプレゼントを
母に受け取って貰いたいです


気休めにならないかもしれないが
最近母によく言う言葉がある

「 成る様にしか成らないのんだから 気にせん様にね 」

気の利いた言葉を掛けられなくてゴメンね



でも
ガンなんかに負けるな母さん


がんばろう親父


目の前の事から逃げるな自分



平成25年 2月17日 日曜日



今日は久々に日記を書いている
昨年2月、母に癌が発覚
膵臓癌の末期 Level 4b
医師からは余命1年を宣告された

あの日から…
早くも1年が過ぎようとしている
この1年を振り返ると
母は私の想像以上に力強く生きている

痛みによる不安
抗がん剤による副作用
様々な苦難を乗り越え
母は今も力強く生きている

体重は激減した
入院前55Kg有った体重が
今では38Kgまで落ちた

本やインターネットなどによると
GEM(ジェムザール)による副作用で抜毛は無いと書いているが
TS-1を入院当初に投与したせいか??
髪の毛は随分と薄くなった様に見える
考え事も増えたのだろうか??
白髪も一段と増えた

母もやはり女性です
外出する時には髪の毛が気になるみたいだったので
私が愛用しているニット帽をいくつかプレゼントした
今ではニット帽がお気に入りとなり
髪の毛を気にすることなく外出している




母の本心は誰にも分からないが
1年前と比べたら
精神的にも随分と
母は強くなったと私は感じる

もちろん母の本心は分からない
毎晩不安に襲われ
睡眠薬を飲んで就寝するのも知っている

だから私達家族は母に
何が出来るかは分からないが
少しでも母を元気付けようと
週末は子供を連れ実家で寝泊りしているし
私自身も一人実家で寝泊りする機会が増えた

父は孫が騒ぎ過ぎて
母が疲れるのではと敬遠するが
母の孫と触れ合う笑顔を見ると
母に少し位の疲労が出ようと
母が大好きな孫達と過ごせる時間を大切にしてあげたい
私はそう感じている


治療に関しては
良い方向に進んでいると言えば嘘になるが
全てが悪い方向に進んでいるとも思えない

膵臓癌=ガンの帝王
簡単な病気ではない事も知っている
だからと言って
医者任せにはしたくない
母が退院してから約1年
私が母に出来る事は極力実践している



勿論この行為がガンに有効とは思えないが
少しでも延命出来ればと
私なりに努力している

食生活の改善

①野菜中心の食事
②動物性油脂の極力排除
③無塩に近い食事
④加工品など使用を避ける
⑤糖分を極力控える

色々と工夫し実践しています

その他には
無農薬レモン(国産)を朝、昼、晩、就寝前に絞って飲む 目標は1日レモン5個
ハチミツ(マヌカハニー)を朝、就寝前
プロポリスを朝、昼、晩、就寝前
生野菜ジュース *母は苦手でなかなか飲んでくれません

サプリメント錠剤として
①コエンザイムQ10
②鉄分&葉酸
③DHA

生活面では
①毎日の散歩(15~20分程度)
②趣味の実践(母は花が好きなのでガーデニングの世話)
③掃除、洗濯などの家事(病人扱いをしない)

毎日出来る事は極力させていますが
抗がん剤等による倦怠感が強い時
白血球などが低下して抵抗極が低い時には
外出をなるべく避け(外出時は絶対にマスク)
自宅にて軽い家事をさせて、感染症予防を心掛けています

これらの生活習慣改善等を実践し
母は3週2休の抗がん剤(GEM)を何とか乗り切り
今現在も母は力強く生きています


血液検査数値…..
白血球は抗がん剤投与後でも3000近い数値を維持
その中のリンパ球が30%の1000近い数字を維持
その結果、この時期に怖いインフルエンザなどの感染症を防いでいるのでは??

赤血球は1年前から微量に右下がり (貧血が多々)
2月15日 金曜日
赤血球があまりにも低いので、初めての輸血を行なう
主治医が言うには
貧血や倦怠感が軽減されるとの事
2月16,18日と合計3回の輸血を行なう事が決定した
少しでも
母が楽になればと願ってます….

CA19-9 腫瘍マーカーは最大で2200近く上昇したが
平均値は700 最小で380
最新の数値は680でした

母に必要と感じるのは
貧血などを軽減させてあげたいので
赤血球の増加が今後も目標です

痛み止め……
段々と強い鎮痛剤に変わっていて
入院当時はロキソニンで充分効いていたが
現在はモルヒネ60Mgを使用している

私自身薬は詳しくないが
モルヒネと聞いて、正直焦った

私の勝手なイメージだが
モルヒネ=痛み止めの最終兵器
そんなイメージが頭から離れない

モルヒネを服用した頃からか??
母は物忘れが激しくなっている
朝食べた食事を思い出すのに苦労してます
それでいて効果的には
鎮痛効果時間が3~4時間程度
モルヒネを服用する為に別の薬を飲む
薬を飲む為に、薬を飲む
私には理解出来ない程の悪循環な服用方法だが
母が痛みに苦しむより良いのではと
納得している訳ではないが
定期検査時にも口出さず主治医に任せている

日本の製薬会社が儲け主義だから仕方ないが
抗がん剤投与による副作用防止の為に別の薬を飲む
例に挙げれば沢山有るが
便秘予防に薬を飲めば下痢
下痢止めを飲めば便秘
便秘、下痢による腹痛を抑える為の鎮痛剤

それ以外にも
決して治らない薬を一生飲まされ
根本的な治療をせず
現状維持を目標とする医薬システム

私の母や多くのガン患者、難病に苦しむ患者は
毎回の抗がん剤による高額な治療費を払い
独自に代用医療などを探す(全てではないが悪徳業者多し)
分かってはいても少しの望みに期待し高額な商品を購入
そして保険適用外の高額治療を受け
必死に生きている


私も例外ではない
妻に内緒の借金は確実に増えた
今までは母に治療させたいと妻に頼み
定期預金などから出してもらっていたが
サラリーマンの給料では出せる限界がある
妻は口には出さないが
不満は多々有る事は顔色を見ればすぐ分かる

難病と闘う家族や患者は皆同じ思いをしているのでは??

富裕層は最新医療設備の病院で最新の治療を受け
一般層は現状維持の治療を受けるのが精一杯

無理してでも何とか両親には
1日でも長生きしてほしい
当たり前の事が当たり前に出来ない事に
自分が無力で情けなくなる時が有ります


暗い話が愚痴に変わりそうだから止めよう


この1年
母がガンに侵され
私達家族もサプライズな旅行も出来た

母の生まれ新潟県は新発田市から少しの聖篭町
昨年8月
母の願いを叶える形で
両親と私の家族4人全員で新潟に帰郷出来た

私は仕事の関係で3日程しか滞在出来なかったが
両親は約10日間滞在出来た
母も久々の兄弟との再会に満足出来たはず
帰りは新潟から広島県まで両親2人初の新幹線に乗って帰る

それ以外にも
温泉好きの母を元気付ける為に
近場の温泉に宿泊し
思い出の写真など沢山撮影した

母がガンに侵されていなければ
家族旅行など決して行くことが無かったと思う
今考えると…
もっと沢山母が元気な時に連れて行ってあげていたら…
1人考える時があります



とにかく母には1日でも長生きしてもらい
沢山、沢山家族の思い出を作りたい
そんな風に考えています

1ヵ月後…
1年後…

どうなっているかなんて誰にも分からない
私だって交通事故を起こし死んでるかもしれない

そんな事ばかり考えていても楽しくない
大事なのは物事をポジティブに考え
1日、1日を大切に楽しく過ごす
そんな風に生きていければ
少しの不安は吹き飛ばせるのでは??

これからは
そんな生き方を目標に家族で過ごしてみたいです







H25年2月17日 日曜日
ガンの母と共に過ごす家族より  


同じ様な環境の患者や支える家族の方が
少しでも楽しい時間が過ごせる様、願ってます

そして…
1日でも早く
難病に苦しむ方に効く新薬が
一般の人がいつでも投与出来る日が訪れる世の中になれば…


そんな思いを込めて
今回の日記は終わりたいと思います