小南育子「ユニットバス」。
背景がやはり山水画なんですね。
水は命の源泉ですものね。
喩え窮屈なユニットバスとはいえ、いやだからこそ命の洗濯の空間こそ桃源郷であらねば。
おもしろい!
やはりというのはすぐお隣に(↓)山水画を意識させる作品があるので、という意味です。
第83回美術文化展
都美術館 18日まで。
Gallery 空間が久しぶりに個展の息遣いに充満しています。
個展にも関わらず敢えて名前を伏せている捻れこそ、いかにも「影」という存在に自己投影する自身のなせるワザかもしれない。
名前の代わりに「燈影展」と銘打って開催するその意図を、千切ったノートの切れ端をピン留めして展示していて「燈影について よみがえるヘカテー 」にあらわしている。
書き記したノートの切れ端はいたるところにピン留めされて、在廊中にも書き足している。
先ほどお立ち寄り下さった方が、「燈影」のイメージとレイハラカミの曲「暗闇の色」とを重ねて、展示会の想像をふくらませてくれた。
ありがとうございます。
Inside the black hole Exhibit ❗️
燈影展
13日まで。
12:00~19:00 17:00 last day