今日は親分の告別式でした。

増上寺は毎朝出勤している文化放送から歩いて10分もかかりません。

午前中はソコトコ、その後、スペシャルウィーク用の収録を終え、

駆け足で親分のもとへ向かいました。

 お誕生日会で撮られた大きな写真、優しく微笑んだ親分がいました。





親分とスポーツコーナーを担当したのは、私は、短い、、、2年間だけでした。

関口さんが「次はスポーツです」というまでの

セット裏での待ち時間は楽しかったなぁ。


「今日のスカートの柄、いいなぁ!」褒めてくださったり、


こんな事も、、、

「唐橋は体重何キロあんだ?、、、(唐)○○キロです、、、なんだ、思ったよりあんだな~!!」
顔文字



「帯、締めてきたぞ!これ、音がいいんだよ。締まりが気持ちいいんだよ。」

誕生日にプレゼントした組紐の帯を気に入ってくださり、何度も締めてくださいました。

その度に「ほれ!」と帯をポンとたたく愛らしい仕草はーと



「なんだ、まだか。長いなー。」前のコーナーが押すと、ポツリ。



おんぷ音符音符~」 唄の練習♪♪


でも、、、こんな自由な時間も長くは続きませんでした。

ある時、私達の声が漏れるので静かに!とスタッフから注意をうける。

次の週から私達はヒソヒソ話。人から注意されるのを好まなかったであろう親分が

「しぃー。 どきどき。 怒られっちまうからよー。」

折り目正しく振る舞う親分が、なんだか、

失礼な言い方かもしれませんが、 

可愛かった。



親分、今日も泣いてしまいました。

本番、咳が止まらず、不安そうに周囲が見つめる中、CM中、

「唐橋、大丈夫だぞ。」

の言葉で救われた時、あの時も必死に涙をこらえたんですけど、

今日は、、、こらえきれませんでした。



親分との出逢いに本当に感謝しています。

と、、この出逢いに辿り着くまでのこれまでの人とのつながりにも

自然と感謝の気持ちが湧き出てきます。

これが親分の凄みです。



親分、おつかれさまでした。

ありがとうございました。