前回の記事で沢山のコメントを頂きまして
どうも有難うございました。
これだけはどうしても言わせて下さい。

「木の葉パンさん素敵」という様なコメントを
頂く度に、胸が痛んだ木の葉パンです。
私はたまたま着物を持っていて
自分で着れるからという理由で
モデルになっただけなんですよ~。
どうか過大な幻想はお持ちになりませんよう
くれぐれもお願い申し上げます。
会ってみたら、がっかりとなりますので。
ということで本題。



今回の「日本文化週間」は「着物ショー」の他にも
「子供向け太鼓ワーク」(どんな物なんでしょうか?)
「剣道デモストレーション」
「能ワークショップ」
「大きな目の秘密」と題してバンド演奏と
フィンランドでのアニメ・漫画の歴史を学ぶプログラム
「ムラサキからムラカミまで」という文学セミナー
紫式部から村上春樹?村上龍?までだと思いますが
きっと春樹の方でしょうね。
「紙芝居」フィン語と日本語で
「日本食デモストレーション」日本大使館公邸の料理人
西園寺さんよるデモで、もちろん試食あり!
などが行われました&行われる予定です。

私がお手伝いさせて頂きました「着物ショー」は
立ち見のお客様が出る程の人気で大盛況だったそうです。
残念ながら私達出演者は、楽屋や控え室で待機している為
ショーを観ることは出来ませんでした。
これはホントに残念です~。
唯一撮れた画像がこれ↓


私の出番が終わったあと、着物ではないけれど
武道の稽古着を紹介している場面です。
しかもブレてますね(汗)

ショーの流れはこんな感じです。
着物の名称などの紹介に始まり
=入学式の晴れ着
=夏祭りの浴衣や甚平、はっぴそれと薄物と単衣
=七五三
=お正月、成人式、結婚式など晴れの着物
それと着付けの実演があり
相方の同僚はこれが面白かったそうです。

可愛らしいちびっ子達もがんばり
総勢30名ほどの出演者と裏方さん
準備や打ち合わせ本当にお疲れ様でございました。
1つのものを作り上げる達成感や充実感を
そばで拝見してて感じた次第です。
私は当日やってきて、着物を着ただけですから
大きな事は申し上げられませんけれど。

着物の季節を大切にする感覚や
晴れの日に対する想いなど
日本人が昔から育んできた文化が
フィンランドの人々に伝わっているといいな。
着物はつい最近まで日本人の普段着だったのですから
現代を生きる私達は、着物から学ぶことが
沢山あるのではないかと再認識いたしました。


上記のプログラムの他には生け花やお習字の展示。
フィンランド在住のフェルト作家、坂田ルツ子さんの作品展も。
フェルトはフィンランドで良く見かける素材です。
温かみがあって、成形の自由なところが面白さでしょうか。
発色の綺麗さも魅力の1つです。


木の葉のラグ。とても可愛らしくて欲しくなりました。