おはようございます。
千葉県柏市の行政書士西中です。
NPO法人や一般社団法人(非営利型)。
そうした法人も増えてきました。
地元柏レイソルのサポーターの方々と先日ご一緒する機会があったのですが、そのときにこんな話に。
うちのこのメンバー(その日は25人くらいで柏駅周辺の小売店回りに同行)はいま任意で集まっているだけなのよね。
①NPO法人とかにできるのかなあ?
マリノスのサポーターとかやってるみたいなのよね。
西中さんに頼めばできるの?
②でもさ、その時に利益を得ちゃいけないんだよね?
メリットある?
③そこで代表になるには今の仕事やめなきゃいかんのかね?
法人にする。
中でも非営利法人にすると利益ってどうなるのか。
結構誤解されそうなこの問題。
①まずNPO法人は行政書士でお手伝い可能です。
役所での申請面では特に力がいるところ。
登記面とかで司法書士さんなどにお願いすることもありますがわたしみたいな人間でも十分対応します。
②よくあるいまいちふわっとしているところ。
わたしもかつてはわかってなかったところです。
結論からいえば、NPOでもしっかり利益は上げてください。
堂々と稼いでくださいということです。
特にこの地元のJチームサポーター。おおいに活動しておおいに盛り上がっていけばいいです。
じゃあ、株式会社と何がちがうのか?
その得た利益を株主などに分配することがないということです。
もうけが出ました、株主さんに還元します。これ株式会社。
利益がでました、参加した皆さんに分配します。
これはNPOではだめですよってこと。
ここで得られた利益は最後までその団体活動に用いていきましょう。
そこで使うためになら、人を雇っても問題がない。
どんどん利益を出してよいのです。
メリットってどんなことがあるでしょう?
社会的信用があります。
今までは任意の団体のところに法人格がつきます。
役所と話をするときも、球団と話すときも一人の人格あるものとして対峙できる。
補助金を受けやすい、官公署から業務委託
今までは権利能力なき社団だからお願いもできなかったんだけど、法人化したんだよね、じゃあこれおねがいするよ。
非営利向けの補助金も細かいところで散在していたりします。
そして何より組織体としてより結束、持続
法人とするからには細かいこともたくさん定めます。
なんとなく集まった団体ではやはりいつなくなってもおかしくない。
法人格とすれば組織として続いていくものです。
デメリットもあるのですがこの辺で
③そこで役員になれるのかどうかは、その方の職場状況によります。
一概には言えませんが、社長さんならまあ大丈夫かと(笑)
ご自身の経営判断ですので。
とまあ導入的なことではありますが、意外と知っているようで知らない。非営利法人。
堂々と稼いでいいのですね。
株式会社とNPOや一般社団。
やはりイメージはちがいますものね。
それではこの辺で。
素敵な週末を。