大都会PartⅡ 第25話「恐怖の診断」




 
渋谷病院に運ばれてきた急患。ちょうど宗方(石原裕次郎)は不在で、宗方到着まで部下の松井(広瀬昌助)が処置をすることに。
宗方到着後、すぐに手術が開始されたが、時すでに遅く、患者は死亡。自分の処置が原因ではないかと自分を責める松井。
 
見舞いに来ていた患者の弟である佐野五郎(亀石征一郎)はたまたま看護婦たちが話をしているのを耳にした。「松井がもっと適切な処置をしていれば患者は助かったのでは」という話を・・・。
 
佐野は仲間のワル(宮口二郎)を連れて渋谷病院に復讐するために松井と宗方を拉致。病院に対し3,000万の身代金を要求してきた!!
 
久々に裕次郎のアクションが堪能出来るエピソード。怒りくるった宗方が佐野をド突きまわします。医者で頭脳明晰というだけでなく、腕っぷしも強いという(ついでに医者のくせに酒・タバコの量もすごい!)
 
でも考えてみたら、この渋谷病院も看護婦の教育が甘いよなぁ・・・患者の遺族のいるそばで、あの手術は医者によるミスだの話をしていたり、佐野自ら声をかけた三田看護婦(舛田紀子)なんかははっきり「はい私はそう(松井のミスだと)思います」って、これは佐野の怒りを買うのもわかるような気もします。
 
亀石征一郎は『特別機動捜査隊』の矢崎主任としても知られる。俳優。現在東映チャンネルで放送中の特捜隊でいよいよ矢崎班の登場か!と思いきや、放送は650話の「二億円の謎」まで。初登場となる654話「矢崎班緊急出動せよ」の放送はかなり先のことになりそうです。