「火山高」
<監督> キム・テギュン
<出演> チャン・ヒョク、 シン・ミナ、クォン・サンウ、ホ・ジュノ
17年にわたって生徒たちの熾烈な覇権争いが繰り広げられている高校“火山高”に、その凄まじい“気”のために退学を繰り返す転校生ギョンス(チャン・ヒョク)が現われた。
今度こそ無難に卒業したいと願うギョンス。
しかし、究極の武術の極意を記した秘伝書をめぐって、やがて彼は校内ナンバー1争いに巻き込まれてしまう。
CGやワイヤー・ワークを駆使したコメディ・テイストのハイパー・アクション・エンターテインメント映画。
クォン・サンウが出てるという理由だけで観てみたら、ドラマや映画で見覚えのある役者さんがたくさん出ていたので、それなりに楽しめました。
ホ・ジュノとか渋くてかっこよかったです。
シン・ミナもかわいいし。
でも映画の出来としてはちょっと痛いですね。
ドラゴンボール実写版だと思えば楽しめますが、少林サッカーのようなアクションを期待して観るとがっかりするんじゃないでしょうか。
アジア映画っぽい雰囲気はありますが、剣道やマンガはもともと日本のものだし、アクション映画ならやっぱり中国のほうが面白いし、いまひとつ韓国らしさというのが感じられなかったです。
これを観て面白いと思うかつまらないと思うか、かなり意見の分かれるところだと思います。
前半ストーリーがちょっとわかりにくかったのが難点。
後半は面白かったです。
チャン・ヒョクは「僕カノ」で観たときは影が薄かったけど、結構いい男ですね。