明日で38歳の誕生日を迎える。
1週間前に、下の娘から電話があり「誕生日に家にこれる?パパの誕生会してあげる」と言われた。
うれしく思う反面、家に行きたくない気もする。
それが、娘の意思だけなのか、妻の考えが含まれているのかがわからないから。
とりだてて、結婚してから妻に誕生日を祝ってもらった記憶はない。
自分も祝ってあげた記憶がない。
そういう記念日的な記憶が全くないのだ。
本当に何もなかったのか・・それとも記憶が薄れたのかはわからないけど
知り合ってから14度目の誕生日を迎える。
娘たちは、きっと絵や文字をふんだんに使った手紙をプレゼントととして
用意していてくれるような気がする。
そんな、娘の心遣いで誕生日は、いつもの事だが泣けてしまう日でもある。
相手が自分の想いとは裏腹な行動をしたり、期待している事の半分もしてくれない事が多々ある。
そのたびに、腹をたてたり悲しくなったりするものだ。
人の気持ちを変えられず、自分が変わるしかないとかと思ったりする事も多々ある。
でも、ふと思った。
自分自身がこうしたい ああしたいと思っている事ですら半分もできない事がある。
いや、思っているだけで実際行動すらできない事もある。
ならば、他人が自分の期待に十分に応えてくれることはまれな事。
十の期待があるのなら、そのうちの一つでも応えてくれて、しかもその応え方
が期待の半分でも良しとしなければならないのかな。
相手を変える、期待するのではなく、単純に自分の気持ちを常に伝えられる
関係作りが必要なのかもしれない。
自分の思いどおりになってほしいのではなく、自分の想いをを聞いてくれるだけでいいのだと思った。
最近、いろんなことが想いどうりにならなくてふと思った。