フォアグラや合鴨、タンシチューなど、
お箸で気軽にフレンチを楽しめるビストロ。
「スペインバルTiburon」「門黒本店」に続いて、3店目の大阪・十三のお店である。しかも、場所は「スペインバルTiburon」「門黒本店」と近い。阪急十三駅の西改札口を出て、「スペインバルTiburon」と「門黒本店」の前を通り、お店に至る。なお、「スペインバルTiburon」「門黒本店」とも、2022年2月末現在、まん延防止措置対応のため、お休み中だった。
ビストロ（bistro, bistrot）とは、フランス語で食堂の意。フレンチというと、「値段が高い」「フォークとナイフで、かしこまって食事しないといけない」というイメージがあるけれど、ビストロならリーズナブルな価格で、気軽に食事できる感覚がある。
平日の18時頃、訪問。予約していたため、店内の一番奥のテーブルに通される。他にお客はいない（途中で一組だけ来店し、カウンターに座っていた模様）。隣のテーブルとは、ロールカーテンで間仕切りされており、個室感がある。なかなか良い感じ。
飲み物をオーダー。今日は飲まないので、ウーロン茶である（写真に撮ったのは不覚にも少し飲んだ後）。なお、取り皿とお箸が出てきたので、お箸を使って食べることにする。ナイフとフォークを使うのは、正直苦手。ファミレスレベルのレストランさえ、社会人になるまで、あまり行ったことがなかった。
まずは、「おまかせオードブル盛合せ」。お店の人がメニューを説明してくれたのだけれど、失念したため、以下推定。センターに「牛肉のハム」（「ローストビーフ」とは言っていなかった）、時計回りに1時の方向から「鯛のカルパッチョ」、「鱈の白子のカナッペ」、「鶏肉のチャーシュー風」、「キッシュ」。特に、「鯛のカルパッチョ」と「鱈の白子のカナッペ」が美味しい。カルパッチョ（刺身）も白子も、大好物である。
次に、「茶美豚 生ソーセージのグリル」。生ソーセージというのは、初めて食べる。柔らかい。プニプニしている。付け合わせのキャベツと粒マスタードの量が多いのも良い。
続いて、「自家製カニクリームコロッケ」。ソースたっぷりなのが良い。
メインその1。「名物タンシチュー」。タンはお箸で切れるほど、柔らかく煮込まれている。個人的には、ソースの量が少ない気がした。シチューというと、もっとソースたっぷりのイメージがあるのだけど、本来のフレンチはこんなものなのかもしれない。
メインその2。「合鴨とフォアグラのロースト」。自分は、合鴨好きである。フォアグラも、もちろん好きだ。でも、どちらも、めったに食べる機会はない。久々の合鴨とフォアグラ。当然、美味しい。
「ベーコンとゴルゴンゾーラのペンネ」。ゴルゴンゾーラチーズの風味が濃厚。ボリューミーだけれど、食べ飽きない。
デザートは、チーズケーキ。アイスが添えられている。
フォアグラや合鴨、タンシチューを久し振りに食べることができて、大満足。価格もリーズナブルだった。お箸でフレンチを気軽に食べたい時は、この店一択。
●本日のメニュー
ウーロン茶 380
コーラ 380
おまかせオードブル盛合せ 980
茶美豚 生ソーセージのグリル 800
自家製カニクリームコロッケ 750
名物タンシチュー 2,300
合鴨とフォアグラのロースト 1,150
ベーコンとゴルゴンゾーラのペンネ 1,350
チーズケーキ 550？
●DATA
ビストロよし川
大阪府大阪市淀川区十三本町2-3-13（路面店）
アクセス：
①阪急十三駅の西改札口を出て、すぐの四つ角を右折（北上）し（きんつばやみたらし団子で有名な「喜八洲総本舗」本店までは行かない）、飲食店街を進む。
②飲食店街が終わったところ（沖縄料理の店「はながさ」）の角を左折（西進）し（右折すると阪急の踏切）、国道176号線高架をくぐる。
③そのまま直進（西進）し（途中に「スペインバルTiburon」がある）、最初の4つ角を右折（北上）し、さらに約60m進み（途中に「門黒本店」がある）、右折（東進）して少し進んだ右手（南側）。徒歩約5分。
営業時間：[月～金]ランチ11:30～13:00（ラストオーダー）／ディナー17:30～20:15（ラストオーダー）
[土] ディナー17:30～20:15（ラストオーダー）
定休日：日・月・祝
※2022年2月末現在、コロナ対応のため、営業時間変更中。要確認。
席数：約17席（カウンター5席、テーブル4席×3台）