やさしい美味しさがしみてくる
本格ネパール料理店。
お店は、大阪メトロ谷町線の「谷町四丁目」駅と「谷町六丁目」駅のちょうど中間辺り。谷町筋の「谷町5」交差点から西へ進み、最初の四つ角を左折して南下すると、すぐ右手(西側)にある。
平日13時20分頃、到着。店内のカウンターに着席。カウンター約4席、テーブル4人掛けが1台、3人掛けが1台、2人掛けが1台。先客は3~4人。直後に、3人グループ(男性1人、女性2人)がやって来て、空いていた4人掛けテーブルに座る。フロア担当の日本人男性とネパール人シェフの2名体制。ネパールのワンプレートカレー「ダルバート」が食べられる本格ネパール料理店である。
お店のウェブサイトには、以下のようなことが書かれている。
「ネパール料理の味付けはスパイスを多用せず、素材を活かした味付けとなっておりますので、スパイシーだけども日本人になじみやすく身体にも嬉しい味付けとなります。」
「ネパール流の食べ方 ①豆のカレーとご飯を混ぜて下さい。②その上にお好みでカレーやおかず/お漬物を加えながら、混ぜてお召上がりください。③最後はすべて混ぜてお召し上がりください。以上のように、ダルバートは混ぜて混ぜて混ぜて食べるので、色々な味をお楽しみいただけます。混ぜることで味が複雑になり、そして味に奥行きが出てきます。一回食べれば病みつき必至です!」
ランチメニューは①チキンカレーのダルバート 1,000円 ②週替わりカレー(ホウレン草と炒り卵)のダルバート 1,100円 ③カレー2種盛りのダルバート 1,300円 ④ベジダルバート 900円 ⑤タカリダルバート(タカリチキン) 1,300円 ⑥タカリダルバート(タカリ骨付き山羊肉) 1,800円 ⑦タカリダルバート(タカリ2種盛) 1,700円。
トッピングは「砂肝のチョエラ(スパイスマリネ)」300円、「アチャール各種」100円~、「ミニチキンカレー」200円。ライス大盛りは100円プラス。豆のスープ大盛りは50円プラス。
チキンカレーのダルバートを注文。しばらくして、着皿。金属製の円いプレートの上部に、円い金属製の容器に入ったチキンカレー。その右側に同じく容器に入った黄色い豆のスープ。プレートの下半分弱に、アジア米のライス。ライスの上と周囲に、野菜のおかず3種とアチャール(漬物)が2種。水菜と赤タマネギもトッピングされている。
メニューにあったお勧めの食べ方の通りに食べてみる。まず豆のスープをスプーンですくって、一口飲む。次にライスに豆のスープをかけ、さらにチキンカレーと野菜のおかず、アチャールを加えつつ、混ぜながら食べる。強烈な旨味や辛味はない。素材の持ち味を活かしたシンプルな味付け。ある意味で、和食に近い。混ぜながら食べると、やさしい美味しさがしみてくる。
グチャグチャに混ぜるスリランカ料理より、和食に近い感じで食べられるネパール料理の方が好みだということが分かった。再訪したいお店。
●本日のメニュー
チキンカレーのダルバート 1,000円
●DATA
ダルバート食堂
大阪市中央区内久宝寺町3-3-16(路面店)
アクセス:
①大阪メトロ中央線/谷町線「谷町四丁目」駅⑧出口を出て、谷町筋西側歩道を南下する。
②谷町筋「谷町5」交差点を右折して西へ進む
③西へ進んで、最初の四つ角を左折して南下すると、すぐ右手(西側)の路面店。徒歩約6分。
営業時間:水~月曜11:30~15:00/18:00~20:30
定休日:火曜
席数:約13席(カウンター4、テーブル4×1、3×1、2×1)