Eさんとは3ヶ月もデートを重ねた末に別れた思い出がたくさんある女性である。ショックというか、3ヶ月間が無駄になった虚無感が大きい。Eさんとの縁が切れたのがきっかけで、3つ目の相談所に登録をしたのだ。思い出でを振り返りながら婚活を語りたいと思う。

 

 

 

Eさんとの最初の待ち合わせは11時半だった。そのため、昼ごはんを食べに行こうと思って、ターミナル駅の飲食店街を下調べした。Eさんは3歳年下、有名私大卒、商社に総合職として勤めている会社員である。待ち合わせの時間に10分ほど遅れてEさんはやってきた。迷ってしまった、などたわいのない話をしてから昼ご飯を食べに駅の飲食店街に向かった。何を食べますか?と飲食店の紹介パネルをみながら聞いたところ、和食がいいですねということで牛タンの店に入った。幸いすぐに席に案内をしてもらうことができた。1時間くらいご飯を食べながらたわいもない話をした。何を話したのかはあまり覚えていない。親に勧められて入会をしたということと。仕事は父親が目標である。総合職でバリバリ働いているということを聞いたような気がする。次の約束は2週間後となった。お酒が好きということだったので、その場で飲みに行く約束をした。

 

 

約束の4日前までメールはしなかった。Eさんから居酒屋の予約をしていますか?というメールが来た。探しているところです(嘘、めんどくさくて調べていなかった)お好みはありますか?と聞いたことろ何でもいいですよ、と。婚活を語るさんの最寄駅の周辺でもいいですよ。楽しみにしていることが伝わるようなメールをくれた。自分の最寄り駅まで来てくれると言われたのがうれしかった。いっきにテンションが上がって、グルメサイトで評価が高いところを予約した。

 

 

待ち合わせは18時。Eさんはまたも10分ほど遅れてやってきた。居酒屋で飲み始めた。Eさんはお酒がめちゃくちゃ強い。飲んでも飲んでも酔わない。仕事の接待でお酒をよく飲むということを教えてくれた。1時間半くらいで切り上げて2軒目に向かった。すごくいい雰囲気だったので、そのまま展望ラウンジに行った。お酒の力も借りてか、いや自分は酔っていなかった。約50階から見る夜景とともに「結婚を前提に付き合ってほしい」と切り出した。「すぐには返事はできない、待って」と言われた。これは行けると思った自分がいた。この待ってが長すぎたのが結末だったのだが。それは後ほど。初デートであるため会計は全部自分が持った。(こんなに高いデートは二度としたくないと思っている。)お互いにほろ酔いの雰囲気で別れた。

 

 

「返事を待って欲しい」が曲者だ。期限を決めないで待つほど無駄なものはない。永遠に返事を待ち続けることになる可能性もあるのだ。

 

 

デート0 お見合い

デート1 居酒屋とラウンジ

デート2 ワインバーで飲んだ

デート3 ドライブで紅葉を見にいった

 

メールでぎくしゃく。

 

デート4 ランチ

デート5 クリスマス

デート6 映画館

 

破局。

 

次回は破局に至った経緯と、原因と分析。後半に続く。