2011年もあと残りわずかになりました。
今年の大きな出来事は、やはり、病気になって入院したことですが、そのおかげで、今ある自分を思い返したり、周りの方々のありがたさを感じることができたりと、よいきっかけとなりました。

また、大震災も大きな出来事でしたね。

ここにいる意味や、生かされていること、どう生きていったらよいかなど深く考えました。

そんな意味でも2011年は私にとって、大きな節目となる年となりました。

今日1日、今年撮った写真やブログを見返していました。

もうすぐ一年が終わりますが、あと残りわずかな時間、私を支えてくれた方々の顔を思い出して、ありがとうの気持ちを贈りたいと思います。

家族・治療してくださった埼玉医大の先生がた、職場の同僚、管理職、私を残してくれた元副校長先生、職場のこどもたち、これまでレッスンやジムでお会いする方々、お世話になった、今もおせわになっているインストラクターのみなさん、入院中もブログで励ましてくれたみなさん、今年初めてお会いした、太極拳の先生とにこやかに話かけてくれるおばあちゃん、おじいちゃん、離れていても、困った時にはすぐ連絡をくれる友達・・


それだけでなく、お店や、電車やバスの運転手さんにだって、お世話になっていますね。

ここに書き表せないくらい、たくさんの方々と関わって、支えられているからこそ、今の私があります。


2012年も感謝の気持ちを忘れずに、自分らしく、大切に1日1日を過ごしていきたいと思います。


みなさん、今年一年おせわになり、ありがとうございました。

来年もみなさまにとって、すてきな年になりますように。

世界中の人々の心の幸せが守られますように。



Android携帯からの投稿
草加Maxに一年3か月ぶりくらいに復活予定。

まったく動けないかもしれないけど、また1からやりなおして慣れようと思います。

草加が一年の締め括りになりそうです。




Android携帯からの投稿
2011年11月20日(日)

ハーフマラソンに挑戦しました。
マラソン大会に参加した理由はちゃんとあって…

ちょうど去年の今頃、私は寝不足、不摂生の日が続いていたせいで、高熱を出し体調を崩しました。
(去年の19日は「マスカラッド公演」を観て、終電を逃して20日に朝帰り…ガーン)本当に無茶していました。
それがもっとツラい病気を引き起こしてしまったのですが…

そんな去年の自分を戒めるためにも、そんな自分を乗り越えるためにも、何かに挑戦したいと思っていました。

そして挑戦したのが、ハーフマラソン。
「完走」走りきることが目標です。

きっと走り終わったあとは去年の自分を乗り越えられると思い、エントリーしました。
しかし、エントリー後気づいたこと。

制限時間 2時間20分
関門
15キロ地点を約1時間20分で通過
17.5キロ地点を約1時間40分で通過
しなくてはならないこと、箱根駅伝にでるような大学生や陸連の方々がでるような大会だったこと…ショック!
まさに誤算です。

それでも、約3ヶ月前くらいから、練習を始め、3キロ、6キロ、10キロ…と距離を伸ばし、ハーフも走ってみるなど、自分なりに努力しました。

練習は仕事終わり、まっすぐ家に帰って夜に地元の駅まで走ったり、休みの日、ストライクの後などに走ったりしました。
長距離を走ってみて初めて体感する「痛み」もありました。服の「擦れ」や土踏まずに大きな水ぶくれ、親指のタコ…ショック!

今回、ハーフマラソンに挑戦することは、周りの人、友達には言わないでおきました。
(家族と挑戦することを伝えておきたい人以外には。)
完走できなかったら、嫌だし、なにより甘えがでてしまいそうだったから。。
励ましてくれるだろうし、無理しないでって気遣ってくれることもわかっていたし、そんな周りの声に甘えちゃう気がしました。

まさに「自分との戦い」でした。

「完走」だけが目標で、ただただ「完走したい」気持ちでいっぱいでした。

そのために体調にも気をつけてきたつもりだし、練習も無理なく続けてきました。
だから、大会直前に職場で5針縫う怪我をしてしまった時は
「何やってんだ、自分!!」
って、悔しくて情けなかったし、ショックでした。

それでも、大会2日前に抜糸もでき、当日も一番気になっていた天気も回復し、コンディションの良い中、本番を迎えることができました。

本番。

いよいよ始まるのだと、高鳴る胸が収まらず、カウントダウンとともにスタート!
先頭を走る、駅伝選手の信じられない速さの走りを前に、驚くとともに、一斉に走り出すランナーの人の足音…
もうそれだけで、感極まってしまいました。

ドキドキをなんとか抑えながら、ペースを掴むためにも、いつものように音楽を聴きながら走り出しました。
6キロくらいまでは、周りの景色を楽しむ余裕もあり、折り返し地点まで、
手をふって応援してくれる人、
お菓子を差し出してくれる子どもたち、
ランナーの家族の方、
涙目のおばあちゃん、
途中、自分の赤ちゃんのおでこに口づけしてまた、走り出すお父さん

…心温まる場面に何度も出会して、気持ちも和らぎました。

13キロを過ぎた辺りから、「関門」が近づくと同時に、不安がでてきました。
「完走したいけど、関門突破できないかもしれない…。」
そんな焦りが徐々に押し寄せ、余裕もなくなってきました。15キロ、17.5キロの2つの関門を過ぎ、それでもまだ、走っていられるということは、多分、まだタイムアウトではないのだろうと思い少しホッとしましたが、
2つの関門を越えることでペースが乱れたようで、ツラさがだんだんと増してきました。

残り3キロ

「苦しいだめかもしれない…」

途中、歩くランナーさんや足を引きずるランナーさんを横目に、少し心がおれそうになりました。

でも、ここで歩いたら、もう走れない気がして…

ただただ、前へ前へ走りました。

そして駅前、残り2キロ地点。

朝よりも多くの人が押し寄せ、応援してくれました。
もう苦しくてツラくてツラくて、うつむきかげんに走っていましたが、思いきってイヤホンを外した時、聞こえてきた多くの声援。。
「頑張って!!
「ナイスラン!!
「あと少し!!

多くの声援が後押ししてくれました。

自分の苦しそうな荒い息づかいも聞こえ、途中あと少しというところで、2、3人のランナーさんが倒れているのを見かけ、心苦しい思いもしました。

ゴールが見えてきた時

そこに、母と妹の姿が見えました。

ツラいけど不思議と
「笑顔」になりました。


そして、トラックへ。


ゴールが見えました。

大きな虹のようにも見えるゴールには、大きく
「FINISH」の文字。

デジタル時計は
「2時間1分」
が表示されていました。

ゴールを越えて芝生に倒れこんでいるランナーさんたち…

私も芝生に仰向けに倒れ、空を見上げると、
そこには、白い雲が浮かぶ清々しいくらいのどこまでも広がる青空。

ゴールできた!という喜びが込み上げてきて、涙で目の前が潤みました。

そして、ゲストランナーの谷川真理さんが、スタート時に話していた

「みなさんは今、健康だからここにいられる」
という言葉。

走り終わった後、本当に胸にしみ入りました。

一緒走ったランナーさん、声援してくださったみなさん、陰ながらいつも支えてくれた家族、友人、

そして、こうして今も動き続けているこの「カラダ」
本当に「感謝」の気持ちでいっぱいです。

「ありがとう。」

去年のあの苦しかった日々と同様に、今こうしていられるのも、周りの支えがあるからです。
そのことは、今でも忘れていないし、これからもずっと胸に残っているものです。

私は「完走」の目標を達成しましたが、これからまた、新たな気持ちでスタートがきれそうです。

記録 2時間1分37秒
ネットタイム 1時間59分36秒
順位 88位
総合順位 2983位/5890

「完走できたよ!ありがとう。」

にこニコニコ