舌癌や舌腫瘍 | 向ケ丘遊園 歯医者 近藤歯科のブログ

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有名な方が舌癌になられたようで、長期休養されるようですね。

舌癌は、口の中の癌の50%を占めています。舌の側面や舌の下の面に出来ることが多いです。

症状としては、しみるなどの刺激痛があり、見た目では、びらんやえぐれたような潰瘍または、硬い隆起や白かったりと様々です。

一般的に、癌は、硬くなり、表面が荒いという特徴があります。

口内炎のように表面がつるっとしたものは、明らかに悪性ではありません。

主な治療法としては、放射線療法と外科療法になります。

舌癌の外科療法は、原発巣の大きさによって、適切な切除範囲を選択します。

舌部分切除術、舌可動部半側切除術、舌半側切除術、舌(亜)全摘術があります。

また、下の顎の骨などに癌が進展している場合には、周囲の臓器を含めた複合切除が必要です。

舌の癌は、別の部位での癌の既往のある方などは、注意が必要です。

また、なかなか治らない口内炎と思っていたのが、実は癌だったということもあります。

こういった面からも早期発見、早期治療が必要になってきます。
舌に気になるところがあるから診てもらうではなく、痛みや所見がない何もない時から定期的な検診を受ける事が重要です。


重度になってからでは遅いのです。
日頃から若い時から定期的に検診を受け清潔なお口の中を保つという意識が最も重要と考えます。

気になる症状がある方は、まずは近くの歯医者さんにご相談ください。



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