昨晩に茹でた ゆでたまごを食べています。

お陰さまでうちの娘は本日をもちまして、一歳と5ヶ月になりました。ありがとうございます。昼間には荒川彩湖公園までピクニックに行って来ました。暫くは娘の顔を観れなくなるのでサビシイです。娘は歩くのも喋るのも上手になりました。

そして今、オフクロから貰った大量の冷凍豚肉を大量に焼いたものを肴に「いいちこ」を呑んで贅沢しております。最近のマイブームはビリージョエルで、オネスティって曲を初めて聴きました。とってもいい曲ですね。この歌詞を書くまでの経緯や いんぐりもんぐりは知りませんが、「誠実」って言葉には大抵の価値観を皆が心を寄せている筈です。そんなドメスティックな部分にも僕は心を打たれてしまいました。そのあとに観る彼のヒット曲「ピアノマン」、ぐっと来ます。是非とも皆も寄ったときにYouTubeサーフしてみてね。


①オネスティ 観てから
https://m.youtube.com/watch?v=LNpbDzNG45Q



②ピアノマン
https://m.youtube.com/watch?v=MWUy-OZYWxs


けっこう酔っぱらってると泣きます。



泣ける歌より、泣いてる歌がいいって友達が酔ってSNSで呟いていた。そんな言葉に少しだけ救われました。泣ける歌なんて一回も書いたことないけど、「ちくわくんの歌は泣ける」なんて言われたりします。でも、君が泣くより前に僕は何百回回も泣いています。それでも言われるのは嬉しくて、共感ってよりも僕の「こんなもんです僕は。ウオー!」そんな姿に泣けてくる…そうやって泣いてほしいです。僕はこんなもんです。だって、いつだって本気の本気なんだもの。これ以上できましぇーん。


これ めっちゃいい写真
鍵屋一座も総勢9名になりました。

音楽的にはアマチュアなのかもしれないけど、サービス精神や真心や心構えはイッパシのプロフェッショナル集団だと思っています。だって、僕たちはいつも笑ってるし、お客さんも全員笑っているよ。

歌い手「俺はプロフェッショナルだからお金をもらう。歌ったんだから金くれよ。」より、お客さま「あっ、あの人歌を人前で二時間ばかし歌うだけでお金をもらってる!…。んー、そーだよな、彼はプロフェッショナルだもんな。お疲れ様!いいライブだった。応援してるよ!君に一票!また来てね!皆は好きじゃないかもしれないけど、僕は好きだよ!」そんなサバイバルな時代になってきて嬉しいです。

「聴く側」の皆さん。よーく考えて下さい。貴方が聴きたい歌を聴きたいときにだけ聴けばいいのです。生活が第一にあるのですから。しかし、忘れてはなりません。いつまでも聴きたいなら聴かせる側のミュージシャンを応援して下さい。あなたの一票(お金)は、そのミュージシャンの寿命を延ばしますし、若いのなら才能も延ばすことになるでしょう。聴き手も歌い手も居なくなったら、貴方の好きな音楽はなくなります。僕は聴かせる側でもありますし、聴く側でもありますので、こんな気持ちで日々を過ごしております。極論を言ってしまえば、仮に僕が歌えなくなっても「僕が好きな音楽を聴く事が無くなる事」があってはならないと思っております。

最後にもうひとつ。出来る限り「投げ銭ライブ」って止めたいと思ってます。(自分が主催する。)

投げ銭ライブって銘打ってライブするくらいなら「無料」にしたいと思ってます。でもね、音楽はタダじゃないんですよ。そのライブが3ヶ月前に決まって、そのライブの当日に無事に歌い終わって、家に帰って一瞬ホッとするまでがライブなんです。宣伝もしたり、訓練もしたり、細かいことを言ってしまえば、その日が来るまでに何度もギターの弦も換えてますしギターも劣化してメンテナンスしてます。それは、僕個人的に僕が思うに。素敵な音楽に出会えば応援のつもりでCDを買うし、酒も奢ってる。それくらいでいいんじゃないかな。その半面、真逆の事もありますよ。

呑み屋の常連「あっ!今夜は投げ銭ライブかぁ。じゃぁまた次の機会に呑みに来るか…」ってその店の常連が帰ってしまう様じゃ本末転倒なのです。だって狙いは「不特定多数の人に観てもらう聴いてもらう」ですよね。

マスター「いらぅしゃい。お疲れ様。今夜は早かったね。」常連「最近は暇でさぁ。ん?今夜はライブ?」マスター「そうそう、あのこ頑張ってるから今夜は店で歌わせてやってるのよ。」常連「ほほー。」マスター「ところでなに呑む?」常連「じゃあ、最初はビールかな。」マスター「あいよ。」常連「(ほー、マスターの言う通りけっこうやるじゃん。ちょっと聴いてみるか。)」

そんな感じの世界になったら嬉しいです。投げ銭ライブだからといって金は払わないで下さい。だけど貴方の心が少しでも打たれたら沢山のお金を払って下さい。その気持ちを大甘にみてもらってミュージシャンを応援してもらえたら、音楽も夜の繁華街ももっともっと賑わって、毎日がお祭りのような夜になると思います。政治や法人や行政や聖人が堂々と嬉しそうに言ってる「芸術」やら「アート」やら「表現活動」とやらは昼間には絶対に起こらないし有り得ないし、感動や奇跡は夜のために大人のためにあるものです。それがもしかしたら「娯楽」ってもんなんでしょうか。子供はそんな世界に憧れて「早く大人になりたい!」って思えばいいよ。

今夜は長々と失礼しました。