應援團が在りし日、どこで練習をしていたかふと気になりまして、思い出したり先輩方にお聞きしたりしたとろこ、大凡、以下の様な感じになります。
・旧2号館屋上(旧2号館は阪神大震災の際に被災し取り壊されました)
・旧バスケットコート(図書館の東隣。現在はありません)
・体育館の舞台
・グラウンド(阪神大震災後、5号館が建設され現在ではかなり縮小されています)
【旧バスケットコート:背後には現存する1号館が見えます】
練習は基本的には昼休みでございますが、乱舞祭や乱舞の集いが近づいて参りますと、数ヶ月前より夕方からの練習も付け加えられます。
昼休みは上記4か所のうちの何処か、夕方以降は体育館で行われるのが常でありましたが、時代が下り、48代目近くになりますと、昼も夕方も体育館で行われる事が多かった様です。
夕方に練習が行われる場合は、殆どが演武や乱舞の稽古でございますが、昼休みは毎日、練習がありまして、発声練習から始まりその大半が筋トレに費やされます。
科学も進歩し人間の体はどう鍛えるのが効果的かという事も随分と解明されて参っておる様でございますが、我が團では効果的に体力を向上させようとか美しく筋肉を付けようとか、そういう発想は絶無でありまして、例えば腕立て伏せなら腕立て伏せばかり延々と行ったりします。インターバルの代わりに先輩方の愛の鞭を頂戴しながら、先輩の「止め」の号令まで100、200…とひたすら続く訳であります。
應援團の練習は基本は発声練習でございますが、加えて腕立て伏せ、腹筋、四股が根幹となる練習になります。通信販売で振動するベルトなぞを買わずとも我が團の練習にすれば短期間で見事に腹筋は割れます。【続く】
八代目甲南大學應援團OB会広報委員会