祝!甲南大学バレーボール部 1部リーグ制覇! | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

昨日5月19日(日)、大阪産業大学で開催されましたバレーボール関西1部春季リーグ最終戦において、甲南大学が悲願の優勝を成し遂げました!ここまで8勝1敗で首位を独走する我が校を、前回覇者・近畿大学が7勝2敗で追いかける展開でございます。セット率で勝る近大と最終決戦を行い、勝った方が優勝というまさに天王山であった訳であります。

ここまで1敗を喫している甲南でありますが、その相手こそ近大であり、戦前は甲南不利との下馬評でございました。ところが試合が始まってみますと、ここ数試合、薄氷を踏むが如き勝利と言っても過言ではなかった我がチームは別人の様に躍動しております。控えの選手からも盛んに声が飛び、勝利への執念が強く感じられました。また甲南の選手はボールが地に落ちるその瞬間まで決して諦めず、またサーブミス等の防げるミスが少なく、高い集中力を発揮しておりました。素人目では個々の選手の技能は近畿大学の選手の方が高い様に感じましたが、それを上回る勝利への執念と高い集中力で見事、優勝を勝ち取ったバレーボール部の雄姿に深い感銘を受けました。
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以前に書かせて頂きましたが、昨今のバレーボールの試合は選手の保護者の方や同部OBの諸先輩方が多数、観戦にお越しになられておりますので、我々は隅に座って試合観戦をしながら得点が入れば拍手を送る、というだけに留める様、努めておりました。しかし一進一退の白熱の攻防に知らず知らずのうちに「よっしゃー!」とか「いけー!」とか「決めてまえ!」などと叫んでおりまして、ふとどうも浮いているような気がする、と思ったら近大の応援席に座っている事に気付いた程であります。せめて太鼓一張さえあれば、今の甲南の勢いを後押し出来るのに…と切歯扼腕する場面が多々あり、應援團の必要性を痛感致しました。ただしかつての様な応援手法を改善し、観客の年齢層や空気を鋭敏に察知し、最もその場に合致したスタイルで会場全体で甲南を後押し出来る様な応援を心掛けるべきでありましょう。そしてもっと多くの学生、卒業生の皆様に会場に足を運んで頂ける努力を行う必要もございます。

何はともあれバレーボール部の皆様、誠におめでとうございます。

【優勝決定の直後、濱頭監督と】
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八代目甲南大學應援團OB会広報委員会