皆さんは悲しいときは何を聴きますか?

僕はこれです


Bright eyesFevers and mirrors


Bright eyesは実質コナー・オバーストのソロユニット。(ちなみにコナっていうのは僕のあだ名だったり

このアルバムは2ndになるのですが、なんと・・齢19歳のときのアルバム。

現代のボブ・ディランとかニール・ヤングと言われています。


ジャンルはオルタナティブカントリーかエモ・・ブルースやフォークの匂いもします。

歌が上手い!とかじゃなく寧ろ下手かも・・。

歌い方が凄いんです、歌声で喜怒哀楽を表している感じ。

サビを繰り返すことなんて全くない・・・韻もほぼ無視、ただただ感情のままに歌う。


A spindle,a darkness,a fever,and a necklace」から始まる。

コナーがメキシコ人の女の子に英語を教えてる所からスタート(一曲目はこういう入りが多い。


A scale,a mirror,and these indifferent clocks」「The calender hung itself

別れた恋人への未練・・少しストーカーチック。

2曲目のほうはミドルテンポ、3曲目はエモエモな曲。


もうとにかく詩が暗い・・2ndの詩はすごく鬱。

アリエネットという恋人への曲が多く、自責の念に駆られてたり、罵倒してたり・・。


Haligh,haligh,a lie,haligh」一番好きな曲なんですが、これまた未練未練。

恋人の使ってた鏡に話しかけてまで、失ったものを探そうとするコナー。

「選択を迫られる」(恋人にもう一度アタックなのか?)「実行するのか?それとも辞めるのか?」

こう叫んだ後、呟くように

「だけど、君はそうしたいのか?」

・・・・グフッ


Sunrise,sunset」どんどん感情的になっていく曲。

最後に「どこにいるんだ、アリエネット?どこにいるんだ、アリエネット?」

お前は馬鹿だ!って歌ってる所凄すぎですよ・・


An attempt to tip the scales」ポップな感じな曲だけど、

「名前、顔、会話。それは、感情みたいなものだから。なんだったのか思い出すことは出来ない。」

・・・

「冬は終わる。僕は血管をきれいにする。死にそうだ。だから、僕はこれで再び生きることが出来るんだ」

ううう・・・悲しいなぁ


この曲の終わりからコナーへのラジオインタビュー

終わりの方で視聴者が、ファッ○ンソングだぜ!ウハハハ、みたいなことを言い出し、

A song to pass the time」僕を解放してくれるのは歌だけだ!なんていい曲なんでしょ・・

「彼らは笑うのだろう。僕の平凡な歌を」笑いません、泣きます!!


一枚が物語になっている感じ。

歌詞が凄く綺麗なので、国内盤をお薦めします。

めったに歌詞なんて読まないんですが、彼のは読み応えありますよ。

アーティスト: Bright Eyes
タイトル: Fevers & Mirrors
アーティスト: ブライト・アイズ
タイトル: FEVERS AND MIRRORS

上が輸入盤、下は日本盤です。日本だけ仕様が違うのです。

ついでにBright eyesの所属レーベル 、新譜のですけど視聴できます。


この頃のコナーは自殺しそうな人no.1って感じでした・・