今回の講義内容は「検索エンジンの変遷と進化」についてです。
1993年にインターネットが誕生してから現在、世界中のWebサイトの数は10億を突破し増加しています。誕生したばかりの頃はサイト数が少なかったのでキーワード検索はありませんでした。
我らがYahooもかつては「カテゴリ検索」でサイトを検索できるようにしていました。
しかし爆発的に増加していくサイトを手作業でカテゴリに登録していたYahooは「もう無理!」とカテゴリ検索を2008年に終了しました。
Yahoo、Googleでは世界的に見ると圧倒的にgoogleがシェアされているのに対し、日本はyahooを支持していることがわかりました。
Yahoo とGoogleはどちらで検索しても順位は同じです。
なぜなら、YahooとGoogleの検索業務の提携が2010年12月から始まったからです。YahooはNAVERまとめや知恵袋、画像検索結果等を挟みつつ表示しています。
Gooleは検索結果の上位に広告を表示してします。その広告収入がGoogleの収入になっているのです。Googleは広告代理店とも言えます。
キーワード検索の際にGoogleが考える検索順位の決め方は以下の通りです。
1.検索したキーワードが含まれているか(ブログ名、ページ名、ページ内)
2.キーワード検索したユーザーにマッチするか(情報の多さ、濃さ)
3.サイトを訪問したユーザーが満足するのか(たどり着きやすさ、わかりやすさ)
Googleが恐れ、困惑しているリンクとアプリ検索。
リンクをシェアしてサイトに飛んだり、スマホアプリで検索したりする人が増えていてSEO対策が困難になりGoogleは困っているようです。
最後に「検索やSNSに依存せず、自分の脳を鍛えましょう」
検索で答えを見つけるのではなく、自ら発信するばかりではなく、より深く理解し合うために沈黙を大切にしましょう。というローマ法王のありがたいお話でおしまいです。
言葉を介さないコミュニケーションも大切ですね…。
横田秀珠先生のサイトです↓