地元の講演会も無事終わりホッとしています。
2016年1月、初めて登壇!いつかは地元でも話したいと考えていました。
2017年2月、こんなに早く実現するとは思ってもいなかったので本当に良かったです。
50分程話しましたがあっという間でした。
脳炎を発症し治療をしながら営業復職を目指していた頃の話。
認知症と診断されたあと、職場の同僚に正直に伝えて、認知症を正しく理解してもらうために
「認知症サポーター養成講座」を同僚と一緒に受けたと話しました。
私は会社の理解と配慮のおかげで働ける。
たくさんの社員のおかげで働ける。
感謝の気持ちでいっぱい。
私の会社のような企業が増えて欲しい想いと、認知症と就労の課題。
そして認知症の人なら共感してもらえると想う世界観についても話しました。
覚えることが苦手。 家の周囲でも迷う方向音痴。 とても疲れやすい頭。 感情のコントロールが難しい。 漠然とした不安と恐怖に、前触れもなく襲われる。 社会のスピード!?色々なスピードが速く感じて、ついていけずに怖くなる、困惑することがあると話しました。
そんな世界観を話したことが、役に立ってうれしくなりました。
講演会のあと私に声をかけてくれた人がいました。
「私の祖母も認知症ですが大城さんの話から祖母の気持ちが少し分かりました」 「祖母の不安な顔、理由が分からなかったけど大城さんの話から気付きました」 「祖母にも言葉にできない不安・恐怖感や私のイライラが祖母に伝わり、祖母も何とも言えない気持ちになったのかも ・ ・ ・」
言葉にすることが難しい世界観。誰かの役に立てたら、誰かの気持ちを代弁できたら幸いです。
これからも発信し続けます。
でも来月は講演会をお休み、出版に向けて執筆です。
仕事、講演活動、執筆をこなすことは不可能。執筆に集中します。
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