エステーが線量計を10月発売!希望小売価格15,750円 | コミパチのブログ(ひとり放射能から子供を守る会岩槻)

エステーが線量計を10月発売!希望小売価格15,750円

防虫剤のムシューダとか 消臭剤の消臭力などで有名なエステーが

家庭用の線量計を10月20日から発売するとのプレスリリースがありました。

希望小売価格は15,750円とお手ごろ価格です。

http://www.st-c.co.jp/topics/2011/000387.html


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以下転載します。

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プレスリリース

2011/7/26
生活者の不安を解消するため
首都大学東京と共同開発 家庭用放射線測定器
「エアカウンター」を新発売
一般家庭で安心して使える性能と価格を実現!

コミパチのブログ
エステー株式会社は、首都大学東京の放射線安全管理学の専門家である福士政広教授の監修の下、同大学との共同開発により、一般家庭でも安心して使える性能と価格を実現した家庭用放射線測定器「エアカウンター」を2011年10月20日から、関東、東北を中心としたドラッグストア、ホームセンター、またインターネット通販などで新発売します。出荷数は1万個を予定しています。
希望小売価格は、税込み15,750円です。
また、この「エアカウンター」には、同教授が併せて監修した放射線等についての基礎知識を掲載した小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」もセットになっています。
目に見えない放射線で、日々、不安にさらされている多くの生活者に向けて発売するこの「エアカウンター」は、エステーとして何か役に立てることはないかとの“思い”、そして子供たちが将来、安心して暮らせるために“今、何が必要なのか”に対する答えから生まれました。
エステーではこれまで日用雑貨品に電子、電気を利用した製品を多く開発してきた実績を踏まえ、見えない放射線を見えるようにするため、高額で一般家庭では手を出しにくかった放射線測定器を、首都大学東京の※福士政広教授の監修の下に共同開発、設計・製造しました。機能を絞り込む一方、本体デザイン等には気鋭デザイナーの※佐野研二郎氏が担当。これによって一般生活者が安心して使える“性能”と“価格”、そして“使いやすさ”と“分かりやすさ”を実現しました。

エアカウンター」は、自宅や家庭菜園場、公園の砂場など放射線が気になる場所で、地上から1mの高さにおいて放射線のひとつである空気中のガンマ(γ)線を0.05μSv/h~9.99μSv/hの範囲で測定します。(μSv/h=毎時マイクロシーベルト)
測定の仕組みは、放射線1本が入ると半導体センサーが反応し、発生した電荷を信号に変えてカウント、時間あたりのカウント数を放射線量の換算式(セシウム基準/Cs137)によって、1時間あたりの人に対する放射線の影響がどれだけあるかを表す単位である毎時マイクロシーベルトに変換し表示します。半導体センサーには、医療機関で使用されるエックス線計測器の技術を応用したシリコンフォトダイオードを使用しており、β線をカットするフィルターを内蔵しているため、より高い精度でγ線を測定することができます。
この測定値については、国の認定を受けた第三者機関によって、国家標準に基づいた校正を実施し、承認を受けています。
電源は単4アルカリ電池2本。1日1時間の使用で約2ヵ月使え、連続使用の場合は、約50時間です。また、精密な本体を衝撃やキズ、放射性物質による汚染から保護するシリコンジャケットを付属しています。

この「エアカウンター」の開発と小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」の制作にあたっては、報道番組等での放射線解説にあたる首都大学東京大学院、人間健康科学研究科放射線科学域の福士政広教授が開発当初から監修を行い、同大学と共同開発を行っています。
福士政広教授は同大学及び大学院において核医学画像の定量化に関する研究と放射線防護に関する研究を専門とする放射線安全学における第一人者です。
また、「エアカウンター」の本体やパッケージのデザインは、MR_DESIGN代表のアートディレクター・佐野研二郎氏が担当しました。
本体は82mm×62mm×34mmの丸みを帯びたコンパクト設計で、持ちやすく、使う人にやさしいデザイン。ボタンひとつで簡単に操作ができます。表示部には40mm×25mmの大型LCD液晶を採用し、文字も大きく見やすくなっています。

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小冊子【正しく覚えよう!放射線の基礎知識】
報道や風評による不安を抱える中、「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」は、第1章の「放射線とは何ですか?」から始まり、第5章の「放射線に関する疑問あれこれ」のQ&Aまで、A5判フルカラー20ページにイラストや画像を多用し、放射線に関する情報を網羅しました。
第1章では、日本における自然放射、放射線と放射能の違い、報道等で頻繁に出てくるベクレルやシーベルトなど単位の定義、第2章「放射線を浴びるとどんな影響がでるのですか?」では、日常生活での被ばく、放射線の人体への影響、第3章「被ばくを防ぐには?」では、放射線防護の原則、公衆の線量限度、第4章では「日本の現状とは」として最近の報道で話題になるホットスポットについてなど、最後の第5章では、洗濯物や布団を外に干して大丈夫?や子供外で遊ばせても大丈夫?など素朴な疑問に答えます。
なお、「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」は、首都大学東京の福士政広教授が監修しています。

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【開発の背景】
消臭や香り、除湿などの機能で快適な生活空間創りの役に立ちたいと常に考え続けているエステーは、今回の大震災にあたり、放射線の不安にさらされている多くの生活者に対しても役に立てることはないか、と考えました。
そこで、放射線の専門家から一般家庭の主婦までの様々な方から意見を聞きました。その結果、現状の高価で専門家向けに設計された放射線測定器は、一般家庭ではなかなか手を出しづらく、このため放射線の実情もわからないことから、不安解消には至らないという事実がわかりました。
エステーでは、「消臭プラグ」や「自動でシュパッと消臭プラグ」など、電気を利用し、これまでにはない機能をもたせながら、シンプルで使い易い商品の数々を開発、発売してきました。こうした実績を踏まえて、生活者の不安を少しでも解消したいと最低限の機能と使い勝手を融合させた放射線測定器を、放射線等を専門とした大学の研究室と産学連携することで共同開発しました。
10年先、20年先を見据えながら、子供たちが将来、安心して暮らせるために。そのために今、何が必要なのか。そうした考えから生まれたのが、家庭用放射線測定器「エアカウンター」です。“空気をかえよう”をスローガンに掲げるエステーが、一般家庭でも安心して使える性能と価格のバランスを追求した、時代の要請に応える新しいエアケア商品です。
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転載ここまで

セシウム137を基準に校正されているようです。GM管式ではなくてSI半導体検出器ですね。シンチレーション式よりも高い分解能を持っているとの事で低線量の測定に向いているようです。測定範囲も0.05μSv/h~9.99μsv/h とのこと

この金額ならば線量計の購入を躊躇っていた方も手を出しやすいかもしれません。

私の中華製よりも安心感がありますしね。

ガンマ線のみの計測ですが、シンチレーション式もガンマ線のみの計測ですし、ベータ線を測れるガイガーも限られています。 アルファ線しか出さない物は中々簡易な計測器では測る事はできませんしね。

これは、名前のとおりの空間線量測定器ですが、 もともとガイガーなどでは野菜の被曝量などは測れませんし(反応するようだったら、かなりの汚染です。)

急な線量の上昇などを確認する意味では十分な機能を持っていると思われますので、私も購入したいと考えています。