差し鴨居 | 武知美穂の古民家再生ブログ

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築115年の古民家再生現場で打ち合わせでした。



写真中央のこの建具、既存の建具です。建築当時の物ではないですけど、まだ使えるので使います。



ただし、少々リメイクはしますけど!!!


愛媛の古民家鑑定士 みほりんの日記



この建具の上の梁、「差し鴨居」といって、梁せいは1尺3寸(約39cm)くらいあります。



「差し鴨居」とは、柱や梁などの構造体を組み上げる時に、建具の鴨居として差し込んでいく梁の事です。



この古民家の梁は、ほとんどがヒノキが使われています。



よくこれだけの大木のヒノキが揃えられたものだと感心します。



現場はあと2週間で完成します。