ネットから抜粋した文章です。。

手術後の痛みは、皮膚の痛みだけではありません。手術をした場所は神経が通っていますので内臓も同様に痛みを感じます。腹腔鏡・胸腔鏡といった皮膚を切る範囲の小さい手術でも、手術内容自体は開腹手術と大きな大差はありません。
硬膜外麻酔とは背中から麻酔をする方法の1種で、当院では主に全身麻酔下での手術に併用して行われます。全身麻酔単独では、術後の痛みに対応できないと予想される場合の手術術式に行います。硬膜外麻酔は全身麻酔から覚めた状態でも痛みに十分対応できるといった利点を持つ麻酔方法です。


【硬膜外麻酔の手順】

手術台の上で側臥位(横向き)になり
前屈位の保持(エビのような姿勢)

背中の消毒

皮膚の麻酔

硬膜外針の挿入

硬膜外カテーテルの挿入

仰臥位(仰向け)への体位変換

全身麻酔へ




【全身麻酔の手順】

マスクによる酸素の吸入

点滴からの麻酔薬の投与

入眠後、気管チューブなどによる気道確保

手術開始

手術終了

麻酔薬の投与終了

麻酔からの覚醒

意識・呼吸の確認、気管内分泌物の除去

気管チューブの抜去

マスクによる酸素吸入

宿泊室へ