「バスで桜の枝を抱えて乗ってきた人がいて、その人に『きれいですねぇ』と声をかけたら、『そうでしょ、これはもともと日本から来たのよ』と、言われたんですよ。

アムステルダムのガイドさんが誇らしげに、そんな逸話をはなしてくれた。

 

※下の写真は金沢と姉妹都市のゲント(ベルギー)の公園にて

オランダでは桜のことを『ヤパンスケルセン』というのだそうだ。

 

今回の旅では、ちょうど八重桜が咲き誇っているのをいろんな街で見かけた。チューリップで有名なキューケンホフ公園でも、こんな↓

帰国後、アムステルダムの友人にあらためて訊ねてみると、JAPANSE KERSSENと書く。これはいろんな種類があってもサクラ全般をそう呼んでいるようだ。日本みたいに桜の種類と名前を細かく知りたいと思うオランダ人・ヨーロッパ人は、そうは多くない。

 

これまで幾度も、日本からの方に花の名前を尋ねられた現地ガイドさんが「さぁ、この時期いつも白い花さかせてますね」程度の答えしかしてくれなかったことがある。

そこへいくと日本人は概して植物好きな人が多いと感じる。

 

小松はまだまだ・・・ですが、ちょっとずつ興味をもつようになってきました。