アルバカーキを訪れることになって、見どころを探したら、いちばんに上がってきたのがこのロープウェイだった。
サンタフェから一時間ほど。ぐるり360°が地平線の中を走ってゆくとアルバカーキの少し手前から左手に岩山が見えてくる。
この山、資料を見ると高さは3100mにもなる。アルバカーキが標高1600mに位置しているので、そんなものか。
この頂上まで、全長4.5㎞のロープウェイで登っていくことができるのだ。
町の手前の出口から「サンディア・ピーク」の標識で降りて乗り場へ。
今日はお客さんが多いからどんどん運航していて、二十分おきには乗れる。
午後の光が岩山を照らす。たった二本だけの支柱で頂上までいっきに運んでくれる。
この支柱をこえると、はるかむこうに終点の頂上が見える。
頂上からはかすむ地平線に向けて広がる平たい平たいアルバカーキの町が眺望できる。
このサンティ・ピークは独立した山で(山脈のひとつではなく)、裏側もまた平野が続いている。今上ってきたのとは逆に降りてゆくチェアリフトもあって、とても楽しそうだったので乗りたかったのだが・・・最終のケーブルに間に合わなそうだったので断念、残念!
アイデアとしては、車を回送して、この二つを両方楽しむ観光というのが可能かもしれない。
下の写真のように、このサンディア・ピークは平原の中の独立した山として存在しているから。
車が山を回り込んでお迎えしてくれるのに、どのぐらい時間が必要かが問題ですが(笑)
一台五十人乗れるのだが、下りは混雑していて二台待つことになった。
★世界一の長さなのか?
駐車場に入るときに渡された案内には、確かに「世界一の長さの」と書かれている。
1966年の開通時には確かに世界一だったのかもしれないが、現在ではどうなのだろう?
下はチケット。フライトナンバー25とは、今日25本目の運航だというこ。ここならではの表現だ。