午前中のモンサンミッシェル観光を終えて、バスでシャルトルへ向かう。昼食の予約はどこにもしていない。夕食をしっかり食べる予定だから、どこか途中のサービスエリアで軽く、と思っていた。
ドライバーに相談すると、「うん、それじゃフージェールでちょっと止まらないか?」と提案してくれた。こういう提案が出来るのを「良いドライバーさん」というのです(^^)
一般的なツアーで何度か近くを通過して「なかなか写真映えのする城がある街だなぁ」と思っていた。あらためて調べてみると、15世紀頃、ブルターニュ国の国境の砦として堅固に建設されているのがわかった。
よし、訪問してみましょ!(^^)
こんなことは《手造の旅》なければ出来ない
★12世紀に建設された13個の塔が残り、中世の数多くの包囲戦で知られる(ブリタニカ辞典より)
また、ブルーターニュでつくられた塩の密輸にもここが利用されていたと、WEB辞典の説明にあった。
弓形の丘の上に細長く旧市街が延び、その端に堅固な城が築かれている。
こういう地形は実際に訪れなくては分からないものだ。
折も折、運良く「中世祭り」をやっていました(^^)
たった三日のお祭りにでくわすなんて幸運
弓形の旧市街。いちばん高いところを目指して登ってゆくと、そこの公園から地形がよくわかった。
眼下の、弓形の内側にも旧市街がひろがっているのが分かる。
ここも歩いてみたいとおもったが、さすがに時間がたりません。次回(いつ?)もっと下調べをしてから訪れるべし。
ふたたび坂の市街を下り、祭りをやっている城の周辺へ下りてゆく。
街の紋章と思われるものがあった。
あとから調べてみると、下の様なデザイン。
上のバナーはブルターニュ国をあらわすアーミンの毛皮。
下はシダ(羊歯)の葉。軍事的なシンボルになると解説されていたWEBページを見つけたが、それ以上はしらべきれていない。